モンキーRT〜5年ぶりの再起動に向けて〜いにしえの点火系チューン

GPX125エンジンに付属の不審な中華製点火プラグは鼻から使う気がないので、ネジピッチとか見てもいままで使っていたCD90エンジン用と同じみたいなので、NGK製の該当品番点火プラグ:C7HAに交換します。

ネットでGPX125エンジン用中華点火プラグの代替えを調べてみると、ほとんどのユーザーはCR7HSAを選んでいるみたいですが、ジブンはスーパーカブC50由来の古い品番C7HAを選択します。

いにしえの抵抗レス化 点火系チューン 

80年代、まだXR200Rでエンデューロレースを走っていた頃に流行った点火系チューンは、イグニッション〜点火プラグの間に使われているコードを高伝導なものに交換したり、パーツに使われている抵抗体を取り除いたりというもので、そこでイチバン効いたのが”抵抗体無しプラグ”と”抵抗体抜きプラグキャップ”。高価だった高伝導コードは買って損した記憶しかありません。

横型エンジンで使うCタイプのNGK製点火プラグの種類としては...

NGK:C7HA  (ノンレジスタ、初期型)
NGK:C7HSA (ノンレジスタ、スーパーワイドレンジ型〜現行標準型)※
NGK:CR7HSA (レジスタ入、スーパーワイドレンジ型〜現行標準型)※
NGK:CR7HSA9 (レジスタ入、スーパーワイドレンジ型〜改良型※
NGK:CR7HIX (レジスタ入、イリジウム)

高性能版は高価なイリジウムのCR7HIX...な気がしますが、大径キャブとか使う場合はまず扱いづらいし、実際のトコロ”高性能”を体感しづらいです。
※現行標準扱いのスーパーワイドレンジ型のCR7HSAは始動時に”カブリ易い”というユーザーが多く、プラグギャップを0.65mm→0.9mmに広げて改良?したのがCR7HSA9と言われています。
※※「プラグのレジスターの有無は最近では点火システムの性能向上により、ほとんど差がありません。今後はレジスタータイプが主流になります」とメーカー側はアナウンスしているんですが...ノンレジスタタイプに潜在的なアドバンテージがあるのは認めているということです。「逆にノンレジスタータイプですと一部の車種の一部の機種でエンジントラブルを発生する恐れがあります」ノイズ発生で電子機器に影響を与えるという意味ではそのとおりですが、CDI搭載の旧車くらいでは問題無い...がGPSとかナビとか追加搭載する電子機器には影響あるかも。

そんな履歴のCタイプ点火プラグなので...実際比べて体感してみるのはいかがでしょう。

モンキーRTではまだプラグ以外に手を入れてませんでした。ちょうど純正プラグキャップラバーには裂け目があって防水性に問題ありで、プラグ端子接点に腐食もあるようだし、なにせ古い純正パーツですからイグニッションの劣化もあるやも...ちょっとパーツを買い足してやらねばなりません。

エンジン始動まであと少し...