宇宙攻撃機X-37Bを追跡してみる

スペースシャトルに続く低コストの再使用型宇宙往還機の技術試験機として、アメリカ航空宇宙局(NASA)が2010年4月22日に打ち上げたX-37B。打ち上げ当初中国人民網では「ポスト核兵器時代における米国の「切り札」となる可能性があると報道、軍事ジャーナリストも「世界中どこにでも、45分以内に核攻撃可能な宇宙攻撃機」と書き立てて、一時期マニアックな話題となった代物。そのX-37B、270日以上周回軌道上に留まれるということで、現在も地球を周回している。 ちょっと調べてみるとどうやら日本からも観測できるらしい。

周回軌道上の衛星に関してWatchしているspaceweather.comというサイトのなかに、各国から観測できる衛星を検索できる「satellite tracker」なるものがあります。ご丁寧に日本の県・市まで絞り込んで方位・時間を併せて検索表示してくれます。ジブンチの埼玉県大宮市で検索すると

どうやら夜中に見えるらしいですが、あいにくの雨続きだし、方位が解ったからといって空気のよどんだ地域では、実際に肉眼で確認できるかどうかは解りません。田舎の山暮らしで☆が丸見えの空の下で興味がおありの方、是非お試しください。