新型エクリプスクロスPHEVはどんなユーザーが買うのか?〜我が家がクリーンディーゼルモデルを選んだ理由

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モデルチェンジしてPHEV追加なった新型「エクリプス クロス」

先日、公益財団法人日本デザイン振興会の主催する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞、巻き返しなるか、とごく一部で期待されていますが…なんだかヒットする予感がしない…というかこのクルマ、どんなヒトが買うのだろうか?

PHEVはまさにEVOモデル

5年前に一泊二日試乗したアウトランダーPHEVで300km程いろいろ走ってみた感想だけでも動力性能はとてつもなく高くて、200kg以上軽い(確認するとあまり変わらない…)エクリプス クロス(試乗レポートでは”アウトランダーより重いくらい…”のコメントもありますが)ならまさにEVOモデルと言えるくらい凄まじいだろうなぁ…とは想像出来ます。

実際、三菱自動車がサーキットに試乗コースを選んだのもパワーを売りにしたかったのだろうし、評論する方も他の要素としてあえて特筆すべき新しい材料を見つけられない風でもあります。

PHEVで燃費が良いワケではない

PHEV=ハイブリッド車と聞くとトヨタ・プリウスを思い浮かべるように環境性能云々以前に「とてつもなく燃費が良いクルマ」という印象を持ちますが、三菱のPHEVは果たして燃費が良い…とは言えません。

新型「エクリプス クロス」 PHEV vs ガソリン
(三菱自動車H.Pより転載)

難しい書き方しておりますが、EV電池走行で走れる60km内外であれば相当に効率良い印象ながら、電池切れしてハイブリッド走行になると….そうでもないというクルマです。しかしながらEVO動力性能でこの燃費なら”悪い”というのには当たらないかもしれません。ただ思ったほど”とてつもなく燃費が良い”ワケではないというだけです。

ちなみに我が家が購入した旧型クリーンディーゼルモデルだと…

旧型「エクリプス クロス」クリーンディーゼル
(旧三菱自動車H.Pより転載)

購入後5000km超えですが、市街地走行でも平均12km/Lを割り込むこともなく、高速道路走行では16km/L以上燃費が伸びることもあり、概ねWLTCモード計測以上に良好。現在のトコロまだ軽油価格はガソリンより25%くらい安いので、ガソリン換算で16〜20km/Lの燃費です。ただ走行距離が伸びてDPFフィルター性能の劣化とか始まると燃費の方も悪化するのでは…とか心配ごとはあります。

新しいシステムではないPHEV

世界に先駆けて開発された三菱自動車のPHEVシステムですが、今回発売される新型「エクリプス クロス」に搭載されるPHEVシステムは、5年前に我が家が試乗したアウトランダーPHEVに搭載されていたモノと基本的に同じモノです。残念ながら5年以上前に構想発表されたエコPHEVなるものの開発は進んでいなかったみたいです。

トヨタ・ヤリスクロス ハイブリッド4WD

できればこれくらいのコンパクト価格レンジのエコPHEV車を先行開発してもらいたかったトコロです。

「走る大容量バッテリー」という魅力自体は変わりませんが、如何せん実質装備価格400万円のクルマ、庶民価格には不釣り合いだしクルマの性格からも離れたウリ文句、是非ともエコPHEVに期待したいです。

いろいろ考えると新型「エクリプス クロス PHEV」を買うヒトってかつてのランエボ世代、10年経過した「ランエボ世代ファミリー」くらいしか思い浮かびません。もし三菱自動車がそれくらいのスモールマーケット狙いで新型「エクリプス クロス PHEV」を追加投入したのなら、マガジンXの「喜怒愛楽」が酷評した「ターゲット層が曖昧」も払拭というモンですが、環境負荷が高いと連呼されるこのご時世、世界的な将来マーケット(いつになるのか判然とはしませんが)戦略としては、クリーンディーゼルは早めに引っ込めようということだったのやもしれません。

 

新型エクリプスクロスPHEVの評論家試乗記は「まさに現代のランエボ」評一色です。

たぶんこんな風だとフツーのガソリン仕様のエクリプスクロスが売れなくなって、モデル全体としての販売台数としては激減…と予想したりします。

 

クリーンディーゼルモデルを選んだ我が家

我が家が今年の6月に旧型「エクリプス クロス クリーンディーゼル」購入を決める以前から新型「エクリプス クロス PHEV」年内発売情報や「クリーンディーゼルモデル消滅」情報は掴んでおりましたしPHEV性能も体験済みのうえで、PHEVというより電気自動車では「体に運転のリズムを刻めない」という感覚的なものがあったし、「3500rpmで頭打ち傾向が強い」と評論されておりましたが、そんなとこまでエンジン回すシチュエーションはまずありえなくて(軽く100km/hオーバー)性格的にもクリーンディーゼルモデルはジェントルな走りに向いています。

そもそも年間2万km超走行の我が家、低速トルクが豊かだった旧型カングーでハイギアード走行に慣れて以来、昔のディーゼル車の乗り味を思い出し次期クルマは「4WDディーゼル」がターゲットでしたから、購入予算も加味すると選択肢はかなり限定されるワケだし、気になるサービススペックもおおよそ世間様とは違った視点でクルマを見てきたこともあって必ずしも「エクリプス クロス」のスタイリングやS-AWC性能が選択要件上位にあったワケではありません。

さらに言えば世間の目を気にして「環境性能に配慮した」電気自動車を買うなどという選択は我が家にはありません。

「旧型エクリプス クロス」予防安全性能・衝突安全性能

ウチのつれあいの通勤車にもなるクルマですから燃費が気にならないハズもなく、さらに次期クルマに期待したい今風の要件として「安全性能」を挙げておりました。

 

我が家の話…「何故CX-5にしなかったの?」

たまに聞かれることですが….スペックを比較するとマツダCX-5の方が良さげに思えます。しかしながら我が家ならではの理由がありまして…

支払う金額に対してスペックや見てくれで言えばお買い得感あるのはマツダのクルマな気がします。ベースグレードのディーゼル4WDで300万円そこそこ、実際の見積価格ではウチの中古「旧型エクリプス クロス ディーゼルモデル」と大きくは違いません。

とは言えクルマはその味わいが体にフィットしないと旨くつきあえないものです。「旧型エクリプス クロス ディーゼルモデル」は、およそこのクルマのコンセプトらしからぬ古典的なゆったり感で日常をドライブ出来るし、いざというときの力感は頼もしくもあり、クイックな操舵系とのギャップを楽しめております。これがCX-5だったらよく出来たフツーの国産車だと感心はすれど面白みない落胆という奴にハマったやもしれません。

さらに言えば最終選考まで迷ったのがこのクルマ

プジョー・リフター

全長:4403mm
全幅:1848mm
全高:1878mm
ホイールベース:2780mm
エンジン:直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
最高出力:130ps/3750rpm
最大トルク:300Nm/1750mm
トランスミッション:8速AT
価格:336万円

これならカングーから乗り換えてもドライブライフスタイルの延長線上にあるやも…とか思ってましたが、実車のシートに座るとなにやら違和感があって直感的に「違うかな」と思ったりで、やはり今度は「本格オフロードSUV仕立て」の「4WD」にこだわってみようかとなった次第です。

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