基本料金ゼロ円から始まる povo2.0〜5Gフルスペックを楽しむためのauブランド回線

KDDIは、2021年9月下旬から、auのオンライン専用ブランドpovoにおいて、月額基本料0円、ユーザーのライフスタイルにあわせたオプションを自由に選択できるオールトッピング「povo2.0」の提供を開始すると発表しました。

ざっとスペックを眺めてみると従来povoよりも料金的には確実に安くなる設定になってはいますが、絶対的な価格比較だけならNVMOや楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」※にかなうべくもありません。
ただpovo2.0を、正味の5Gフルスペックを利用したいヒト向け auブランド回線だと解すると決して高くない料金なのかもしれません。

※改善著しいとも喧伝されている”第4キャリア” 楽天モバイルも実のところ首都圏や大都市圏でさえも中央域でないと楽天回線を拾わないといわれていますからNVMO軍と大差ありません。

また、wi-fi運用スマホ主体のサブスマホで維持費ゼロ円SIMが必要なユーザーにもオススメです。トッピングデータ無しでも比較的良好な128K通信が出来てしまうのでLINEくらいは使えてしまいます。

 

データトッピング

通話トッピング

「月額基本料0円」の料金ベーススペックはあいかわらず旧態然とお粗末ですからauブランド回線といってもいまや納得し難いスペックです。

データ通信よりも電話通話かけ放題が手放せないビジネスマン向けには日本通信SIM「合理的かけほプラン」にほぼ匹敵する価格に抑えられていて ◎

 

スマホ利用実態としては、データ通信量、ユーザーの8割が7GB未満、6割が3GB未満という結果を踏まえてのトッピング設定だとは思うのですが、どうせなら「データ8GB/1500円」があれば大半のユーザーがカバー出来て幸せなんですが...どこもそんなど真ん中の直球勝負はなくて、イチバン踏み込んでるのが日本通信SIM「合理的みんなのプラン」、フツーに4G回線でじゅうぶんと感じられる大半のユーザーさんにオススメの現実的ハイコストパフォーマンスな料金プランです。

 

povo2.0のサービス提供は今月末からですが、既に今日(9/13)から「データボーナスプレゼント」付きのキャンペーン・エントリーを受け付けています。

努力の跡は見えますが、既に十二分に安くなってるスマホ料金、果たしてどれほどのインパクトがあるのか大いに疑問ですが、正味の5Gフルスペックを利用してみたいヒトには朗報でしょうか...