NHK受信料が掛からない完全チューナーレス版スマートテレビ〜ドン・キホーテが情熱価格で発売

地上波テレビ放送は映らず(完全チューナー・レス)グーグルの「Android TV」を搭載し、YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオ等のビデオ配信サービスが楽しめるいわゆる完全チューナーレス版スマートテレビがディスカウントストア「ドン・キホーテ」から情熱価格で登場しました。

42型:店舗上限価格 29,800円(税込32,780円)

型番 : TSM-4201F2K
■解像度 : 1920×1080(フルHD〜非4K解像度)
■パネルサイズ : 41.5inch 42V型
■LEDバックライト : DLED
■アスペクト比 : 16:9
■コントラスト : 3000:1
■輝度 : 200cd / ㎡
■応答速度 : 8ms
■OS : Android™9 Pie
■CPU: / MSD6683
■メモリー:1G / 8G
■無線LAN機能 : 2.4G
■Bluetooth : ●
■HDMI端子 : 3 ※HDMI1:ARC&CEC
■USB端子 : 2
■光デジタル端子 : 1
■LAN端子 : 1(100BASE-TX / 10BASE-T)
■ヘッドホン出力 : 1
■MINI YPBPR(コンポーネント) : 1
■AV IN : 1
■音声検索 : ●リモコン
■Chromecast built-in™ : ●
■Googleアシスタント : ●
■サイズ(スタンド付) : 幅952×高さ588.3×奥行197mm
■消費電力 : 74W / (待機電力0.5W)
■年間消費電力 : 108kwh / 年
■ソフトウェア更新方法 : Google OTA / USB
■生産国 : 中国

「Android TV」搭載のスマートテレビ自体は数年前から海外で存在しましたが、amazonとか国内販売される段階で「BS/CSチューナー」が付加され、結果的にNHK受信料を支払う対象の受像機扱いに仕立てられていたりします。

NHKというトコロは受像機開発やデジタル仕様策定にあたって(特許)利権を溜め込んでいる組織でもありますから、受像機を製造するメーカーは多かれ少なかれパテントライセンスの許諾をNHKから受けていたりします。そんなパワーバランスですから受像機を製造するメーカーは、NHKが嫌がることを避けるのがあたりまえになっています。
いわんや「NHK受信料が掛からないスマートテレビ」などご法度なんでしょう。以前ソニーのBRAVIAでチューナーレス・モデルが追加されたことがありましたが取り扱いとしては「業務用」であり一般ユーザーが調達するにはハードルがありました。

期待のXiaomi Mi TV2も結局国内発売されることはありませんでした...

今回ドン・キホーテで完全チューナーレス版スマートテレビが発売出来た裏側までは判りませんが、経済状況厳しい昨今「忖度する」余裕なんか無くなってきたということなのか、今どき「解像度 : 1920×1080」フルHDという10年前基準のしょぼさにお目溢しがあったのか、いろいろ思いますがNHK放送はおろかほとんど地デジ放送を観ないユーザー層は思いの外多いですから、無駄にNHK受信料を払わないで済む「完全チューナーレス版スマートテレビ」ジャンルが是非この流れで4K解像度版以降も一般化して欲しいもんです。