歌に寄り添う記憶 1975〜まちぶせ/三木聖子

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高校生にならんとする頃、福岡市呉服町商店街のお祭りに新人プロデビューする久留米(福岡)出身のアイドル候補の女の子が事前プロモーションにやって来ました。

人でごったがえすなか仮設の小さな一画に設けられたお立ち台に上げられた色白の彼女との距離は1mもなくて、マイクを通さなくても話が聞き取れるくらいで、「あぁ、こんなとこにまでドサ廻りさせられてたいへんだなぁ…」と同情したくなるくらいの場所。

人前で歌を披露するのは2度目になるというデビュー曲が紹介される。荒井由美作詞・作曲によるというではないか! 後日談としてユーミンが彼女と対談しながら浮かんできたシチュエーションを詩に書き起こしたものだと言う。

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ポニーテールが揺れるチャーミングな彼女の歌唱は、緊張も手伝ってか迫真の演技のように恋にひたむきな女の子を歌っていました。

シングル3作品を残してまもなく彼女は結婚・引退してしまいましたが、後にカバーヒットとなる石川ひとみの歌声には感じられない”古くさい”純情を滲ませる歌唱がいまも余韻となってずっと残っています。

振り返ってみると…どうやらジブンはこの手の娘にずーとヤラれていたような気がします。ウチのつれあいとは全く似てないのは言うまでもありません。

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