日々の雑感〜古き良きアップルの象徴 13インチのホワイトMacBook

ウチのつれあいがリビングで過ごす際の専用機として 白い13インチMacBook Mid2010モデルをヤフオクで格安調達してきました。程度の良い機体を探すのに時間は掛かりましたが、なにより昨年「予算3万円でMacBookに最新macOS積んでビュンビュン走らせる〜貧乏学生の新入学プラン」記事を書いたときの半額程度で調達できたのだから...

先週アップルストアで触ってきた16インチMacBook proの画面のようなスムースさは期待できませんが、SSD/メモリー増設でジブンのMacBook Air 2013モデルと大して変わらない程度の動作になるのは確認済みです。なんの問題もない。

2006年に登場したMacBookは、前身にあたるiBookに白いポリカーボネートボディが採用され、一般的なノートPCとほぼ同じく容易に内部アクセス出来る構成を持ち「白いポリカーボネートボディ」以外はある意味最もアップルらしくないモデルだったとも言えます。
また同年アップルは Boot Campを発表しIntel MacにおいてWindowsの利用を可能とし、汎用性に富む真にベーシカルなモデルでした。

2011年、アップルは、白いポリカーボネートボディが採用され10年の長きにわたりエントリー向けノートMacとして、米国教育市場向け製品として、ある側面アップルの象徴だった頑強な白いMacBookを製造・販売することをやめました。

振り返るとここが良くも悪くもアップルのターニングポイントだったような気がします。

2012年以降、アップルは米国教育市場向けに白いMacBookに代わってiPadを持ち込みましたが、現在の教育市場での主流は Choromebookなんだそうです。

トータルコストとしてiPadが高価過ぎるのと、そもそも世間一般にタブレット自体が受け入れられていません。変革者を志向した古きアップルの戦略は、ブランディング志向一本槍なモノに変質して現在に至る...そんな感じです。

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幸い頑強な白いMacBook Mid2010の実質的なスペックは現在でもしばらくは通用しそうです。

デザイン的には昔ジブンが使っていた 少し角ばったMacBook Late2007 の方がハンドリングし易くて好みなんですが...

ウチのつれあいの専用機になる 白い13インチMacBook Mid2010モデルのチューニングについては別途ご報告したいと思います。

とりあえず High Sieraアップデートで様子見です。