我が家が iPhone8に乗り換えないカンタンでない理由〜面倒くさいアップル〜自由を手放す気はないです

10/5に発表された Google Pixel 2

我が家で使っているiPhone6Sは現在、快調とは言えない状況です。そして12月には二年縛りの節目にあたるのでそろそろ次の乗り換え機種を考える時期でもあり、タイムリーに発表されたGoogle Pixel 2は地味目ながら堅実な一台に見えます。製品はGoodなのにサポートが中途半端だったHTCからエンジニアチームをGoogleが買収してくれたおかげで安心感はあります。

それが iPhone8を買わない理由...ではないです。

もっとアップルな問題が....

APPストアからアプリダウンロード出来なくなったiOS機器

9月中旬から我が家のiOS機器は全て「我が家のwi-fi環境では」APPストアからアプリダウンロードが出来なくなっております。auと喧々諤々話してルーター交換までしても駄目、アップルサポートと延べ8時間程、原因対策を話し合っても駄目、相談以前に相手の言うコトはだいたいトライ済みで工場出荷時設定まで戻しても駄目、何がなんだか解らない状況です。

  • 「我が家のwi-fi環境で」iOS機器の「APPストアからアプリのダウンロードが出来ない」ちなみに「アップデートは出来る」モノと「アップデートは出来ない」モノが混在している※

    ※当初はアップデートさえ全く出来なくなっていました。7スポットの不安定な公衆wi-fiでも問題なくダウンロード・アップデート出来るのに...
     

  • ネット接続では問題なくアプリダウンロード・アップデート出来る
     
  • 我が家のアップルIDアカウントで動作する4台のiOS機器全てで同時期から起こっている
     
  • 「我が家のwi-fi環境で」Mac、Windows、Android、AppleTVでトラブルは一切なし。iOS機器の動作自体にも全く問題なし。

当初は「さぁ原因はなんだろう」と張り切っていたのですが、auは「ルーター交換で勘弁してください」とイノイチバンに逃げて、アップルサポートは米国サポートチームまで引っ張りだしてきたのですが、いままでのところ解決の手掛かりすらありません。

それで「iPhoneはもうコリゴリ」...というワケではありません。

iTunes バージョン12.7からApp管理が外された

iTunes バージョン12.7からApp管理が外され、今後 iPhoneなどのiOS機器は、App Store(iCloud)で管理することになり、Macを母船にiOS機器のアプリを管理したりバックアップしたり出来なくなりました。

「我が家のwi-fi環境で」iOS機器が上記のような有り様ですから、アップルはタイムリーに踏んだり蹴ったりな対応をしてくれました....? そう言えば「我が家のwi-fi環境で不具合がはじまったのも iOS10.3.3※にアップデートしてからだったような...

※修正項目に「同一ネットワーク内にいる悪意を持ったユーザーにWi-Fiチップ上で任意のコードを実行される問題を修正」というのがあったのですが、これがなにやらきな臭いのですよ...

我が家のメインMacは OS X10.9.5 Mavericks なので幸か不幸か iTunesの最新版はバージョン12.6.100、iOS管理に使えます。

だけどコレが問題なんです...

面倒くさいアップル

あくまで我が家の都合ですが、新規アプリのサポート問題がいろいろ出始めたとは言え当面Mac-OSをバージョンアップする気はありません。そうすると自動的にiOS11のiPhone8 は我が家のMacの手に負えません。

Mac OSのバージョン

OSで使える

iTunesの最新バージョン

iTunes最新バージョンで

扱えるiOS

Mac OS X 10.5.8 (Leopard) 10.6.3 iOS 5
Mac OS X 10.6.8 (Snow Leopard) 11.4 iOS 8
Mac OS X 10.7.5 (Lion) 12.2.2 iOS 8
OS X 10.8.5 (Mountain Lion) 12.4.3 iOS 9
OS X 10.9.5 (Mavericks) 12.6.1
12.6.2.20
iOS 10
iOS11 (2017.11.7)
OS 10.10.5 (Yosemite) 12.7 iOS 11
OS 10.11.6 (El Capitan) 12.7 iOS 11
macOS Sierra (10.12) 12.7 iOS 11

 

もちろんiPhone6sをiOS11にアップデートする気もありません。「もうすぐiOS11アップデートが始まるので...」と延べ8時間もつきあってくれたアップルサポートのお姉さんには申し訳ないがそんな解決手段は望んでいません。

基本スペックの比較
機種名 iPhone 6s iPhone 8
プロセッサ A9チップ+M9モーションコプロセッサ A11 Bionicチップ+M11モーションコプロセッサ
サイズ(幅×高さ×奥行き) 67.1×138.3×7.1mm 67.3×138.4×7.3mm
重量 143g 148g
ディスプレイ 4.7型Retina HDディスプレイ 4.7型Retina HDディスプレイ
解像度 1334×750ピクセル(326ppi) 1334×750ピクセル(326ppi)
Touch ID ○(第2世代) ○(第2世代)
3D Touch
LTE 下り最大300Mbps 下り最大800Mbps
VoLTE
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac MIMO対応 802.11a/b/g/n/ac MIMO対応
連続通話時間 14時間 14時間
ワイヤレス充電
アウトカメラ 1200万画素 1200万画素
インカメラ 500万画素 700万画素
防水
FeliCa

 

改めてスペックを比べてみると2世代違うと言っても大騒ぎするほど大きな違いはありません。実際にiPhone8に触ってみても感銘はありません。

これならいまのiPhone6sでイイ

2020年までは最新OSアップデートできるし

追記:2018.10現在、Mac OS / iOSを一斉アップデート敢行
   ただ、管理はちゃんとMacでやりたいので...

ご都合主義なアップル

2017.10.7追記

iOS10.3.3アップデート以降、きな臭い感じがしてたアップルですが案の定トラブル勃発です「Appleは、現地時間10月4日、iOS10.3.3とiOS11への署名を停止、これによってiOS11以前のバージョンへのダウングレードはできなくなりました」iOS10.3.2へのダウングレードをしようかと思案していた最中、10.3.2も既に署名期限切れでガックリ。まったくふざけたアップルです。

ネット時代にメーカーは「ユーザーを保護する責任と義務がある」建前をいいことに「ユーザーの権利」はメーカー承認の籠の中だけでしか認められなくなってしまいました。ビジネス的にはまっとうな選択と思えますが、かつての志はもはや老醜漂う老人のようです。いやはや半世紀前のCMを思い起こさずにはいられません。

Apple 1984 Super Bowl Commercial Introducing Macintosh Computer (HD)

百歩譲って昔のようにOSは有償購入するから自由にさせろと言いたい。

2017.10.14追記

iTunesをApp Storeにアクセスできるバージョンに戻す方法」記事によれば、iTunesを使ったiPhoneアプリのインストールが可能な『iTunes 12.6.3』を再び公開したそうです。必要な方はバージョンダウンしましょう。珍しいアップル対応です。

これで試験運用のSierraで OS11アップデート後のiPhoneを管理すればいいのですが........とりあえずiOS10.3.3のまま我が家のAPPストア(iCloudi)問題は未解決のままです。

繋がらない犯人はやはりアップルだった

2017.11.7追記
「iOS11.1アップデート」の催促がiPhoneに来るようになっても無視し続けていると.... APPストアでのアップデートが4G回線経由でも出来なくなりました。全アプリというワケではないというのがまた厄介です。アップルのユーザーサポートも「iOS11にアップデートしてください」の一点張りとなってしまい、不本意ながらアップデートを実施。

「自宅のwi-fi環境でAPPアップデート出来ない問題」及びiOS11アップデート直前まで発生していた「4G回線でAPPアップデート出来ない問題」は嘘のように解決しました。

アップルとしてはこれでしっかり顧客対応したつもりなのがどうにも納得いかないのは前述のとおりですが、引き返せないことをグズグズ言ってもしょうがありません。ただMacに繋いで確認したトコロ OS X10.9.5 Marveriks / iTunes12.6.2.20 でもiOS11 のiPhoneは認識しました。MacへのバックアップもAPP操作もOKです。

ちなみに『iTunes 12.6.3』はOS X10.9.5 Marveriksにはインストールできません。