モンキーRT〜シフトチェンジペダル流用改造
元々TZR50のステッププレートをモンキーRTに移植をするべく検討していたんですが、リヤディスク化の準備が進まなかったり、ライポジ合わせのサポートプレートを作成する時間がない...なんてことで、暫定版としてモンキーRTに、モンキーRのステップ廻りを移植して使っておりました。
ただしリターン改造(ドラムシフトピン抜き)したCD90エンジンに合わせて。本来下側のシフトリンケージ取付部分を上側に改造していました。これでボトムニュートラルでシフト操作できるのですが、モンキーRのシフト連結部の割ピンを外向きに取り付けなくてはならなくなり、これがシフト操作を繰り返していると甲に擦られて割ピンがめくれてきてしまうんですね...割ピンが折れて連結部がはずれないか、すごく気になってました。(インチキ臭いリンクロッド)
そこでシフトペダル/リンケージ/ロッド部分を別の車種から流用することを考えてみました。当初はセロー225用でいこうと思っていましたが、シフトリンケージ取付部分が内側に若干オフセットしていて、モンキーRTのスウィングアーム・シャフト取付ボルトに干渉してしまいます。シフトペダル自体を外側にオフセットすればいいのですが、今度はプレート穴に取り付けるためのシフトペダル・シャフトを作成しなければいけません......(めんどくさい)
いろいろ探していくと...ありました!RZ250R用のシフトペダル廻りです。
都合がいいことに元からプレート接合シャフトが付いていて、リンクのピロボール接合分だけシフトペダルが外側にオフセットされています。
(上記画像は実際のモノではなくてYahooオクからの借物です)
シフトペダル/リンケージ/ロッド/プレート接合ロッドの一式をYahooオク(1280円)で落札、シフトロッド長が足りなかったのでDIYで調達したロッドネジ(520円)を適当な長さに切って、汎用継手ボルト(120円)で接合しました。
RZ250Rのプレート接合シャフト径もモンキーRのシフトペダル穴にドンピシャ!ただエンジン側のチェンジシャフト取付側はグラインダを使って少々加工が必要です(モンキーR/RT用のダイナモカバーが干渉します)
シフトペダルの外側へのオフセットが大きいのでオリジナルよりも操作しやすいくらいです。またピロボール接続になってシフトの節度感もアップ!
しかしこれはノーマルエンジン・ユーザーには、あんまり役に立たない流用情報でしたかね(笑)