新型コロナの常識を疑え〜新たな脅威の諸々

世間では新型コロナの蔓延期に突入し、伸るか反るかの局面を迎えております。そんな空気の外で大局観なコトを呑気にのたまわる財務大臣:麻生太郎やホリエモンみたいな輩もいて、所詮世俗につきあう気のない浮世の身ならばの言い草。

自らは感染しないのを確信しているかの如く(既に抗体チェック済みやもしれないが)他人には無慈悲で彼らが言う「みんな困ってます」が薄ら寒いほど付け足しに聞こえます。

新型コロナの3ヶ月でわかったコトをつらつら考えてみました。

新型コロナの実際とそれを見誤ったヒト達

まだまだ新型コロナの正体は暗中模索状態でありますが、研究者から別称”SARS2”と呼ばれるように塩基配列の70%位がSARSと酷似したウィルスで、塩基配列の長さ自体もコロナ型では最大級のシロモノと、如何にも合成〜作りもの臭い。さらに発生地が中国:武漢であったことや昨年12月時点で発生を警告した医師が公安に拘束、死亡、さらには新型コロナ「遺伝指紋」に人工的痕跡があるとする研究者報告もあり「武漢研究所起源説」は現在でもくすぶり続けています。

ジブンがなによりビックリなのは、新型コロナウイルスの状況が現在進行系で一昨年ウチのつれあいがはまっていた「感染人類破滅ゲーム」で見つけた攻略法〜ウイルス感染シナリオ設定〜の進行状況に酷似していること、30年前にジブンが中国で羅患して帰国後発症した”謎の風土病”の症状と驚くほどそっくりだったこと。

2月初頭には新型ウイルスの”質の悪さ”がほぼほぼ判明しておりましたので「これは厄介なことになるぞぉ...」と危惧しておりましたが、”専門家”と呼ばれる医師・研究者の多くが季節性インフルエンザ以上の脅威とはみなしていませんでしたし、にわか”有識者”と呼ばれるモノ知り先生方もそれなりに既存ウイルス知見を基に話を組み立てたりするので、結果的には「たいしたことない」と現在までミスリードな展開に一役買ったヒトはたくさんいます。とりあえず新型コロナに関してはこれまでの常識、専門家の常識的な言説を疑って掛かるべきです。自前の頭をフルに使いましょう。

3ヶ月経過で判った新型コロナの新たな脅威

アビガン等まだ対処療法的な薬しかない状況で、新型コロナの抗体反応自体に?が点灯していたりそもそも果たして根治に資するワクチンが出来るのかという疑問符も出ています。そんな身も蓋もない心配に気を病んでもしょうがないのですが、ジブンがイチバン脅威に感じていることは、エアロゾル状態で3時間、接触・付着する対象物によっては24〜72時間はウイルス活性が消えないという特質。
インフルエンザ等一般的にウイルスが空気中で活性化できる時間はほんの僅かで、付着した状態でも数時間程度という常識は捨てないと駄目です。確かに前述の「人類破滅ゲーム」の設定では「ゲームのコロナウイルスの外郭(エンベロープ脂質膜?)を最厚設定にすると外界での生存時間が伸びて結果的に感染力が上がるらしい」と紹介しておりましたが、まさか実際にこれほど長時間ウイルスが活性化できるとは思っておりませんでした。
そうすると潔癖症なヒトならずとも、本屋で本を手に取ることも、棚からポテトチップスの袋を取ることも躊躇しようと言うもんです...まぁ以前だったら「考え過ぎ」と笑い飛ばしていたことなんですが...

ちょっとショックだったのが「新型コロナは猫にも感染する」という記事

「猫やフェレットが新型コロナウイルスのために重い症状が出たり死んだりすることが証明されたわけではないので、飼い主が極度に心配する必要はない」とされていますが...猫に感染した新型ウイルスが変異して再度ヒト感染したとき、新型ウイルスはさらに凶悪化するやもしれません。

あくまでゲームの設定シナリオ、ブラックなジョークで終われば良いですね。

 

ブラックなジョークと言い切れない別の状況は既に進行中で、新型コロナの「遺伝指紋」から変異パターンは大別で3種類、世界中には17種類の亜種が存在することが確認されています。

最近、日本国内に”ヨーロッパ型”と呼ばれる新型コロナの亜種が侵入したと言われており、これまでの感染フェーズとは異なる展開も危惧されます。

 

国会議員も公務員も他人事な格差社会

「全世界経済活動ストップ」は、感染パンデミックの前提で論じられてはいましたが、世界的に見てもほとんどはゲームの中でのシュミレーション程度にしか認知されていなかったというのがよく解る現状で、SARS、MARSで痛い目にあった国のみには備えがあったと証明されました。日本はと言えばインバウンドを煽り、五輪祭りで”経済復興”をアピールしたい首相と我が郷土の恥書きっ子がギリギリまで感染拡大に目をつむり「非常事態宣言」の字面に偽り有りな対応しかできないという愚策しか出来ていません。PCR検査数が増えなかったのも縦割り所管行政と縄張りスクラムな官僚公務員が頑強に抵抗していたからに過ぎず、最近は「月曜日の感染者数が少ないのは保健所が日曜日で休みだからです」とか平気で垂れ流す始末です。

我が家は新型コロナの影響で経済的に片肺飛行な状況に陥っておりますが、それでもなんとか呑気に歯を食いしばれるくらいには頑張れておりますが、崖っぷち火だるまな知り合いの事業者、世帯も複数発生しています。「世界的に見ても最大級の108兆円の経済対策」とか尾ひれ葉ヒレつけた言い回しの中身が知れるやビートたけしの「金、返せよ」が全てを代弁する事態に...

昔調べた「一般から徴収する税金の3/4は公務員給与に」は現在でも大きくは違わないであろう状況でしょうから、このご時世腹の底で「税金が足りなきゃ公務員給与減らせよ」と言いたいヒトが最大規模に膨れ上がっていても不思議ではありません。

ホントに困ってるヒトには「生活福祉資金貸付制度/緊急小口資金」を勧めています。新型コロナでの困難案件の場合は、連帯保証人がいなくても無利子で据え置き期間1年、返済期間は2年(24カ月)で20万円の貸付になります。さらに1年後に返済出来ない状況であれば社会福祉協議会の窓口が相談に乗るとのことです。切羽詰まって良からぬ方に進むよりこの際は踏み倒す気で借り入れしましょう。

緊急小口資金等の特例貸付の実施について[PDF形式:566KB]
生活福祉資金貸付制度における緊急小口資金等の特例貸付の窓口指針
特例指示を知らない横柄な担当窓口公務員がいたので、念の為上部組織からの運用指針です。

 

すでに新型コロナのみかけ上のピークアウトを予測して「経済活動の再起動」を訴える政治家や経済学者、にわか評論家が出没し始めていますが、グローバルな往来が復活すれば新型コロナ亜種のシェイクも始まり、確実に新型コロナ第2波の呼び水になります。

幼稚な言いたい放題ではなく文殊の知恵に応える人材はいないのだろうか...

既に今年の年末にインフルエンザと新型コロナ第2波が襲来する場合のシュミレーションも始まっており、新型コロナ亜種を含めた根絶には2〜3年の長期戦を覚悟するべきだと言われています。