月次支援金、申請対象月の基準年を変更したいときは「基本申請」

2021.9.1追記
WEB申請システムが更新されて「基準年を2019年、2020年から選ぶ」選択自体が省略されています。そのまま「簡単申請」で大丈夫となったかどうかまでは確認しておりませんが、一時金申請時から変更不可項目も幾つかありますから、始めから「基本申請」で作業を進めた方が無難ではあります。

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中小法人・個人事業者のための「一時支援金」の申請終了、審査が完了したヒトも多いと思いますが、現在は4、5,6月の「月次支援金」の申請が出来るようになってます。

「一時支援金」の申請、審査が完了したヒトであれば、支援金 申請マイページを使いまわして手続きが簡単になるというのがウリなんですが、落とし穴もあったりします。

「一時支援金」の申請から基本的な申請項目の変更が無ければ「月次支援金」の申請は、マイページにログイン後「月次支援金の申請を開始する」ボタンをクリックしてポップアップする画面で「対象月」を選択、「簡単申請」<>「基本申請」のいずれかを選択するトコロで「簡単申請」を選ぶと手間が省けます....

と単純に判断してはいけません。

このシステム、「簡単申請」を選択すると、対象月の売上高入力画面では、直前に申請したデータの「基準年」がそのままスライド固定されています!

知り合いが2ヶ月連続で「月次申請」をした際に「簡単申請」を選択、基準月が最初の対象月の申請と同じで固定されていて、勝手に「2019年か2020年と比較してというのは、最初の申請の基準年で決まるんだな」とお人好しな判断をして申請してしまいました。それぞれ別の基準年を選択していれば満額申請だったのに...(申請の修正は出来ないらしい)

もし申請の対象月によって比較する「基準年」を変更(2019年 or 2020年)して申請したい場合は、「基本申請」を選ぶ必要があります。

もし「簡単申請」で入力している最中に希望する「基準年」が選択できないのに気づいたら中断、その申請分は未申請のままにして、新たに同月「対象月」の申請を「基本申請」でやり直せます。

ジブンの知り合いのようにお人好しな早合点で「対象月」の「月次支援金」申請を諦めたり、不利な比較対象額でもったいない申請にならないようにしましょう。

申請して支給されるまで 軽く1ヶ月以上待たされそうですから....

 

これも覚えておくと良いですよ