快晴の空に映える紅葉と新米を買いに〜日光・田島・南会津・白河とら食堂〜２線級道路乗り継ぎ日帰り450kmドライブ

2021年11月5日 2022年8月19日

@inmycab

早朝散歩に出掛けると抜けるような快晴。
先週日曜日のニュースでは「日光いろは坂大渋滞・駐車場争奪戦」とかやってましたが...たしかに11月上旬のこの時期は、夏色のぼんやり霞のかかった空から冬場に向けて濃い蒼に変わる時期、実に秋の紅葉に映える時期でもあります。ホントに美しい紅葉と天気に恵まれるのはピンポイントに数日だけですから...これは出掛けねば！

なんだかんだ支度を済ませたのが９時過ぎ、遠くに出掛けるには遅すぎる時間ではありますが、お昼には日光に着く計算でスタートです。国道16号沿い東北自動車道岩槻インター入り口直前にある「オカモト」スタンドで驚異的にお安い軽油満タンで高速道流に合流すると...まぁまぁ渋滞気味なのは想定内、100km/1500rpmの省エネ巡航に徹して、クルマをかき分け北上します。

羽生PAで早々に用足しと一服、路線状況を確認しておきます。やっぱり日光方面は渋滞厳しそう...なので、我が家は鹿沼インターで下車していつもどおり県道14号・大葦神社・滝尾神社軽油の山越えで日光を目指すことにします。

いろは坂手前付近 11:35分着...ながらいろは坂に向かう道は渋滞で進んでいません...いろは坂登坂は中止！急遽霧降高原方面に向かうことにしました。本来なら中禅寺湖から山王林道経由川俣温泉方面の裏日光の景色を拝みたかったのですが...それでも午前中の霧降高原ルートはクルマがガラガラでラッキー！とも言える状況。

紅葉めぐりだから渋滞にはまってノロノロでも良いのでは...とか言うドライバー以外のヒトもおられますが、時間や駐車場、トイレ探しに気を取られて紅葉どころではいられないし、「映える」スナップ撮ってる廻りがにぎやかな人混みだったら思い出もくそもありません。

この時期だったら日光周辺どこを走っても感動的に美しい紅葉を眺められます。特に今年は天気も含めて紅葉の色合いが当たり年じゃないでしょうか。いたるところもみじの発色が素晴らしいです。それでもいろは坂なら朝一番登坂する段取りを。

バイクもしくは時間に余裕があれば大笹牧場を抜けたあと山の神神社・田代山峠からたかつきスキー場方面に抜けて行くところですが、今回は南会津に新米買い出しも兼ねているので川治から国道121号を使ってそそくさ北上します。

南会津にある我が家がこの時期になると新米買付に出掛ける「梅宮米穀店」さん

なんでも値上がりラッシュのご時世に、一昨年・昨年と米余りの影響で今年の米価格はかなり安く抑えられてしまっているという。以前から続く日本人のごはん離れ傾向に加えて最近の「糖質制限」流行は米屋さんには深刻な問題だと受け取られています。
福島原発事故影響を調べるお米の公式機関による放射能サンプリング検定は一昨年で終了していますが、「梅宮米穀店」さんでは現在でも取り扱うお米の出自毎ロットごとにサンプリングして細かくお米の来歴を管理しているそうです。
毎回お店でズバリ伺っているのは「今年イチバン美味しいお米どこですか」
地方のお米の等級はネット検索でも調べられるようになりましたが「田んぼ隣1枚違えば味も違う」米の出来栄えです。農家から預けられる米問屋さんならではのお話を伺ってから、我が家ではその年の新米を購入するようにしています。
話好きの社長、お母さん、息子さん、例年2時間以上話し込んでしまうこともあるのですが、夕方も近いので今回は、それでも小一時間いろいろお米のお話、楽しゅうございました。