Ain't No Mountain High Enough 〜超えられない山なんてない〜歌い継がれる「アメリカ魂」な曲です

「Ain't No Mountain High Enough」は、1967年にマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)とタミー・テレル(Tammi Terrell)のデュエットバージョンが全米R&Bヒットチャートに登場、1970年にはダイアナ・ロスの趣の変わったカバー・バージョンが全米チャート1位となりました。その後、1993年にはウーピー・ゴールドバーグ主演の映画SISTER ACT 2(邦題:天使にラブ・ソングを 2)の劇中歌として、1998年にはジュリア・ロバーツ主演のStepmom(邦題:グッドナイト・ムーン)の劇中曲としても登場している「アメリカ魂」な曲です。

まだ3000円そこそこの新聞配達のアルバイト給料からとっておきのEPレコード(400円)を買うための選択に何日も掛かっていた小4の頃のジブンが、<気になっていたのにレコードが見つからない>ラジオから流れてくるR&B曲がまさに「Ain't No Mountain High Enough」でした。1970年のダイアナ・ロス版には何故か興味なく、中学生になって非正規の輸入盤レコードからマーヴィン・ゲイのベスト盤を見つけ出してやっと手に入れたという...

 

Ain't No Mountain High Enough (extra HQ) - Marvin Gaye & Tammi Terrell

君に会いにゆくのに 超えられないほど高い山なんてない、
深すぎる谷もないし、広すぎる川だってないさ...

Cause baby there ain’t no mountain high enough
Ain’t no valley low enough
Ain’t no river wide enough
To keep me from getting to you, babe

そんな風に訳せたら連呼する意味も分かるってもんです

まぁ...子供の頃は短絡的に ”負けないぞ!”って意味で聞いてた気がします

映画「グッドナイト・ムーン」でジュリア・ロバーツと子供達が歌うシーンも印象的だった