さいたま市は安全か?〜横須賀異臭騒動と南関東ガス田と地震

神奈川・横須賀、横浜から三浦半島全域にかけての異臭騒動、まだ原因は不明ながら発生当日の風向きや証言から「東京湾方面」から漂ってきた、もしくは吹き上げられたモノが落ちてきた、との見立てをするヒトが数多くいます。

何もわからないと言ってはいるものの、勘ぐるヒトにはピンと来るものがあるようで、今週の週刊プレイボーイに「南関東ガス田 直下地震で”火災旋風”が東京を襲う」というカタチで特集を組むトコロも出てきました。

南関東ガス田

「千葉県はヤバイ」と思ったのは、知人が住む千葉県・茂原あたりでは”自宅の庭にガス井戸”があってあたりまえなくらい天然ガス(メタンガス)が吹き出している土地で、ちょくちょく爆発事故が起きると聞いたときです。20年前家を建てるにあたって「千葉県だけはやめておこう」と大げさでなくイノイチバンに除外したモンです。

実際、一世を風靡した千葉県・船橋ヘルスセンター(現・ららぽーとTOKYO-BAY地)は、昭和27年に船橋市が埋め立て地で天然ガスを採掘した際、ガスと共に湧出した温泉を 40°Cに少し足りなかったので天然ガスを使い加温して湯船と娯楽施設にしたもの

しかしながらそれらが「南関東ガス田」の一部だと聞いて調べると、思いの外広いというか首都圏・東京含めて足元はすべて”ヤバイ”と思えなくもないんですね。

概略分布図によれば、さいたま市の南区・浦和区・緑区あたりにもガス田の可能性があることがわかります。

東京湾から北部に広がる南関東ガス田です。それは東京湾直下に潜り込むフィリピン海プレートが軋む位置にもあたり、この辺が「首都圏直下地震」「相模(南海)トラフ地震」の引き金となるとも言われているのだから週プレ記事も馬鹿に出来ません。