15′ MacBook Proのモニター接続ガイド

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MacBook Pro 15インチモデルに接続できる外部接続ディスプレイについての解説です。便宜上、アップルがHDMIを正式サポートする(macOS Sierra アップグレードのハードウェア要件でもある)2010年以降モデルを対象に扱っています。

年度モデル別グラフィック・スペック

アップルの公式発表から外部接続ディスプレイに関しての情報をモデルごとに整理してみました。
各スペック内容は、搭載グラフィックボードやOSのアップグレード状況により異なる場合があります。予めご了解ください。

リリース モデル (技術仕様LINK) 搭載グラフィックボード 外部ディスプレイと ビデオミラーリング 最大解像度 特記・参照
HDMIポート出力 Mini DisplayPort出力
2017 Retina
macbookpro-1

技術仕様

Radeon Pro 555
&
Intel HD Graphics​630

Radeon Pro 560
&
Intel HD Graphics​630

最大2台
5,120 x 2,880ピクセル解像度、60Hz
十億色以上対応

最大4台
4,096 x 2,304ピクセル解像度、60Hz

数百万色以上対応

最大4台
3,840 x 2,160ピクセル解像度、60Hz

十億色以上対応

無し

最大5,120 x 2,880ピクセル表示

別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

※Thunderbolt3 ポート(最大40Gbps)x 4

4K ディスプレイとUltra HD TV に対応(5K 対応設計)

※Radeon Pro 450は、DisplayPort 1.4、HDMI 2.0bに準拠している。

Late 2016 Retina
macbookpro-1

技術仕様

Radeon Pro 450
&
Intel HD Graphics​530

Radeon Pro 455
&
Intel HD Graphics​530

Mid 2015 Retina
macbookpro-1

技術仕様

Intel Iris Pro Graphics​

<オプション>
※AMD Radeon R9 M370X

最大2台
最大3,840 x 2,160ピクセル表示を同時サポート(数百万色以上対応)

HDMI1.4準拠

1080p解像度、最大60Hzに対応

3,840 x 2,160解像度、30Hzに対応

4,096 x 2,160解像度、24Hzに対応(ミラーリングには非対応)

最大3,840 x 2,160ピクセル表示

※1台の外部ディスプレイで最大5,120 x 2,880解像度、60Hzに対応
(AMD Radeon R9 M370X搭載モデルのみ)

別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

※Thunderbolt2 ポート(最大20Gbps)x 2

4K ディスプレイと
Ultra HD TV に対応

MST (マルチストリームトランスポート) モードで
60 Hz出力に対応

OS X Yosemite v10.10.3 以降でSST(シングルストリームモード)のほとんどの 4K (3840 x 2160) ディスプレイに対応し、60 Hz の出力が可能

Mid 2014
Retina
macbookpro-1

技術仕様

Intel Iris Pro Graphics​

<オプション>
※NVIDIA GeForce GT 750M
(2GB GDDR5メモリ搭載)

最大2台
最大2,560 x 1,600ピクセル表示を
同時サポート(数百万色以上対応)

最大2,560 x 1,600ピクセル表示

別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

※Thunderbolt2 ポート(最大20Gbps)x 2

Late 2013 Retina
macbookpro-1

技術仕様
4K ディスプレイと
Ultra HD TV に対応

※解像度が 4K 以上のディスプレイの中には、DisplayPort ケーブルを 2本使って接続しなければフル解像度で出力できないものがあります

MST (マルチストリームトランスポート) モードで
60 Hz出力に対応

Early 2013 Retina
macbookpro-1

技術仕様

Intel HD Graphics 4000

<オプション>
※NVIDIA GeForce GT 650M
(1GB GDDR5メモリ搭載)

最大2台
最大2,560 x 1,600ピクセル表示を
同時サポート(数百万色以上対応)

HDMI1.4準拠

1080p解像度に
対応

最大1,920 x 1,200解像度に対応

最大2,560 x 1,600ピクセル表示

別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

※Thunderboltポート(最大10Gbps)x 2

※市販の「Mini DisplayPort to HDMI 1.4 アダプタ」等を介して4K /Ultra HD TV ディスプレイと接続できます。但しアップルサポート外の仕様であり、安定性や障害の発生は、ディスプレイ側の仕様により異なります。
Mid 2012 Retina

技術仕様
Mid 2012
-Unibody-
macbookpro-2

技術仕様

Intel HD Graphics 4000

<オプション>
※NVIDIA GeForce GT 650M
(1GB GDDR5メモリ搭載)

最大2,560 x 1,600ピクセル表示をサポート(数百万色以上対応)

最大2,560 x 1,600ピクセル表示

別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

※Thunderboltポート(最大10Gbps)x 1

Late 2011
-Unibody-
macbookpro-2
技術仕様

AMD Radeon HD 6750M(
AMD Radeon HD 6770M

Intel HD Graphics 3000

最大2,560 x 1,600ピクセル表示をサポート
(数百万色以上対応)

HDMI 無し

DVIポート対応

※ 但しアップルは、2010 年半ば以降に発売されたモデルで「HDMI 規格のバージョン 1.0、1.1、1.2、1.2a、1.3、1.3a、1.4 に準拠する HDMI デバイスに対応するように設計されているとしています。

2009年以前のモデルでは変換アダプタを介してもHDMI出力には正式対応していません。

最大2,560 x 1,600ピクセル表示

別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

※Thunderboltポート(最大10Gbps)x 1

※市販の「Mini DisplayPort to HDMI 1.4 アダプタ」等を介して4K /Ultra HD TV ディスプレイと接続できます。但しアップルサポート外の仕様であり、安定性や障害の発生は、ディスプレイ側の仕様により異なります。
Early 2011
-Unibody-

技術仕様
AMD Radeon HD 6490M
AMD Radeon HD 6750M
Intel HD Graphics 3000
Mid 2010
-Unibody-

技術仕様
NVIDIA GeForce 9400M
NVIDIA GeForce 9600M GT

 

4K、5Kディスプレイ規格への対応について

Late2016 Rethina〜

最新Late2016モデルでは、飛躍的にグラフィック性能が高められボードスペックとしては、Radeon Pro 450が DisplayPort 1.4、HDMI 2.0bに準拠しています。Thunderbolt3がDisplayPort1.4に対応したという正式アナウンスはありませんが、5Kディスプレイやフルスペックの4K出力に対応しました。(韓国LGとThunderbolt3接続の5K,4Kディスプレイ設計で提携発表)

Late2016 15インチMacBook ProはツインGPU搭載で

  • デュアル 5Kディスプレイ接続
  • クアッド 4Kディスプレイ接続

を実現するためのモデルだと言えます。
既発の4K/Ultra HD TVであれば、Thunderbolt3変換アダプタを介して、フルスペックでの安定した接続が出来るはずです。

Thunderbolt3ディスプレイへダイレクト接続する

Thunderbolt3接続に対応した5K、4Kディスプレイには直接Thunderbolt3ケーブルを用いて直接接続することが出来ます。

5K:表示解像度 最大5,120 x 2,880ピクセル解像度、60Hzのディスプレイに対応します。

4K(SST:Single-Stream Transport)
表示解像度 最大4,096 x 2,304ピクセル解像度、60Hzのディスプレイに対応します。

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その他外部ディスプレイへ変換アダプタを使って接続する

HDMIやDisplayPort対応の4Kディスプレイに接続するためには、Thunderbolt 3からHDMI2.0への変換アダプタ、もしくはDisplayPort(オス)への変換ケーブルが必要です。また非4Kディスプレイへの接続にもVGA、DVI等、ディスプレイ搭載のポートに合わせた変換アダプタが必要です。

変換アダプタを使って4Kデュアルモニター

Thunderbolt 3ポートから下記専用変換アダプタを介して2台の4K(60kHz)ディスプレイに接続すると便利です。さらに
・Gigabit Etherポート
・給電付きUSB3.0、USB2.0ポート
を持つので、据え置き型利用ユーザーには便利でお得なUSB-Cドックです。

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Late2013 Retina〜Mid 2015 Retina

  • パワー不足ながら4K対応最終調整モデル:Mid2015 Retina
  • 4K対応過渡期モデル:Late2013 Retina、Mid2014 Retina

アップルは「Late2013以降モデルで4K/Ultra HDに対応」とアナウンスしていますが、現在に至るまで旧モデルで4Kディスプレイ駆動に必要なHDMI2.0に対応したとの発表はありません。(HDMI1.4でもかろうじて4Kは駆動できるのですが…)DisplayPort(1.2)を介しての4K接続に関しても、ディスプレイメーカーの仕様によっては限定的な接続対応しかできません。但しファームウェアやOSのアップデートで接続状況はかなり好転しており、Mid 2015 Retinaではほぼ問題が解消されていると言われています。またLate2013,Mid2014モデルでも今後はディスプレイメーカー側の新製品投入で接続は安定する方向です。

※旧モデルMacBook proでの4K接続では、DisplayPort仕様、SST (シングルストリーム) /MST (マルチストリームトランスポート) の理解やディスプレイ調整の知識が必要になります。

 

Mid2010〜Early 2013 Retina

  • 4K対応要素はあるもののスペック基準に達していないモデル

アップルは「Mid2010以降モデルでHDMI1.4に対応している」とアナウンスしていますが、Intel HD Graphics 4000番以下のグラフィックボードでは(公式アナウンスとして)4Kディスプレイを駆動させるスペックは備えていません。またThunderbolt(最大10Gbps)によるDisplayPort仕様では実質的な通信速度を安定的させるのは難しいと判断されています。DisplayPor(1.2)で一部の4Kディスプレイへの接続例も報告されていますが、30Hzリフレシュレート制限や表示遅延が発生する場合が多く、使われ方には大きな制限が生じると考えた方が無難です。

※サードパーティー製変換アダプタを使って、限定的に4Kディスプレイを駆動させられるようですが「かろうじて眺めていられる」程度に考えた方がいいかもしれません。

 

最大解像度WQHDの選択肢

Mid 2010以降のモデルで接続可能な最大解像度WQHD(2560×1440)クラスのディスプレイは、解像度をリニアに調整できることデュアル化も容易であるという現実的なメリットを最大限に活かせる選択肢と言えます。

※PCとしての操作性を考慮すると、4Kディスプレイでは必ずしも最高解像度やHiDPIモードでベスト表示というワケにはいかない場合がままあります。そしてグラフィックエンジンやディスプレイの性能によって解像度選択には「高解像度版」「低解像度版」という仕様も加わって必ずしも解像度をリニアに変更出来ない場合があります。