人口減少時代に突入、さいたま市の将来は大丈夫か?〜 MyCityForecastで我が家周辺を占ってみた

1億2709万4745人―2016年10月に総務省が発表した平成27年国勢調査による日本総人口(外国人を含む)の確定値です。大正9(1920)年に始まった国勢調査で初めて総人口が前回結果を下回りました。

「これまで通りにはいかない都市計画。あなたの暮らす地域がこれからどうなっていくか、想像したことはありますか?」と始まるMyCityForecastサイトで我が家のある地域の将来を眺めてみました。

MY CITY FORECAST は、東京大学生産技術研究所・関本研究室が昨年公開したサイトで現状の人口分布・施設配置データをもとに2015年~2040年に想定される居住地域の環境を可視化シミュレートするものです。簡易なシミュレーションを通し将来その通りの都市構造になった場合に市民が暮らす環境がどう変わるのか?を14の指標を通して表示しています。

2015

MyCityForecastサイト
さいたま市大宮区のご近所シュミレーション

 

2020年
東京オリンピックの頃はまだ人口微増中...

2020

 

2030年
さいたま市、人口減少の始まり...

2030

 

2040年
65歳以上人口が45%突破!ご近所にスーパーマーケット無くなる予想!!

2040

 

我が家のご近所はまだまだマシな方、さいたま市内のマス目をいろいろ変えて地域ごとに眺めていくと....あくまで予測であるわけですが「ウーンこの地域大丈夫か?」と思えるトコロもあったりします。ただシュミレーションは「このままの放置すると」という注釈付きで未来のことを語っているワケで、「積極的コンパクトシティー化政策」なんか始まったらかなり様変わりする可能性もあるわけですが、まぁどちらにしても安穏とした未来にはなりそうもないです。

 

是非お住いの地域の未来予測を覗いてみてください。

 

ちなみにこのシュミレーションの元データは下記のものだそうです。

sityou

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2022.1.20追記
平成30年(2019)さいたま市の人口は130万人を突破! 予想を上回る人口増で令和3年(2021)現在で132万人超と予測人口を大きく上回りました。近年は東京脱出組のイチバンの受け皿になっており、テレワークや天変地異に対する人心の動きと連動している風でもあります。