いぬのきもちとねこのきもちとひとのきもちと

"我が家の生き物" カテゴリー記事
  

数年前から猫ブームとマスコミが持ち上げ、飼い犬数は減少傾向なんだと報道されておりますが、実態はどうなんだろうとネットを覗いてみてもなんだかしっくりくる理由はみつかりません。

来月で14歳を迎える我が家のボストンテリア
全身白髪交じりのロマンスグレーです

犬猫ペット動向の推移〜この10年

ペットフード協会が実施した「平成29年 全国犬猫飼育実態調査」によれば犬の飼育頭数:8,920千頭、猫の飼育頭数:9,526千頭と逆転していると伝えています。

ただこの数字も住民台帳世帯数にどこから持ってきたか解らない飼育率なるものを掛け算した数字なのでどこまで信憑性があるのかは疑問…なのですが、出版物の数字を見ると世間での犬離れは結構に深刻やもしれないと思ってしまいます。

ガベージニュース:諸種雑誌部数動向(2017年10-12月) 抜粋

この10年間のあいだに「いぬのきもち」発行部数は1/2にまで減少、「ねこのきもち」もマスコミが猫ブームと煽るほど増えてるワケでもなく全体としては横ばいが微減という状況。ただ若い世代は猫を選択してるんでしょうね、そうでなければこんなグラフになりません。競合誌の状況がわからないのでこれをもって云々は早計でしょうが、犬猫ペット事情の大まかな傾向には矛盾しないです。

何故犬離れが進む?

以前にも「ペット事情の謎、飼い犬が急減しているワケ 」とかで言われてるように「手の掛かる犬より猫」だったりするんでしょうが、経済的・時間的に余裕があるヒトでなければ犬を飼うのは難しいし、共働きやシングルが蔓延すればそれもうなづける気がします。

それと犬を飼うヒトの圧倒的過半数が純血・ブランド犬だということ。そもそも野犬化が懸念されて積極的な駆除対象になりやすいため野良犬を見かけることはほとんど無くなりましたから「犬はペットショップで購入」が当たり前な21世紀です。

それに比べて猫の純血・ブランドは極々一部です。犬に比べると野良猫はそもそも飼い猫か野良猫かを判別するのが難しいことや、野良犬ほど子供や弱者への脅威に成りにくい〜親しみやすいということで身近な接点が出来やすいことも手伝って家族に迎えられることも多いと言います。

ひとのきもち

犬離れは「経済的・時間的に余裕があるヒトでなければ犬を飼うのは難しい」からなのだろうか?

飼育阻害要因に「十分に世話が出来ない」とあるように、犬と一緒に過ごすには飼い主にも生きるパワーを強いるモンです。犬はけっこう必死にヒトに寄り添おうと(すがろうと)します。それがヒトの生きるを後押しすることもあるし、煩わしいと感ずることもあります。

猫の場合、割とこの辺の気持ちの距離感がしっかりしていると言うか、付かず離れずながらも自立してる感がありますよね。

穿った見方をすれば、とりわけ若い世代の”ひとのきもち”が、昭和の人間臭い距離感から平成の群れない自由な距離感に変化していったのとリンクしているのやもしれない、と思った方がジブン的には府が落ちるのですよ

犬猫の寿命

来月で14歳を迎える我が家のボストンテリアのさんちゃん、このブログサイトの投降ページは、2歳の頃の彼のご挨拶から始まりました。

白黒はっきり凛々しい頃

長いこと彼と散歩のときにすれ違う犬達が時代のブームによってけっこう変わるのを見てきました。長年ご挨拶していた15歳のばあさんビーグルも昨年逝ってしまい、とうとう小さい頃から公園で遊んだお仲間はいなくなってしまい、そろそろ彼の寿命も近いのを廻りの状況から感じてしまいます。

犬猫の平均寿命については、いろんな機関や法人が統計資料を持ち出して発表されていますが、犬猫ともに11歳〜16歳くらいで振れ幅が大きくバラバラ、どちらが長生きかも含めてかなりいい加減で参考になりません。

 東京農工大と日本小動物獣医師会の調査
 →イヌとネコの平均寿命が2014年時点で、13.2歳と11.9歳

 平成29年(2017)全国犬猫飼育実態調査
 →犬全体の平均寿命14.19歳、猫全体の平均寿命は15.33歳

20年以上生きていた猫を何匹も見てきました。ヒトと同じ様に個体差が大きい寿命、統計で平均寿命を語る意味ってなんだろう?「ストレスの無い環境で良質なフードを与えると長生き」するなんてのは世間への体裁か商業的な謳い文句にしか聞こえません。

我が家のさんちゃんは愛犬家な世間に比べておおよそ高ストレスで粗食な環境ながら頑張ってる・踏ん張って生きてる気がします。

それを見せられると「おまえも頑張れよ」と言われているような気になるから不思議です。すごく煩わしくもありがたいと感じております。