2018 MacBookの賢い選択とは〜MacBook Airは過去の遺物なのか

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日経トレンディーの「MacBook Airはもう古い 5年後に後悔しないMac選び」は昨年8月に書かれた記事ですが、半年以上経過した5月現在でも「人気記事ランキング」に登場するほど支持されています。しかしながら価格.comの売れ筋ランキングによれば、実際にMacBookを購入しているユーザー動向は必ずしも記事の内容を反映したものにはなっていません。

2018.5.13現在、価格.com Mac ノート 人気売れ筋ランキング

とにかくMacBook Airを貶めたかった日経トレンディー

日経トレンディー記事の記者さんはとにかくMacBook Airを貶めたかったんだろうなぁと思わずにはいられないのが「2010年製」を強調する冒頭の下りで、ことさらMacBook Airの古さを強調したかった節があります。

モバイルノートPCで圧倒的な知名度を誇るのが、アップルの「MacBook Air」だ。アルミ素材を用いた美しい仕上げのスリムボディーが学生から社会人まで幅広い層に好まれ、2010年10月のフルモデルチェンジ以来ロングセラーを続けている。ノートPCの売り上げランキングを見ても、いまなお上位にランクインする人気ぶりだ。

ノート型Macでは一番の売れ筋となっているスリムモデル「MacBook Air」。現行モデルの発売は2010年10月なので、実に7年近くものロングセラーとなっているのに驚かされる (日経トレンディー記事抜粋)

MacBook Air 1800/13.3 MQD32J/A

もちろん記事が書かれた2017年08月23日時点でのMacBook Airは、2017年6月6日にEarly 2015モデルからさらに内部が刷新されたNewモデルだったはずなのですが、そこには一切触れられず、ひるがえってMacBook Proについては「2016年秋に登場し、この5月に小改良を実施したMacBook Pro」とご丁寧なマイナーチェンジ紹介が記されていてかなり意図的に思えます。

以降の記事も嘘とは言わないまでもかなり浅はかな内容でツッコミどころ満載なのですよ。

性能云々は置いといて…MacBookシリーズを眺めてみると違う側面も見えてきます。

5年後の疑わしい未来

日経トレンディー記事によれば、現行MacBook Pro / 12’MacBookを選択しておけば5年後にも後悔しないらしいが、直近の半年後にも後悔しそうなのがこの現行モデルだったりします。

  • <故障したら>分解不可の現行MacBook Pro / 12’MacBook
    個人で修理やパーツを換装することは著しく難しくなりました。
    修理は AppleStore正規サービスプロバイダに持ち込むしかありません。
     
  • <容量不足になったら>SSD換装出来ない現行MacBook Pro / 12’MacBook

    MacBook Proの2016年モデル以降は、専用SSDの換装が出来なくなりました。
    MacBook Proの2016年モデル以降は、SDカードスロットも廃止されSD増設も出来なくなりました。
     

  • <バッテリー寿命で>交換不可の現行MacBook Pro / 12’MacBook
    個人で修理やパーツを換装することは著しく難しくなりました。
    交換は AppleStore正規サービスプロバイダに持ち込むしかありません。

新型Macは全て「USB Type-C」に移行するようですが、ユーザーにはデメリット満載、正直メリットは何一つ感じられません。複雑怪奇な「USB Type-C」の仕様はさらに拡張されていくみたいで、現行MacのUSB Type-Cポートが将来の仕様と互換を持つとは保証されていません。

 

手堅い選択

「RethinaじゃないとMacBookとは言えない」と言い張るヒトは別として、MacBook Air / MacBook Pro / 12’MacBook を土俵に並べるならば、とりあえず手堅い選択はMacBook Airです。

「USB Type-C」という煩わしさに付き合う必要が無いし、<容量不足になったら>専用SSDを調達することも出来るし、<バッテリー寿命で>個人で新しいバッテリーに換装することも出来ます。<故障したら>個人でなんとか対応出来る余地があるし、AppleStore正規サービスプロバイダの縛りをうける必要もありません。

ただトレンドになりつつあるVR/AR対応プログラムは、もしかしたらMacBook ProのツインGPUを活かした設計になるやもしれません。しかしながら果たして5年後、現行MacBook Proに搭載されたGPU性能で足りるシロモノなのかどうかはかなり不透明だったりします。新しく起きるコトは新しいモノで対応するしかないと割り切れば、5年後の不確かなコトに後悔云々することはないはずです。

幸か不幸か、購買ユーザーさんの傾向は手堅い選択をしておられるようにみえます。

昔のスパイ映画のように命からがらUSBメモリーやSDカードで情報を手渡すシーンなんかは無くなるやもしれません。少なくともそこにMacBook Proが映り込むことはないはずです。だって「USB Type-Cドック」をわざわざ持ち歩くスパイなんて格好悪いですもんね。

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