激走2500km! カングーで九州遠征旅行その3〜長崎バイオパーク、他

2010.12.28の出来事

今回の遠征旅行、つれあいにとってのメインイベントは5年前に訪問した「長崎バイオパーク」にもう一度行ってみることです。天気予報では「曇り時々雨」でしたが、西からの強い風に乗って流れる船団のような雲の狭間から青い空ものぞいて、降水確率50%ながら降水量1mmという予報でしたから、これは大丈夫と踏んで出掛けました。

「長崎バイオパークは、檻の中の動物を見る「標本展示」方式とは違い、動物が生活している本来の生態系になるべく近づけるために造り上げられた環境の中で、 動物たちが自由に暮らす「生態展示」方式を採用しています。絶対に動物を逃がさないようにするのではなく、住み良い環境を造り、動物みずからそこに居つい てくれるような施設にしていくという事です 」という故・近藤典生 東京農大名誉教授が監修した施設は、いたるところで動物たちにさわったり、園内で販売しているエサをあげたりすることができます。故・近藤名誉教授が、マダガスカルの動植物を救うNPO:リトルパンゲアでジブンがご一緒する東京農大・進化生物学研究所の吉田彰先生の恩師にあたるというのはずっと後になって解ったことですが、なんともご縁を感じずにはいられません。


  「年末・平日・降水確率50%」という長崎バイオパーク、それでもお昼の駐車場には20台くらい。以前来たときは真夏でぐったりするほどの猛暑、今回は幸いそれほど寒くない冬のいち日になりました。

順路の脇に何気なく餌の自動販売機(ガチャガチャ)
「運が良ければ出会えます」と書いてありましたが、
ガチャガチャを廻すなり、クロキツネザルが一匹現れて


餌をやりはじめると枝木を伝って、ワオキツネザルとか十数匹に
囲まれることになって、、、

カピバラの寝床にも容赦なく押しかけます

カンガルーも人なつっこいです。袋に手を入れるとじんわり暖かいです

奥のほうに寝そべっていたボスさんにもご挨拶、もちろん握手しても大丈夫でした。

そんなこんなでつれあいは長崎バイオパークを満喫しておりました。この日は午前中に長崎市内にある「長崎ペンギン水族館」にも立ち寄りました。ここもペンギンとの距離が近くてつれあいはご満悦でした。30数年生きているお婆さんペンギンから羽化したばかりのもの、8種150羽が飼育されています。是非長崎-佐世保方面にお出かけの際は、これらの施設にお寄りすることを強くお勧めします。

佐世保宿泊