日々の雑感〜BLUE GIANT な生き方

さすがに還暦過ぎると少年誌の中には読みたい漫画タイトルというのも無くなって、ホントに掲載を楽しみに待つタイトルというのも片手に余るほどですが、石塚真一氏の「BLUE GIANT EXPLORER」はそんな数少ない漫画タイトルのひとつです。

ジャズという音楽を通じて、サックスプレーヤーとしての主人公の成長を描くというストーリーなんですが、生業や生き様は違えど「BLUE GIANT EXPLORER」に登場するキャラにはたびたびジブンの記憶の中にある数人の”バカチン”共の顔がダブって見えるのですよ。
大抵の場合、大きな野心を抱く若者も、挫折なり妥協なり教訓なりの成長を経て中途で現実的な身の丈にあったオーダーを自分にしつらえるようになるモンです。何を選んでも後悔のない選択などありえないのだから、それはそれで腑に落ちる選択だったと割り切れたなら幸せというもの。ジブンの周りにはそんな”挫折自慢”なバカチンばかりですが、それも一度は「なりふり構わず全力投球してみた!」と自負できる経験があればこそなんだと思います。ただ、突き抜けて登り詰めるヒトがいるとしたら、この漫画の主人公のような”バカチン”であって欲しいとも思わせてくれます。

 

日々の雑感〜BLUE GIANT な生き方” に対して2件のコメントがあります。

  1. samoi より:

    若い頃はあんたが一番バカチンだったと思うぞ(*^o^*)/

  2. @inmycab より:

    >samoi
    ご無沙汰しております。
    若い頃は、善良なサラリーマンしてたじゃないですか(笑)
    またあらためてご連絡さしあげます。

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