カングー 絶体絶命〜CLIP診断機沈黙〜何事もなく復帰
来年の夏までには引退がほぼ確定している我が家の2007年型カングー、9月で丸々10年ほぼ大きな故障もなく180,000km走行、ご苦労様なのですが、ココに来てなにやら不吉な兆候が現れております。
目次
不吉な兆候その1
いつものようにカングーをエンジン始動、冬目前でバッテリーの疲労度が気になっておりますがその兆候もなく今日も快調!とか思っておりましたら...ATシフトレバーが【P】パーキングからピクリとも動きません、ATシフトレバーのボタンさえ押せない状況です。
調べてみると”なんらかの理由で” 【P】パーキングロック状態になる場合があるらしいのですが、10年間で初めての現象です。とりあえず解除方法は、ATシフトレバー根元の基盤を外して奥にある”黒いボタン”を押すこととあります。
不吉な兆候その2
警告灯は一切点灯していないのですが... ATセレクタランプのポジションが表示されません。とりあえず【D】ドライブポジションであろうレバー位置に入れると「ガッタン」と大きめの振動、発信してみるとスルスル動きますが... どうやら3速固定状態です。
なんとか走行は可能ですが停止して【P】ポジションに入れると、やはりロックされてしまうので再び基盤下の黒いボタンを押さねばなりません。その日からはなんとかその繰り返してでしのいでおりました。
不吉な兆候その3
翌々日、ルノーディーラーに点検を依頼して出掛けることにして、例の儀式でカングーを発信させようとしたとき気づきました。一昨日には無かった「エンジン警告灯」が点灯しています。
まぁそれでも3速固定状態で走行は出来るみたいなので、ノロノロ50km/h走行で「3年連続販売台数日本一」の練馬ルノーに出かけてみました。特に異常音や振動が増えた様子もなく、気温が下がったこの時期におなじみのいつもの3速固定状態です。ただいつもならエンジンリスタートで元に復帰するトコロがずっとそのままという状態。
とにかくカングー車載のボディーコンピューターにCLIP診断機を接続してエンジン診断&エラー履歴を吐き出してもらわないと原因も修理対策もわかりません。
不吉な兆候その4
「カングーのコンピューターと診断機が繋がりません」
故障の原因特定どころか診断機とコンピューターが繋がらない原因さえ解らない状況です。最悪はカングー車載のボディーコンピューター自体の故障、なんでしょうが完璧に故障していたらそもそも走行など出来ないので、別の原因も考えられるのだが、すぐに原因の原因を特定するのはムリそう... 整備士もこんなのは経験が無いという。
翌週どうしてもクルマを使いたい用事があるのと代車の用意が間に合わないということで、とりあえず誰も保証出来ないながら「走行可能」なのでそのまま帰宅することにしました。
不吉な兆候その5
不思議なことにカングー車載のボディーコンピューターとCLIP診断機を何度か繋ごうとしているうちに「不吉な兆候その1」「不吉な兆候その2」が無くなって見かけ上ATシフトは正常化していると言う。実際に走行してもなんら異常は無い、ただエンジン警告灯は点灯しているので異常があるらしいのは変わらない....なんだろう?もちろん整備士は「わかりません」
帰り際「走行不能になったらレッカーしますけど」と了解をもらいました。
こいつが点灯したらやばいらしい
帰宅途中にある掛かりつけディーラーに立ち寄って「乗り換え早まるかも」とか話をすると、「ウチでも診断させてくれ」とかなりの時間掛けていじってみてくれたのですが、やはり状況は変わらずカングーのコンピューターと診断機がつながりません... こちらの整備士もこんなのは経験が無いという。まぁ同じ見立てになって当然なのでしょうが、ルノー・ジャポンに相談するとのこと。
不吉な兆候その6
さらにその翌日、お米を買い出しに郊外まで出かけました。
相変わらず「エンジン警告灯」点灯ながらATシフトは正常動作してくれます。もうほとんど不調な気がしないくらいフツーです。
新潟産コシヒカリと会津産つや姫を5kgづつ玄米で購入
さて近所のロジャースに移動しようとカングー始動、しばらく走っているとき気づきました。
「エンジン警告灯」が消えてる...
その日はその後50km位走っては止まりを繰り返しましたが、二度と「エンジン警告灯」が点灯することはありませんでした。3日前のトラブルや前日のドタバタ騒ぎはなんだったのだろう?
「直っちゃいました」とディーラーに連絡すべきなのか、一週間くらい様子をみた方がいいのか、もしかしたら今だったらカングーのコンピューターと診断機がつながるかも、とか考えますが、ちゃんと相談しないと再発しても原因不明のままですから...
とにかくカングーはそんなことが起きるクルマです
とか書くと購入する人はビビるかもしれませんが
あくまで我が家のカングーは、9月で丸々10年ほぼ大きな故障もなく180,000km走行しているクルマです。