メルセデス・ベンツ版カングー「シタン」に新ディーゼル・ターボエンジン搭載で燃費22km/L!
メルセデス・ベンツは、5月12日商用車「シタン」欧州仕様車に、新エンジンを搭載すると発表しました。御存知のとおりシタンはダイムラーとルノーの提携によるルノー「カングー」をベースに開発されたクルマ。
今回投入されるエンジンOM608型直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、従来のルノー製1.5Lディーゼル:K9K dCi110のボア×ストロークと同一の鋳鉄ブロック採用のルノー&ダイムラーの共同開発によるもので、昨年5月にダイムラーの新型Aクラス(A180D)向けに発表されたものとほぼ同一のモノと思われます。
1.5L OM608型直列4気筒ターボディーゼルエンジン
- 4気筒、排気量1,461 cc、内径76 mm、ストローク80.5 mm
- 圧縮比15.1:1
- 最高出力:85kW(116ps)/4000rpm
- 最大トルク:260Nm/1750-2500rpm
- 排気後処理:ディーゼル - オックス - カット+ SDPF + SCR−キャット
- ターボ:シングルスクロールターボ
- フィルター付きオイル交換量:5.50リットル
イチバン気になる燃費に関しては、昨年のA180D搭載時の発表によれば22〜24km/L、電気自動車時代と言われて久しいですが最新環境基準に耐えるディーゼルの方が信頼性も高く、懐にも優しいです。
ちなみにOM608を積んだA180Dの最高速度は202km/h、車体が違いすぎるので比較は難しいですが、シタン(カングー)でも十分以上の高速性能が期待できます。
トヨタがBMWのエンジン載せるのには全く興味ございませんが、是非とも日産さんには、このダイムラー&ルノー製エンジン付きカングーを輸入してもらいたいモンです。
ここまでやれたら言うことございません