13′ MacBook Proの外部モニター接続ガイド

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MacBook Pro 13インチモデルに接続できる外部接続ディスプレイについての解説です。便宜上、アップルがHDMIを正式サポートする(macOS Sierra アップグレードのハードウェア要件でもある)2010年以降モデルを対象に扱っています。

年度モデル別グラフィック・スペック

アップルの公式発表から外部接続ディスプレイに関しての情報をモデルごとに整理してみました。
各スペック内容は、搭載グラフィックボードやOSのアップグレード状況により異なる場合があります。予めご了解ください。

リリース モデル (技術仕様LINK) 搭載グラフィックボード 外部ディスプレイ 4K, 5K対応
HDMIポート出力 Mini DisplayPort出力
2017 Retina
macbookpro-1

技術仕様
Intel Iris Plus Graphics 640

HDMI 無し

※Thunderbolt 3 ポート(最大40Gbps)
x 2

1台
5,120 x 2,880ピクセル解像度、60Hz
十億色以上対応

最大2台
4,096 x 2,304ピクセル解像度、60Hz
数百万色以上対応

最大2台
3,840 x 2,160ピクセル解像度、60Hz
十億色以上対応

 

5K,4K ディスプレイとUltra HD TV に対応
Late 2016 Retina
macbookpro-1

技術仕様
Intel Iris Graphics 540
Mid 2015 Retina
macbookpro-1

技術仕様
Intel Iris Graphics 6100

1080p解像度、最大60Hzに対応

3,840 x 2,160ピクセル解像度、30Hzに対応

4,096 x 2,160ピクセル解像度、24Hzに対応

※Thunderbolt 2 ポート(最大20Gbps)
x 2

最大3,840 x 2,160ピクセル表示

別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

4K ディスプレイとUltra HD TV に対応 MST (マルチストリームトランスポート) モードで 60 Hz出力に対応

OS X Yosemite v10.10.3 以降でSST(シングルストリームモード)のほとんどの 4K (3840 x 2160) ディスプレイに対応し、60 Hz の出力が可能

Mid 2014
Retina
macbookpro-1

技術仕様
Intel Iris Graphics ※Thunderbolt 2 ポート(最大20Gbps)
x 2

最大2,560 x 1,600ピクセル表示を
同時サポート(数百万色以上対応)

別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

Late 2013 Retina
macbookpro-1

技術仕様
Early 2013 Retina
macbookpro-1
技術仕様

Intel HD Graphics 4000

1080p解像度に
対応

最大2,560 x 1,600ピクセル表示

※Thunderboltポート(最大10Gbps)x 2

最大2,560 x 1,600ピクセル表示別売変換アダプタを使用してHDMI、DVI、VGA、デュアルリンクDVI出力に対応

※市販の「Mini DisplayPort to HDMI 1.4 アダプタ」「Mini DisplayPort to DisplayPort」等を介して4K /Ultra HD TV ディスプレイと接続できます。但しアップルサポート外の仕様であり、安定性や障害の発生は、ディスプレイ側の仕様により異なります。

DisplayPort 1.2に非対応、リフレッシュレート30kHzでの接続

Mid 2012
macbookpro-2

技術仕様

Intel HD Graphics 4000

HDMI 無し

※ 但しアップルは、2010 年半ば以降に発売されたモデルで「HDMI 規格のバージョン 1.0、1.1、1.2、1.2a、1.3、1.3a、1.4 に準拠する HDMI デバイスに対応するように設計されているとしています。

Late 2011
macbookpro-2 技術仕様
Intel HD Graphics 3000
Mid 2010
macbookpro-2
技術仕様
NVIDIA GeForce 320Mグラフィックプロセッサ

 

4K、5Kディスプレイ規格への対応について

Late2016 Rethina〜

Late2016以降モデルで DisplayPort 1.4、HDMI 2.0bに準拠しています。Thunderbolt3がDisplayPort1.4に対応したという正式アナウンスはありませんが、5Kディスプレイやフルスペックの4K出力に対応しました。

  • デュアル 5Kディスプレイ接続
  • クアッド 4Kディスプレイ接続

既発の4K/Ultra HD TVであれば、Thunderbolt3変換アダプタを介して、フルスペックでの安定した接続が出来るはずです。

Thunderbolt3ディスプレイへダイレクト接続する

Thunderbolt3接続に対応した5K、4Kディスプレイには直接Thunderbolt3ケーブルを用いて直接接続することが出来ます。

5K:表示解像度 最大5,120 x 2,880ピクセル解像度、60Hzのディスプレイに対応します。

4K(SST:Single-Stream Transport)
表示解像度 最大4,096 x 2,304ピクセル解像度、60Hzのディスプレイに対応します。

シンプルにThunderbolt 3ケーブル1本で接続
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その他外部ディスプレイへ変換アダプタを使って接続する

HDMIやDisplayPort対応の4Kディスプレイに接続するためには、Thunderbolt 3からHDMI2.0への変換アダプタ、もしくはDisplayPort(オス)への変換ケーブルが必要です。また非4Kディスプレイへの接続にもVGA、DVI等、ディスプレイ搭載のポートに合わせた変換アダプタが必要です。

変換アダプタを使って4Kデュアルモニター

入出力ポートとしてThunderbolt 3(TB3)を2つしか持たない13 MacBook Proで4Kデュアルモニターを使いたい場合はTB3・1ポートから下記専用変換アダプタを介して2台の4K(60kHz)モニターに接続すると便利です。さらに
・Gigabit Etherポート
・給電付きUSB3.0、USB2.0ポート
を持つので、据え置き型利用ユーザーには便利でお得なUSB-Cドックです。

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Late2013 Retina〜Mid 2015 Retina

  • パワー不足ながら4K対応最終調整モデル:Mid2015 Retina
  • 4K対応過渡期モデル:Late2013 Retina、Mid2014 Retina

アップルは「Late2013以降モデルで4K/Ultra HDに対応」とアナウンスしていますが、現在に至るまで旧モデルで4Kディスプレイ駆動に必要なHDMI2.0に対応したとの発表はありません。(HDMI1.4でもかろうじて4Kは駆動できるのですが…)DisplayPort(1.2)を介しての4K接続に関しても、ディスプレイメーカーの仕様によっては限定的な接続対応しかできません。但しファームウェアやOSのアップデートで接続状況はかなり好転しており、Mid 2015 Retinaではほぼ問題が解消されていると言われています。またLate2013,Mid2014モデルでも今後はディスプレイメーカー側の新製品投入で接続は安定する方向です。

※旧モデルMacBook proでの4K接続では、DisplayPort仕様、SST (シングルストリーム) /MST (マルチストリームトランスポート) の理解やディスプレイ調整の知識が必要になります。

 

Mid2012 〜Early 2013 Retina

  • 4K対応過渡期モデル:アップル公式では非対応

アップルはこれらのモデルでは「DisplayPort 1.2に非対応」とアナウンスしています。GPU性能としては4K出力対応ながら、リフレッシュレート30kHz駆動での接続に制限されます。一部の4Kディスプレイへの接続例も報告されていますが表示遅延が発生する場合が多く、使われ方には大きな制限が生じると考えた方が無難です。

※サードパーティー製変換アダプタを使って、限定的に4Kディスプレイを駆動させられるようですが「かろうじて眺めていられる」程度に考えた方がいいかもしれません。

 

Mid2010〜Late2011

  • 4K対応要素はあるもののスペック基準に達していないモデル

アップルは「Mid2010以降モデルでHDMI1.4に対応している」とアナウンスしていますが、Intel HD Graphics 4000番未満のグラフィックボードでは(公式アナウンスとして)4Kディスプレイを駆動させるスペックは備えていません。またThunderbolt(最大10Gbps)によるDisplayPort仕様では実質的な通信速度を安定的させるのは難しいと判断されています。

最大解像度WQHDの選択肢

Mid 2010以降のモデルで接続可能な最大解像度WQHD(2560×1440)クラスのディスプレイは、解像度をリニアに調整できることデュアル化も容易であるという現実的なメリットを最大限に活かせる選択肢と言えます。

※PCとしての操作性を考慮すると、4Kディスプレイでは必ずしも最高解像度やHiDPIモードでベスト表示というワケにはいかない場合がままあります。そしてグラフィックエンジンやディスプレイの性能によって解像度選択には「高解像度版」「低解像度版」という仕様も加わって必ずしも解像度をリニアに変更出来ない場合があります。