新型コロナ戦争〜高齢者の重篤化とサイトカインストーム〜私的解釈

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季節性インフルエンザに感染すると肺炎化等、高齢者の重篤化、致死の確率があたりまえのように高くなるのは「免疫が落ちてるから…」と昔からもっともらしい言い訳が用意されていたのですが、新型コロナの場合は似て非なる要因があると言われています。

新型コロナに感染すると急激に重篤化する場合があるのは、免疫系のミエロイド系食細胞バースト(破裂)の暴走(サイトカインストーム)で多量の炎症性サイトカイン(タンパク質)がばらまかれ、結果的に血管系や臓器に血栓を生じて致死的な状況をつくってしまうためだと推測されています…とかなり要約したつもりでも理解は面倒くさいです。

実はもっと種類が多くて関係性はもっと複雑です…

そもそも免疫系に登場する役者さん(免疫細胞の種類)が多すぎるし、免疫のシステムとしての働きも学者さんがそれらしく説明するほどには実はわかっておらず、ほとんどの説明はおっかなびっくりな推測・推定の山積みで出来ています。

最近では。新型コロナの場合、B細胞が産する抗体寿命が何故か著しく短いという報告もあり、症状が軽いヒトほど短く、症状が出ない(PCR検査で陽性)ヒトの抗体はかなり短い期間で消失(?)してしまうので、再感染の可能性も指摘されだしました。(重篤化したヒトほど抗体のマーカーが強くて長寿命という皮肉)

 

サイトカイン・ストームは最強兵士無きあとの自爆特攻

ウイルス増殖に対抗する免疫系部隊での最強兵士「キラーT細胞」とも呼ばれる「T-リンパ球」は、心臓に乗っかるような位置にある「胸腺」で作られます。詳しくは骨髄で作られる前駆細胞の一部が「胸腺」でTリンパ球に”教育”されると言われています。

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ガンで死ぬ人が増えるほんとうの理由〜私的解釈」記事でも書いたように加齢とともにヒトの免疫力は衰えていくわけで、それは「胸腺」の老化衰退の一生と歩を同じにしているようです。驚くことには「胸腺」の発育は新生児期までに完了、思春期直前に最大値となり、以後は加齢と共に減少、退縮しTリンパ球の産生が低下し高齢化とともに「胸腺」の大部分が脂肪組織で置き換えられていきます。つまりは年齢による免疫力の低下は、概ねそうやって生理的な営みとしてプログラムされているというわけです。

新型コロナとの戦いにおいて、高齢者ほど重篤化しやすいというのは、加齢によってすでに減少してしまった増援部隊(T-リンパ球)の支援が得られない戦況を察知した免疫系司令(樹状細胞)が、食細胞に最後の特攻(自爆バースト)を司令しているかのようにも見えます。

抗体検査を受けてみたいです

毎日の早朝散歩を習慣にしているジブンですが、寒さも緩みだした3月初旬あたりのある日、散歩を始めてしばらくしてふくらはぎに違和感を感じて「準備運動が足りなかった?」とか思っていましたら、だんだん痛みが広がっていつもの2kmコースの終盤にはふくらはぎの痛みで立ち止まってしまうほどに…
厳冬期にアキレス腱や筋を痛めることはたまにあるのですが、それとは明らかに違っていてふくらはぎの下半分あたりがぼんやり痛む、そんな感じでした。
揉み込みマッサージと湿布で翌朝には回復していたので、準備運動を念入りに行い散歩を再開してみたら…やはり後半に鈍痛をふくらはぎに感じて連日の湿布。その頃はいつもより息が上がりやすかったり、浅い深呼吸になってしまう等の違和感もあってそろそろご老体か?などと脳裏をよぎりましたが、1週間もすると元の調子に戻ってなんとも???な出来事でした。その後5月に入って「新型コロナ感染で血栓が出来やすくなる」という話が出たときにもしや3月の違和感と痛みは「軽い血栓症だったのでは?」との疑惑を持ったモンです。

できれば抗体検査で新型ウイルスの感染履歴(抗体)があるのか知りたいところです。

変異が早い新型コロナ

新型コロナが武漢で採取されて1ヶ月足らずのうちにゲノム解析され、新型コロナの遺伝子長は、インフルエンザの15倍とウイルスの中でも最長クラスのシロモノだと判明、当初から感染経緯や体内でコピーミスが起こる確率が高く、頻繁に変異が起こる可能性が指摘されていました。いまやけっこうな亜種が存在することが追跡確認されていますが、感染力や毒性が上がった欧州型が第二波としての脅威となっています。

海外渡航解禁は近いらしいですが、解禁明けの次月は第二波の猛威に晒されてるんでしょうね…旧コロナ抗体はちゃんと自然免疫として機能してくれるんでしょうか? その辺はまだモヤっとした情報しかありません。

後楽園ドーム丸ごと野戦病院化でいいんじゃない

もはやこれ以上経済を犠牲にしたくない西村・小池ラインは、病院の受け入れが許すかぎり何が何でも自粛要請なんかしたくないらしいです。それはそれで見識というモンですが、果たして病院の経済効率は無視されたままですから、早晩対応出来ないとする病院が出ても不思議じゃないです。中国共産党方式ではありませんが、どうせまともに野球なんか営業できないワケですから、東京都は後楽園ドーム借り上げて丸ごと野戦病院にしてしまって少なくとも病床リスクだけでも持つ、くらいやればいいです。医者は出張レンタル、医療スタッフは学徒動員よろしく医学生やインターンにボランティア参加なり実習参加なりさせる”非常事態宣言”を出せばいい、多分その方が予算安上がりで収容力も確保できる、と門外漢は安易に考えてしまうのですが…

 

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