2018 MacBook Air でデュアル4Kモニター〜新タイプ拡張USB-Cドックでパワーアップ

10月に発表された Late2018 MacBook Air、ベンチマークは12'MacBook並ながら、必要十分なグラフィック性能、バッテリー駆動時間を20%向上、モバイルバッテリー充電に対応出来る低電力給電対応等、旧MacBook Airで指摘された弱点を改善し前記事にも書いたように「ほとんどのユーザーにとってMacBookシリーズで実用性No.1なモデル」だと思います。

悩みどころなThunderbolt3・2ポートの使いみち

MacBook Proにも言えることですが、自宅にデスクトップ機をメインPCとして設置しているユーザー(MacBookをモバイル・サブ機)の使い方と、MacBookをメインPCとしても使い回すユーザーでは、周辺機材との接続仕様や製品選択も異なってきます。

入出力ポートとしてThunderbolt 3(TB3)を2つしか持たない旧MacBook Pro Rethinaモデルや新しい2018 MacBook Airでは、12'MacBookよりずっとマシとは言え利用目的を明確にしておかないと拡張USB-Cドックを使うにしても後悔することに成りかねません。

2016MacBook Proを購入した友人が4Kモニターに接続できると喜び勇んで買ったHDMI出力付き2本差し拡張USB-Cドック、確かに4Kモニターを使えるようになったんですが、マウスの軌跡がカクカクしたり残像、表示遅れが厳しいのでよくよくUSB-Cドックの仕様を読むと「4K(30kHz)出力に対応」

ほとんどの拡張USB-Cドック付属のHDMI出力は「4K(30kHz)」です。
4K(60kHz)で接続したい場合は、TB3-HDMI2.0変換アダプタもしくはTB3-DisplayPort1.4変換アダプタを介して接続しなければいけません、

※友人からは「13インチのMacBook Pro での解説が無い」とか逆ギレされましたが、本末転倒な話です。
※拡張USB-CドックにTB3(Type-C)ポートが付属するモデルであれば、そこからさらに変換アダプタを介して4K(60kHz)接続出来るかもしれませんが、拡張USB-Cドック製品仕様によるのでメーカー問い合わせのこと。

MacBook Pro用2本差し拡張USB-Cドックは、2ポート共ふさいでしまうので利用用途が変わったりすると面倒な場合が多々あります。

2018 MacBook Airでデュアル4Kモニター

入出力ポートとしてThunderbolt 3(TB3)を2つしか持たない旧MacBook Pro Rethinaモデルや新しい2018 MacBook Airで4Kデュアルモニターを使いたい場合はTB3・1ポートから下記専用変換アダプタを介して2台の4K(60kHz)モニターに接続すると便利です。さらにGigabit Etherポート、給電付きUSB3.0、USB2.0ポートを持つので、据え置き型利用ユーザーには便利でお得なUSB-Cドックです。

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HDMIポート x2もしくはDPポート x2 での出力に特化し割安なアダプタもあります。

2018 MacBook Airでは、フリーなTB3・1ポートが残せるのも◎です。

PD対応  USB3.1(Gen2:10Gbps) x4ポート拡張ドック

フリーなTB3・1ポートの使いみちとしてオススメなUSB-Cドックで、
USB3.1(Gen2:10Gbps)4ポートに拡張します。
全てのポートが高速対応なので使い勝手イイというか超実用的です。
ポート形状の違いで
給電(Power Delivery:max100W)対応 Type-C 2ポートとUSB-A 2ポートで提供されます。これまでの拡張USB-Cドックに無かったタイプです。

  • 高速なUSB3.1(Gen2:10Gbps)対応の外付けストレージとマルチ接続出来ます。
  • USB下位互換性が保証されています。
  • 全てのUSB拡張デバイス(SDカードリーダー等)と接続可能。

アップルが Macの入出力ポートを Thunderbolt 3互換「USB Type-C」に集約し始めた頃の混乱はやっと収束気味ですが、相変わらずポート規格はゴチャゴチャしています。改めて仕様を確認していくとそんな混乱時に市販されたほとんどの拡張USB-Cドックは便利そうで使えない代物に見えてきます。この紹介以外にもこなれた新しいタイプのUSB-Cドック製品が発表されています

Thundebolt 3・2ポートの制約を賢く使い分けて 2018 MacBook Air を超実用機に育てましょう。