水害について〜さいたま市は安全か?

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2019.10 追記

昨年「たまたまそんな豪雨に見舞われていないだけのさいたま市です」とか言ってたら、今年の台風19号では中部・東日本に災害級の大雨で、埼玉県も入間川の堤防決壊・氾濫をはじめ各所で浸水被害、近所の芝川も越水・氾濫に見舞われました。

2006年当時、我が家がさいたま市に移り住んだ頃、まだWEBに災害情報がほとんど掲載されておらず、今考える随分とのんきな話をしていました。もはや災害級の大雨は前代未聞どころか日常に成りつつあるというのが現実で、たまたまそんな豪雨に見舞われていないだけのさいたま市です。

「利根川・江戸川洪水ハザードマップ」

上図は「利根川・江戸川洪水ハザードマップ」として13年前(2006年)200年に一回程度降る大雨(3日間総雨量318mm)を想定したマップとされていましたが… 今日の降雨状況を反映してか、現在の「さいたま市 河川の洪水ハザードマップ」WEBページに掲載の洪水ハザードマップには「100年に1回程度の大雨を想定して」との前置きに変わっています。しかしながら今年(2019)の台風19号では1日足らずで(さいたま市付近に)250mm超の降水量を記録し、もはや”200年に一度”が明日起こってもおかしくないさいたま市です。

さいたま市 河川の洪水ハザードマップ」WEBページに各河川水系ごとの洪水ハザードマップが掲載されています。住まいの周辺を予め確認しておきましょう。

さいたま市の治水

「海なし県」の埼玉です。県内排水はすべて最終的には利根川、荒川水系の大河川を通じて海に注いでいます。地形上勾配がきわめて緩いため下流への流下量が小さく、治水事業は調節池や排水機場、 放水路等の治水施設を組み合わせた整備が行なわれています。

埼玉県内の調節池等の分布

さいたま市にも利根川、荒川水系の支流には12箇所以上の調節池、調整池が点在しています。これらの調節池や調整池は、洪水時には防災機能を発揮するほか、平常時には良好な河川空間として「県民にうるおいとやすらぎを与える」公園緑地としての役割を果たしています。台風19号の250mm超級の大雨にも大事に至らずにやり過ごせたのもこの治水事業のおかげと言えます。

河川を調べる

荒川とか大規模一級河川は知ってるけどなにげに近所に河川があることを知らないでいる人もいたりします。意外とさいたま市には支流河川が多いんです。普通のマップサイトでは見つけにくいですが「川の名前を調べる地図」サイトだと一目瞭然です。

 

河川の水位状況を把握する

居住場所によっては河川の水位状況をオンタイムで知る必要があります。避難警報が出るのを当てにしてはいけません。そこで河川の水位状況を知らせてくれるのが Yahoo 天気・災害 > 河川水位情報ページです。、河川の水位状況判定を出してくれるのが です。

各地点での河川水位と増減状況を10分毎に知らせてくれます。また場所によってはライブカメラで状況を確認できます。(国土交通省の川の防災情報より便利で見やすいです)

ただ河川流域での累加降水量や詳細情報を調べるには やはり国土交通省の川の防災情報です。付近の河川・河川計測場所を選択すると「雨量の時間変化・累加雨量」「河川水位情報」の詳細が確認できます。


観測所:芝川第7調節池の雨量の時間変化

※芝川第7調節池の場合内水位(調節池)と外水位(芝川)の推移で、芝川の状況や越水等の危険度をを推測できます。

累加雨量が150mmを超えることはまず無い、と思っていたら今回の台風19号では 10/12の24時間の累加雨量267mmを記録しました。

ダムの”緊急放流”について

さいたま市を流れる河川でダムの”緊急放流”に備えなければいけないのは、直接的には「荒川」本流周縁地くらいですが、実のところ水位が急上昇すれば荒川水系の支流にも影響は大きいワケで、今回の台風19号のときのように支流も越水域に達していれば「荒川」本流からの逆流が起こって支流であっても「荒川」本流に近いところから一気に越水・氾濫ということも考えられます。

さらに利根川はさいたま市を外れてはいるものの、いざ”氾濫”ということになるとさいたま市の北東部、春日部市に隣接する地域にはそれなりの影響が出ることも考えられます、

利根川水系利根川・広瀬川・早川・小山川浸水想定

荒川・利根川水系各ダムの貯水状況はコチラ

weathernews:日本のダム貯水率マップはコチラ

災害発生に備える

<2020追記>

この記事を書いた頃に比べてこの15年で格段に災害確率上昇しています。
リアルタイムに情報を得られる環境になり対応しやすくはなりましたが、大抵の場合「まさか」が前提にあっていざというときの準備は疎かになりがちです。

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