豊洲土壌汚染対策問題3〜1975年の東京ガス敷地から推測する汚染侵食が酷いポイント

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ニュースによれば「豊洲市場の敷地で行っている地下水の第8回モニタリングで、基準値を上回るベンゼンとヒ素が検出された。検出されたのは、豊洲市場の青果棟のある敷地2カ所から、基準値の1.1倍と、1.4倍のベンゼンが検出され、別の1カ所から、基準値の1.9倍のヒ素が検出された」らしいですが、何故そこから?という疑問が残ったので、再びジブンなりの妄想にふけってみました。

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1968年当時 東京ガス 豊洲工場

そもそも豊洲の東京ガス工場跡地の全面が真っ黒に土壌汚染されているとは考えづらいので、当時の工場敷地の様子と土壌汚染対策専門会議に提出されていた「都市ガス製造工場配置図」を比べてみました。

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1975年当時の東京ガス 豊洲航空写真

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ベンゼン・ヒ素等の汚染が酷いと予測された
コークス・石炭の集積地、コークス炉、触媒炉、廃液周辺

 

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 現在の豊洲航空写真に重ねてみる

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さらに豊洲市場・地下空間を重ねてみる

 

 基準値の1.9倍のヒ素が検出されたという東側の青果棟は、もともと触媒(ヒ素化合物)使用による汚染懸念が高かった場所で、且つ地下空間のど真ん中にあたるということで…普通に危なさそうな気がします。

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但し「1975年当時の東京ガス」をよく見ると分かりますが、コークス・石炭の集積地は広大で、「水産卸売棟」「水産仲卸棟」の東側半分にまたがっており汚染懸念が無いワケではないです。ただ「水産卸売棟」西側半分は昔は野球のグラウンドだったんですねぇ…と気を緩めて眺めてはいけないらしいのが下図です。

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Tweet@中澤誠 STOP築地移転に掲載される
一級建築士・水谷和子氏によって作成されたという汚染マップ

「1975年当時の東京ガス 豊洲航空写真」の野球グラウンド付近の土壌からも多量の重金属を検出したことになっている。グラウンド北側にある建物での生成物が影響しているのだろうか?それに比べてコークス・石炭集積地の土壌からはあまり検出されていない…う〜んこのデータは解せんなぁ…

 

10/5追記
ニュースで「道路部分は土壌対策していない」という縦割行政ならではのバカバカしい実態が披露されていました。なるほどそれなら上図の汚染モニタリングはさもありなんですね。

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