第6世代戦闘機と次期戦闘機 F-3〜リアルな馬鹿さ加減はアニメ世界に通じる…

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ジブンは軍事オタクでは無いですが、幼少期の福岡・板付飛行場でF-104のスクランブル緊急離陸を眺めて育ったクチでもあり、ジェット戦闘機を人道上の「戦争の道具」として語ったり、最近の電気自動車のように「経済コスト」の対象として語るよりは、手の届きそうもないトコロも含めてアニメ世界に通じるリアルな馬鹿さ加減の産物として語った方が楽しい…というコトくらいは知っています。

第5世代戦闘機F-35、2018年より日本導入開始

日本では1960年代から航空自衛隊の次期主力戦闘機導入計画(F-X)から存在し、F-35は老朽化して寿命を迎えるF-4EJ改戦闘機の後継機を選定するため第4次F-X計画によって導入されました。話はややこしいですが…F-35導入は、事実上の「旧型F-15J戦闘機の更新計画」の一環でもあります。

さらに日本には「次期支援戦闘機 (FS-X) 計画」なるものも存在し、1982年(昭和57年)7月、国防会議において「次期支援戦闘機 (FS-X) 計画」を国産機開発として計画、しかしながら技術的・政治的問題により、米ロッキード・マーティン社のF-16多用途戦闘機をベースに、三菱重工業を主契約企業、ロッキード・マーティンなどを協力企業として第4.5世代ジェット戦闘機分類のF-2戦闘機を開発、2000年から90機が部隊配備されています。
このF-2戦闘機の世代更新として囁かれているのが「F-3」です。

軍事オタクの研究成果によれば、F-3開発シナリオ2案は
・英国が主導する第6世代戦闘機「テンペスト」プログラムに日本が参加し、開発された技術や機体を「F-3」に開発転用 ※
・米ノースロップ・グラマンをパートナーに YF-23の進化形第6世代戦闘機を共同開発

”国産ジェット戦闘機”を夢見るヒトはアニメオタク世界の住人と同類です。ただブラックボックス入りの商品を言い値で買わされるのは我慢ならんという気持ちは分からなくもないです。

※ 英国が主導し欧州6ヶ国が共同開発した次世代型MBDA長射程空対空ミサイル「ミーテイア」の改良開発に日本が参加。F-35に格納搭載される”日本版ミーテイア”開発として注目されています。

世界の武器輸出

日本には武器輸出三原則があり、武器の輸出や国際共同開発を事実上行うことができません…でしたが、現在はちょっと違う状況にあります。3年前は大問題のように言われたモンですが喉元過ぎればなんとやらです。それでも世界の武器輸出国ランキングとしては日本の武器輸出額は無いも同然であります。

あれだけ「軍国主義復活だ」とか日本を罵ってくれる韓国が実は大層な武器輸出国です。また「イデオロギー的には日本より反戦的なのでは」と勘違いされているドイツは合理的な解釈をしているんでしょうね… 

韓国のジェット戦闘機開発

韓国の第4.5世代戦闘機「KFX」は、2023年までに試作機を完成させ試験を行い、2026年から量産を開始する予定、と「日本がやれるのだから韓国でも」と頑張っています。
ただ近年は「お金も技術も足りていない」のが露呈して暗礁に乗り上げ寸前とも言われています。韓国でもF-35を導入するんだから何故わざわざ旧世代機開発やるのか解りにくいです。

 

未曽有の不景気がやってくるやもしれないと感じるこの頃、武器輸出は目前にぶらさがった「日本が売れる高付加価値製品」の筆頭のようにも思えますし相当な輸出産業になるのは明らかですが、そうはならないお国柄ですし、実際、武器輸出にまつわる各国間の揉め事に首を突っ込めるほど政治家の胆力も無さそうだし…と、この手の話のリアルな馬鹿さ加減はアニメ世界の空想設定に通じるモンがあります。

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