こんなネット社会だから〜積極的身分偽装の勧め〜ネット社会の作法として

こんなタイトルを掲げるとまたぞろ叩かれる事になりそうですが、今日のネット犯罪に巻き込まれないためにも不必要に個人情報をネットに流通させるのは避けなければいけません。

先日も知り合いの女性の個人情報が漏洩し、迷惑メールくらいならまだしも「成り済まし」被害の犯人役の身元に使われるという事態にもなりました。メールアドレスや認証パスワードを個別IDのように扱うのは危険ですし、個人を特定する生年月日や住所等の情報をむやみにばらまかないというのは常識ですが、ネットを徘徊するにはいつもそれらを要求されます。おまけに「宣伝メールを受け取らないならポイントも受け取れません」と言われて脅迫されます。ネット上で安心・安全を鵜呑みにするのは具の骨頂です。

十分に信用の置けないサイトに個人情報を渡すのは愚の骨頂ですが、信頼に足ると判断できたサイトにさえ不要に情報を渡すのは避けるべきです。

ギブアンドテイクで個人情報(アンケートと称するモノも含めて)を要求されても、正直な情報を流す「必要性」があるのかまず疑ってかかるくらいで丁度いいです。

いろんな便利な機能やサービスを提供してくれるWEBサイトは多いのですが、IDとパスワードをいちいち設定するのは面倒で、つい右へ習えの繰り返しで短縮ワードを使いがちです。それも盗難事件が起こってからでは恐ろしい事態につながるのでちゃんとした対応が必要です、ですからネットサーフィンする際は最低でも次の3項目を使った対応をお勧めします。

  • ネット社会での身分を作成する
  • フリーメールを活用する
  • パスワード管理ソフトを活用する

ネット社会でかように疑心暗鬼を醸成させてどうするのか、といぶかる方もいるでしょうが「ネットは秩序無き無法地帯」として対応するのが正規の作法・マナーだと思います。