ワイモバイル Nexus5〜wi-fiの固定IP化とフィルタリング設定〜高速化・省電力化・守秘化のために

バッテリー持ちに工夫を凝らすNexus5ですが「そう言えば...」利用開始時に宅内wi-fiのルーター設定でゲストIP用セカンダリSSID(DHCP自動設定)に振ったままにしていたのを思い出したので、遅ればせながら宅内LAN時wi-fiの固定IP化とMACアドレスによるフィルタリング設定をおこないました。


我が家のブロードバンドwi-fiルーター
2010年発売のAtermWR8700

まずNexus5のMACアドレスを調べます。

  • 設定」>「端末情報」>「端末の状態」画面の下の方に書いてあります。

 

これをwi-fiルーター(WR8700)のMACアドレスフィルターに登録します。>MACアドレスフィルタリングの設定手順

次にNexus5が受信する宅内LANのSSIDに任意の固定IPアドレスを登録します。※

  • 設定」>「wi-fi」画面の受信SSID一覧から宅内LANで使用しているSSIDを選択・長押しして「ネットワークの変更」をプッシュ。※※

※wi-fiルーター(WR8700)の固定IP(DHCP固定割当)設定を予めしておく必要があります。>DHCP固定割当設定手順

※※SSIDをステルス設定にしている場合は、”+”をプッシュして「ネットワークを追加」で直接SSIDネームを入力して設定を続けます。
ESS-IDステルス機能の設定

 

  • 詳細オプションを表示」にチェックを入れ、続いて「IP設定」項目をプッシュして「静的」を選択。
  • IPアドレス」項目に任意の固定IPを設定します。
  • ゲートウェイ」「DNS」項目にルーター設定のIPを設定します。>DNSルーティング設定の確認 ほとんどの場合「192.168.0.1」の設定で大丈夫です。
  • 保存」をプッシュして設定完了

PC等のwi-fi無線端末の固定IP化はコチラを参照

固定IP化のイチバンのメリットは”繫がりやすい”です。スリープ復帰後に端末がwi-fi受信検索を行う際に空きIP割り当ての交信動作を省略するのでスムースにwi-fi通信が復帰します。またMACアドレスフィルタリング(個別端末の接続登録)設定によって接続の守秘化はグンと上がります。

”SSIDのステルス設定”も是非やってもらいたいですが、いわゆる「かんたん設定」では適用されないので一般的に”繫がればいいか”で済まされてしまうケースがほとんどらしく、その結果、wi-fi受信リストにプライベートSSIDが山のように表示されています。