カングー 初警告灯と3速固定の検証と推測〜みんなに起きることは我が家にも起こる

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昨年の11月寒さが厳しかった朝方、ウチのつれあいがカングーで出勤中に初の「3速固定」攻撃に見舞われました。ミッションケースの警告灯が点灯、路肩に寄せて再始動するとフツーに戻って事無きを得ましたが、とうとう我が家にもやって来たか…という諦めもありました。「みんなに起きることは我が家にも起こる」13万キロ突破して初体験です。

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別の日に今度はSERV警告灯が点灯、特に何かが起こったというワケでもなくやはり再始動で警告灯は消えてしまいます。今度点検に出さないといけないなぁ…と言いながらこれまでに酷い目にあっていない我が家は楽観的です。主治医のJ-ENGINさんからも「頻繁に出るようになったら持ってきてください」とのコトでした。

ここまでは昨年末のお話…

2月になってSERV警告灯は度々出るようになっていましたが、エンジンを掛け直すと消えてしまうのでスルーしていましたら、とうとう立て続けに「3速固定」が発生、さすがにつれあいも”怖いから”と言いだし主治医に駆け込むことにしました。

 

カングーのATで「3速固定」を発症したら

一般的にはダウンシフトバルブ(ソレノイドバルブ)の清掃をして様子見、それでも駄目ならダウンシフトバルブ交換、ATハイドロデスビ交換という10万円コース実施、それでも解決するかどうかは解らないという泥沼も覚悟しなきゃならず、ATミッションのO.Hでウン十万円の出費なんて選択脂は我が家にはありません。

”我が家の次期候補車選び”など始めたので、おおよそカングーがへそを曲げたに違いない暗雲漂う出来事でありますが、まだまだ頑張って貰わねばなりません。

 

J-ENGINさんで診断開始

まず診断器でカングーの故障・警告発症履歴を探ってもらうと…
「3速固定の履歴が無いですねぇ…」
そんなハズは無くて昨年末から延べ10回以上をつれあいは経験しています。「センサー値もおかしい、油温20度、気温マイナス50度だって(笑)」

そう言えば車内の外気温表示もそんな値を出したことがありました!そのときはいつのまにかフツーに復帰していたので気にも留めませんでしたが…。

「幾つかのエラーが出るんだけど、何度か試すと出たり出なかったりしますねぇ…」というトコロで目黒ルノーの○○さんに電話「以前レッカーしたカングーと同じ症状かもしれない」ということでATミッションCPUに繫がってるソケットの接触不良を疑うことになりました。

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バッテリー脇にある大ぶりな細長ソケット2ヶ所

ソケットを外して接点復活材を塗布して組み直し

再度診断器を掛けてみるとエラーが発生しなくなりました。なにやら経年劣化も手伝ってこのソケット廻りやピン配線での接触不良が起こりやすいことが解ってきて、これで駄目ならソケット内のピン配線接合部分を半田処理するということもやってるそうです。ついでにAT学習もリセット、不思議なことにアイドリング騒音も減って、なにやらエンジン・ミッションの廻り方までスムーズになりました。

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3速固定、警告灯はATミッションCPUに繫がってるソケット
の接触不良かもしれません

これで解決ならよいのですが、2月中はやはり警告灯も3速固定もときどき発症していたようです。大事に至らなければ…と思っていたら3月に入って少し温かくなった最近は発生しない…みたいです。

 

- 推測 -

改めて考えて見ると”警告灯&3速固定”はどうやら寒い時期に起こるらしい。それから9月の車検時にATオイルをこれまでのNUTEC製からASH製に変更したのが要因やもしれない。

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通常のATFに比べ低フリクション、高い極圧性、高伝達効率、高温粘度の安定化、優れた耐酸化性等を持っています。 ATFを指定するスポーツタイプトランスミッション(一般用)パワステフルード等にも使用可能な多機能かつ高機能なトランスミッションフルードです。 ZZ-51はダイレクトでスポーティーな走行フィール、 ZZ-52は滑らかな中に力感のある上質な走行フィールを実現します。 アッシュ ATFは、一般的なATFがシフト感を無くすためにクラッチを滑らせるようにしているのに対し、余分な滑りを出さないようにコントロールしたATFです。他のアッシュオイル同様、ポリマーを使用せず(ATFでは一部最低限度で使用しています)、性能低下を最小限に抑えているため、高温による劣化も最小限に 抑えられています。複雑なAT機構へのダメージを与えることなく、長時間のスポーティな走行を可能にできるのがアッシュ ATFなのです。

特性、ドライブフィールともに性格が真反対なATF

ASH製ATFの方が”硬め”で低温域での粘性や滑り出し特性がカングーのAT(DP0)とマッチングが悪いのやもしれません。あくまで私的な妄想ですが…

それから実のところジブンが運転するときに”3速固定”が発生したことがありません。偶然とも言えますが走行距離だけで言えばジブンが運転している時間の方が長いのに”3速固定”が発生するのはウチのつれあいの通勤時間帯(早朝、日暮れ)に運転しているときに限られています。

前述の”朝晩の寒さの影響”が大きいと思えるのですが、似たような状況でジブンが運転するときもあります。残るはアクセルの踏み方です。ジブンは燃費のことが常に頭にありますから静止からの始動時はジンワリ小幅に踏んでエンジン回転が追いつくのを待ってるようなスタイルが習い性になっています。対してウチのつれあいは通勤渋滞の中、前走車との間合いを気にしながらアクセルを踏み込む運転ですから結構にエンジン・ミッションに負担を強いるスタイルです。恐らくはそんな運転スタイルの影響で”3速固定”が発生していたと思われます。

とりあえずこれから暖かい季節なのでウチのつれあいが”3速固定”に怯える心配はしばらくしなくて大丈夫ではないか。”警告灯”と”3速固定”の因果関係ははっきりしないながらもその他の実害は無いでこちらも様子見、もしかしたらもう一段上のソケット接触不良対策をおこなうやも…

今年の秋にはもう一度NUTEC製ATFに交換してみようかな、です。

 

 →「カングー 初警告灯と3速固定の検証〜NUTEC製ATFに交換しました〜なるほどなるほど…」に続く