歯周病予防に必須な歯ブラシ〜還暦前でも歯周病に無縁なジブンのおすすめ

歯肉炎及び歯周疾患の総患者数は331万5,000人
厚生労働省「平成26年患者調査の概況 」より

331万5,000人の内訳を見ると、男性137万3,000人、女性194万2,000人で、女性の方がお口がクサイ人が多いのだそうな。更に歯ブラシブランドメーカー調査で言えば「30代の約8割に歯周組織に所見が見られる」という状況で、もはや「日本人は口がクサイ」があたりまえです。

なるほど「口臭ケア」だの「お口のエチケット」だのな商品がてんこ盛りで店の棚に並ぶワケで、ごまかす努力にコト欠かないヒト達はいろいろカタカナな言い訳で、会う機会ごとにジブンを「煙草クサイです〜」「珈琲クサイです〜」となじります。

ところでそんなジブンは歯医者さんの定期検診で「歯周病」らしき判定をもらったことがありません。ときどき歯肉炎っぽくなりますがそれはイカとか貝ひも等の干物の噛み過ぎによるものだったりします。

ジブンは随分以前からブラウンの反転電動歯ブラシ使いなので、普通の歯ブラシを使った「正しいブラッシング」には無縁で「極細毛が歯周病ポケットに入ってかき出す」たぐいのキャッチーな歯ブラシも頭でっかちなアイデア商品の類ではなかろうか、と思っています。

ただジブンは電動歯ブラシでは届かない奥歯の裏側とか、歯と歯茎の隙間をゴシゴシするのに「タフト(ポイント)歯ブラシ」を常用しています。

「タフト歯ブラシ」の正しい使い方は知りませんでしたから(コチラにあります)それこそゴシゴシしますが、洗い上がりスッキリ歯茎シャッキリが実感できます。しばらくブラッシングをサボっていると緩んだ歯茎から血が滲んできたりしますが、回数重ねると血は止まります。

生涯出会った中で最高と思える歯医者さんの院長曰く「歯肉炎っぽい部分からの悪い血は出し切るつもりで念入りに」と言われていますが、たまに差し歯の歯茎が腫れて歯肉炎っぽくなったときでも「タフト歯ブラシ」の念入りなゴシゴシだけで完治します。

「タフト歯ブラシ」のゴシゴシに歯磨き粉は必要ありません。

廻りで意外と「使ったこと無い」というヒトが多かったのと、その後の評判も良いので今回紹介させていただきました。もちろんこれだけで歯周病が予防できたり完治するなんてわかりません。ただジブンがやってるのはコレだけです。