つれあいの真珠腫中耳炎との果てしなき戦い〜左耳4度目の手術は真珠腫除去に加えて外耳道拡張の突貫工事

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ウチのつれあいが3年前に真珠腫除去手術した左耳の調子が悪く頭痛と耳鳴りが半端ない、ということで診察してみるとどうやら真珠腫が再発しており、先日左耳4度目の手術に挑んできました。

ウチのつれあいの場合「外耳道が狭く耳管も狭い」ため、内耳室と外気との圧力差で鼓膜が変形しやすかったりして低気圧がやってくると頭痛やめまいの原因になったり、生来耳の奥の換気が悪いので真珠腫中耳炎を生じやすい要因になっておりました。

これまでの経緯

2006年 左耳 真珠腫除去手術と鼓室再建 東京 神尾記念病院
2007年 右耳 真珠腫除去手術と鼓室再建 東京 神尾記念病院

その後「病院は歴史で選んではいけない」ということで地元でお世話になることに。
2009年 左耳 真珠腫除去手術と鼓室再建 埼玉 自治医大病院さいたま医療センター
2014年 右耳 真珠腫除去手術と鼓室再建 埼玉 さいたま市民医療センター
2018年 左耳 真珠腫除去手術と鼓室再建 埼玉 さいたま市民医療センター

2009年以来、特殊過ぎる耳を持つつれあいは継続的に同じ主治医さんに掛かっておりますが、ここまで生きながらえてこれてるのも一重に主治医さんのおかげと言っても過言ではありません。中耳炎ごときで大げさな…と思われるかもしれませんが、真珠腫が生成・成長していくのが脳と薄皮一枚隔てた場所だったりするもので、放置しておくと脳障害を引き起こす可能性が高いので、我が家では常に要警戒レベルな病気指定になっています。

真珠腫が再発しやすい要因として「生来耳の奥の換気が悪い」のに加え、つれあいの場合外耳道がストレートではなく鼓膜の手前に凸凹があり、凹んだ部分に耳垢が溜まりやすい。マイクロスコープ使って搔き出そうにもフツーの耳鼻科の先生には難しいらしく、主治医に頼るしかないという。

今回は鼓膜の向こう側で成長してしまった真珠腫の除去に加えて、生来狭すぎる外耳道の拡張工事と凸凹の舗装工事をおこなうことになりました。
具体的には外耳道にあたる部分の頭蓋骨を削り込んで、手術終りに外耳道に脱脂綿をぎゅうぎゅうに詰め込んで外耳道を広げてストレート化(詳細省略)して換気改善と問題だった鼓膜手前での耳垢沈着を改善する、というもので脳外科の先生にもお手伝いいただきます。

相応に命に関わる大手術とも言えますがコロナ禍なので手術立ち会いができません。
一昨年、つれあいは別の手術でアナフィラキシーショックを発症した経験があり、なにかと心配事の多い今回ですが…自宅で気長に手術の報告を待つことに…いろいろ「手術を待つ」経験を重ねると楽観的になるモンです。今回も手術成功の電話をもらう迄フツーに仕事しておりました。特に耳の手術に関しては主治医を信頼しておりましたし…

手術後、翌日の見慣れた光景…

手術も無事終了、入院1週間の予定でしたがこのご時世「ちゃんと通院できるなら」ということで術後3日で退院。入院中の退屈対策グッズ満載で入院したのにそれならもっと身軽でよかったのに…とボヤキも出ますが…

退院後毎回苦労するのがシャンプー、耳に水が入らないような工夫が必要ですが、耳栓や市販イヤーキャップだと傷口に当たって使えません。我が家では「綿球を耳の穴に入れて」「テープで仮止めして」「防水テープで耳周りを覆う」手順で下記セットを使っています。

病院で使ってるモノより毛羽立ちにくいスグレモノと評判。ちょっと大きめサイズが使い勝手にちょうどイイです。病院で貼られるテープは梱包粘着テープ?と思える粘着力ながら肌に直接触れる部分はかぶれることが多いのでコチラのシリコンテープを使っています。
イヤーキャップ代わりに我が家が推薦するのがこの防水フィルム。極薄フニャフニャで耳廻りの凸凹にも自在にフィット!透過性もあるのでお風呂でもムレにくい!非天然ゴム系なのでアレルギーのヒトにも優しい防水フィルム。

そろそろ術後1ヶ月、ぎゅうぎゅうに詰められていた脱脂綿ガーゼも取れて、やっと普通に音が拾えるようになりましたが、以前の聴力まで回復するにはもう少し時間がかかるらしいです。バイオニック・ジェミーやサイボーグ003バリの改造手術になった今回ですが、聴力が飛躍的に向上するというワケではありません。これで真珠腫の再発が防げるように願うばかりです。ただ骨膜Wフェースのカスタムな鼓膜は健在ですから、フツーのヒトとは聴こえ方はだいぶ違うのは変わらない気がします。

 

 

 

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