雪降る夜に想うこと〜欲しいものはないけど、あれもこれもしなきゃいけない

忙しさにかまけて書きかけのまま数日過ぎてしまいましたが、初雪らしい雪が積もった晩は近くの公園までさんちゃんとつれあいと、トボトボ散歩に出掛けてみました。

世界的な経済不況は日本に影を落とし、大企業を直撃しても自分には関係ないと思っている人にもじわじわ深刻な影響を与えています。かく言うこじんまりしたワタクシの会社にも影響ありありで、今年に入ってからは契約の子にお仕事振ってあげられない状況...。

しかしながらつれあいの会社は慢性的な人手不足にあえぎながら、つれあいは連日残業早出の毎日です。「この人、会社でお荷物にならなきゃいいけどなぁ...」と数年前に危惧していたのが冗談のように、いまでは職場で「エース」扱いされているのが不思議です。

20数年前に会社員で働きづめで給料を倍額もらった年がありました。 バブリーな遊びですぐにお金は消えてしまい、おもしろくもないただの記憶になりました。 

10年前のいっとき、二足のわらじでやっぱり働きづめで年収が4桁になったことがありました。帰っても寝れない、休日もない、そんな生活を「おもしろい」とは思っても、ちっとも苦にはなりませんでしたが、会社都合で盛り上がりの寸前にお祭りは突然終焉を迎えました。

ずっと我が想いだけで突っ走ってきたのに疲れた時期

ある日ふっと想うことがあってリセット、結婚して、お家を買って、犬も飼って、違うリズムの生活を始めました。年収は半分以下になって。贅沢するにはちょっと足りないけれど、生きていくのに不足はない、余分な時間をいっぱい作れるそんな生活もまた楽しいかと。

「時間がゆっくり流れていく生活?」...そんなことを聞かれたりしますが、何を馬鹿なことを! なにしろあれもこれもしなきゃいけない(笑)