関東の住みたい街ランキング【2021】〜バランス良く住みやすさの理想要件を満たす街〜埼玉県 大宮

住宅・不動産購入をサポートする情報サイトSUUMO(スーモ)が発表した関東の住みたい街ランキング2021で我が家が住む街・大宮は3年連続で第4位をキープ、全てが都会風であって全てゆるい感じ…都会の息苦しさには無縁でありながら田舎に通じる”ゆるさ”が丁度イイ住み心地を生んでいます。そのうえ地方都市にありがちな斜陽なさびれ感がなく、まだ伸びしろを残したまま新陳代謝旺盛なトコロが◎

そもそもこのアンケート、駅チカ単位での集計なので果たして”駅から徒歩18分”も掛かる我が家がこのアンケートにある”大宮”にあたるのか疑問は残りますが...実際のトコロ掲載駅チカに住むというのは利便性には優れるものの、住環境や自然を求めるヒトにはアンバランスだし、経済的にもあまり現実的では無かったりしますから、どちらかと言えば駅周辺1〜2km圏内の価値を検証した方が長く住むにはより良い条件を見つけやすいはずです。

大宮駅周辺は、SUUMOのWEBアンケートで理想的な街に求める項目上位の要件をかなりバランスよく満たしていると思います。「日本で一番医者が少ない埼玉県」にあっても大宮周辺には各種病院がけっこう密集、さらに自治医科大学附属さいたま医療センター、さいたま赤十字病院、さいたま市立病院、さいたま市民医療センターと大きな病院があります。大宮駅から北東2kmに位置する氷川神社周辺〜大宮公園の豊富な緑は贅沢な市民の憩いの場。

そして大宮駅周辺2km圏内は碁盤の目のように道路が整備されているので徒歩・自転車でどこに向かうにも便利。一見地味な話ではありますが唯一の間道1本道で不便を強いられたり遠回りを余儀なくされたりと、そんな当たり前なことが出来てない街は結構に多いです。ただ唯一の欠点はターミナル駅大宮の線路をまたぐ道路が限られているため慢性渋滞ぎみというコト。

 

コロナ後の住まいの選択

住まい探しにコロナ禍が影響したか?というアンケートでも大勢として大きな変化はないらしいです。テレワークが本格常態化したとしても北海道の田舎暮らしを本気で考えるヒトは稀有であろうし、利便性と快適性と経済性と...幾つもを天秤に掛けて現実的な選択をするのに変わりはないということです。

人口密度というのも街の雰囲気を形成する大きな要素で、賑わいも過度に連続すればストレスに、のどかも過疎に向かえば不安になるもの。

クルマを転がしていると環状国道16号圏内外で様子が大きく変わるのを実感出来ます。地方にクルマで出掛けたり燃費のことだけ考えると環状国道16号の外側は素敵ですが、東京への通勤アクセスや日常生活の利便性を考えると内側、周辺域がバランスもいい。ターミナル駅を抱えるさいたま市大宮は、地理的にもけっこう理想的な位置にあると言えます。