交換を思案中 〜バッテリーはなぜ突然死するの?

我が家の2007年型カングーは購入してからもうすぐ2年。これまで35,000km以上を走ってくれて、心配だった大きな故障も発生せず今日を迎えておりますが、最近気になる現象がたまに起きるのだと連れあいが申しております。 「たまにカーナビが点かないよぉ」 「たまにカーナビが突然消えるよぉ」 「たまにipodが曲飛びするぅ」 それぞれの機器や結線状態は問題ないようだが...。
よくよく聞いてみるとそんな現象は電気をたくさん使ってる(ライトON、ワイパーON)ときに出るらしい。そうなると電圧低下→バッテリー容量低下かなぁ、となる。 2ヶ月前に(ルノーで)オイル交換したときには何も言ってなかったなぁ(点検を依頼した訳ではないけど...)今度スタンドでバッテリー点検してもらおうと思ってます。”すぐ行けよ”と突っ込まれそうですが、以前、Vitszに乗っていたとき出先でキーをひねったら、計器がいっせいに点滅してセルモーターがウンともスンとも言わない状態になったことがありました。そうですバッテリー突然死というヤツです。スタンドでのバッテリー点検で”そろそろバッテリー交換ですね”と言われていたのですが、セルも元気に廻るし、ライトも暗くなったわけではないし、まぁだ大丈夫!とタカを括っての事態を経験しています。

そうですね。最近のバッテリーは突然死します。もっと言うと高性能がウリのバッテリー程、突然死の確率は高いです。

何故最近のバッテリーは突然死するのか? それはギリギリまでバッテリー性能を維持し切るような工夫を凝らした高性能化の副産物です。

■アンチモンバッテリー(従来型バッテリー)
従来生産の低コストバッテリーで、極板にアンチモン合金を使用しています。サルフェーションによる極板劣化によりバッテリーの電圧・電気容量が徐々に低下していきます。定期的な補水を必要とします。大気開放型のため、バッテリーの液減りも多い。起動電圧がゆるくセル始動性に不利と言われています。

■カルシウムバッテリー(高性能バッテリー)
極板にカルシウム合金を使用し、サルフェーションの発生を抑制、併せて液べりも抑えられるので、バッテリーの初期性能を長く保持できます。しかし本質的には耐熱性に劣り、高温下にさらされると極板クラックが発生する。スズ、銀等を添加することで起動電圧を安定的に取りだし、CCA(コールド・クランキング・アンペア)性能を含む始動性が高い。

さらに密閉化したいわゆるシールドタイプは、電解液の蒸発を極力抑えて長寿命化を狙ったものです。

 何故最近のバッテリーは突然死するのか? 
カルシウムバッテリーが長期間高温下にさらされると、極板クラックが進行し、バッテリー内で極板間短絡(ショート)を起こして寿命が尽きるケースが多い。と言われていますが、シールドタイプでの液漏れ事故・蒸発(基本的に液補充が出来ない)によって寿命となる事も少なくないそうです。高性能バッテリーでは、従来バッテリーの寿命判定だけでは対応できない要素を抱えているわけですが、ちゃんとメーカーさんも考えてます。

そうそうカングーのバッテリーはバスケスさんで交換予定です
SMF 575-41
75Ah /CCA値 DIN 400A /CCA値 SAE 650A
本体寸法(mm) H*D*W 190*175*275
端子 (L)

交換を思案中 〜バッテリーはなぜ突然死するの?” に対して2件のコメントがあります。

  1. カングー君 より:

    コメントありがとうございますm(__)m
    フォグランプ無償交換されたんですね、、、羨ましいです!原因が違うのか?ディーラーが違うからか?う〜ん、またフォグランプ壊れたら次は文句いってみようかなぁ!
    あ、こちらのブログ大変参考になります!おまけにモンキーRTなんてマニアックなバイクにも乗ってらっしゃるんですね!興味津々です!私はスーパーカブ90プレスカブ仕様に乗ってます!また遊びに来ますね!

  2. inmycab より:

    レスどうもです。
    フォグランプの保証交換2回目です(笑)
    ランプへ繋がってるハーネス不良かもしれないということで、検査入院することになってますが...

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