地粉屋手打ちうどん駕籠〜我が家にはどうだろう...

遅れに遅れた年末調整の書類を市役所と税務署に提出しにチャリンコでコキコキ出掛けた先日、クルマではなかなか寄れないうどん屋さん「地粉屋手打ちうどん駕籠」で早いお昼を取ってみました。さいたま市の氷川神社に続く参道を新都心駅側から数百m進んだ交差点付近にあるうどん屋さん。北海道産地粉にこだわった手打ちうどんとはいかなモノだろうと、以前からクルマで前を通るたびにつれあいと話しておりましたが、外からではどんなスタイルのうどんが出てくるかわかりません。とにかく入ってみることに。

 

メニューを見て、廻りを見て、うどんのスタイルが判明しました。肉汁うどんに代表される武蔵野うどんの「乱切りモゴモゴ系」です。この時点でテンションダウン....ワタクシ的には採点50点スタートな気分になってしまいました。有名店を4〜5店舗廻った程度ですが武蔵野うどんはどうにも(博多・香川の関西出身者である)我が家のクチには合わないようです。「コシの強さ」を唱う武蔵野うどんですが、我が家的には「堅すぎるうどん」でしかなくて、関西で言うところの「弾力のある粘り腰」とはまるで違う意味で使われてるようです。

まず初めは肉汁うどんを頼むのがスタンダードなんでしょうが、かような理由でちょっとひねって「かき揚げつけ汁うどん 並盛り680円」を頼んでみました。並盛りでもけっこうなボリュームです。「ご飯をサービスさせてもらっています」と言われて乗っけてもらったんですが、食べきれるかな? つけ汁はかなりしょっぱくて飲むのは遠慮したいくらい。かき揚げはボリュームたっぷりなのにちゃんとパリっと揚がってます。肝心のうどんは、やっぱり乱切りモゴモゴ系でした(笑)洗いが丁寧なのか、きめの細かさなのか、表面はつるっとのど越しがいいです。地粉のうまさは、確かにその辺のうどん屋さんの麺ではないなぁですが、「日本で唯一の」と銘打つほどのうまさとは... 最後にサービス品ではあるのですがご飯があまりおいしくないのが残念、増量材としてならやめたほうがいいような気がします。

かようにクレーマー的な評価になってしまいましたが、武蔵野うどん好きなら全く違う評価なんだろうな、とも感じられるうどんです。