旧車レストア技術を学ぶ大学:McPherson College 〜日本の職業訓練校もこんなだったら大人気かも...

さすがというかアメリカには「旧車レストア技術を学ぶ」学部を持つ大学というのがあります。日本だと丁稚奉公のようにコツコツ始めてなかなか習得が難しい様々な技術(板金・溶接・塗装・機関修理・内装修理・部品製作...)をまとめて学べてしまう夢のようなトコロです。

http://www.mcpherson.edu/autorestoration/

「旧車レストア技術を学ぶ」ことは古き良き時代の技術を集約した温故知新な学業やもしれませんし「エコ」「イノベーション」というカタカナに逆行し「生産性」にも無縁のように思えます。そもそも果たして日本のなかで通用する仕事をみつけられるのか? とか考えたりするやもしれませんが単純にモチベーションは上がります。もしジブンを30年程巻き戻せるなら是非行ってみたい大学に思えます。

日本の文部省系の大学にこんなジャンルを期待できるワケもなく、「技術革新にも対応できる”ものづくり技術者”を養成」しているらしい日本の職業訓練校でもここまで的を絞って広範囲に体系的な技術を教えたりしません。いわんや今風の流行文句が並ぶ専門学校は下請けフリーターを量産するだけの学校に過ぎません。そう日本の学校って、将来に露程のモチベーションも湧かない場所になってるのではないかと思えてしまうのですよ。