走行10,000km超えの実感レビュー〜三菱エクリプスクロス・ディーゼルターボの7ヶ月点検

三菱エクリプスクロス・ディーゼルターボがやってきて実走行距離は10,000kmを超えました。カングーから乗り換えたときに感じた直進安定性の違和感もほぼ解消、体がクルマのリズムに合わせてわずかながらの修正舵を入れるのに慣れてしまいました。エクリプスクロスが特に顕著なワケでもなく、国産車一般に共通して直進安定性が強いクルマは少なく、加えてハンドル中立位置でのレスポンスが薄かったりすると「このクルマはどっち向いて走ってるんだ？」とか不安になったりするもんです。この辺の感覚は日頃乗り慣れたクルマが基準になってしまうので、薄濃の差があって当然なんだと思うし、評論家さんの話を鵜呑みにしてクルマを評価できないトコロでもあります。

走り始め当初は「コツンコツン、ゴツン」と硬い足回りの印象でしたが...5000km走行後少し丸く感じられるようになり「慣れたせいかな」とか思っておりましたが、10,000km走行もすると明らかに角が取れて丸まっております。

11月に7ヶ月点検のお知らせが入っていたのですが、12月はバタバタして越年しての実施となりました。緊急事態宣言の翌日ということで何か特別なことでもあるのかなどと思っておりましたがフツーにマスク越しにお話させていただいて、フツーに新年初売りキャンペーンやってて福袋ももらって、待ち時間にデリカD5の試乗に出かけて三菱エコバッグをもらってきました。

エコバッグは帰り道の業務スーパーでさっそく役にたってくれました

肝心の7ヶ月点検、我が家は「新ハーティブメンテ（しっかり4）」の契約をしています。
オイル交換・エレメント交換実施、各部点検で異常は認められませんでした。アドブルー8L追加のみ別途請求（2640円）オイル交換サイクルについて質問してみると強い口調で「5000km毎を推奨します」とのこと。最近のクルマとしてかなり短期間だなぁとも思いましたが、ディーゼルターボ車はオイルが汚れやすいとも、DPFフィルターの目詰まりに関連するとも言われているので今まで（ガソリン車）よりもマメな管理が必要らしい。

三菱自動車のオイル及びオイルフィルタの交換の推奨時期（WEB掲載）

エクリプスクロスPHEVにも試乗しようか...とも思いましたが、特に未練があるワケでもないしぐるっと一般路を廻ったくらいでは5年前に2日借り出し試乗したアウトランダーPHEVと大きな差を感じられるべくもないだろうし...と、待ち時間に試乗したのはデリカD5、我が家のクルマと同じエンジン搭載ながら車重がもっとあるせいやもしれませんが回り方はよりジェントルに感じられました。やはり背高ミニバンは見切りが良くて運転楽ちん、乗り降りも楽ちんです。ただ全長も長く小回りが効かない（5.7m）デリカD5だと我が家の駐車スペースに収めるのはけっこう苦しい...ので却下した経緯です。

ディーゼルターボ版が消滅したエクリプスクロス、無いものねだりに中古車相場は値上がり気味なんだそうです。

なにげに残念だったのは...いままでディーラーさんで点検依頼したときに洗車サービスが無償で受けられていたのが「洗車サービス有料化（1500円）」になったこと。まぁ”なにげに残念”であったワケで、洗車が必要であればジブンでやる、ただそれだけのことなんですが...