新型コロナ変異株のゆくえ〜種類と名称と由来の概説

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2021.7現在、WHOによって分類認定された新型コロナ変異株は下記のとおりです(NIID国立感染症研究所 資料による)

変異株の分類と呼称

WHO分類  WHO呼称 GISAID クレード 発祥報告地
VOC アルファ (α) GRY
(N501Y変異型)  
2020.12
英国
ベータ (β) GH/501Y.V2  
(N501Y + E484K変異型)  
2020.5
南アフリカ
ガンマ (γ) GR/501Y.V3 
(N501Y + E484K変異型) 
2020.11
ブラジル
デルタ (δ) G/478K.V1 
( L452R, P681R, E484Q変異型) 
2020.10
インド
VOI イプシロン (ε) GH/452R.V1 
( L452R変異型) 
2021.3
米国・CA
ゼータ (ζ) GR /484K.V2 
(E484K変異型) 
2020.3
ブラジル
イータ (η) G/484K.V3 
(E484K変異型) 
2020.12
英国
シータ (θ) GR /1092K.V1 フィリピン
イオタ (ι) GH /253G.V1 米国・NY
カッパ (κ) G/452R.V3
( L452R変異型) 
インド
ラムダ (λ) GR/452Q.V1
( L452Q, F490S,D614G変異型) 
2020.8
ペルー
-  -  GR  

WHO分類
感染力が強まる、感染した際の重症度が上がる、それにワクチンの効果が下がるなどの性質の変化が起こったとみられる変異ウイルスを「懸念される変異株=VOC」感染力やワクチンの効果などに影響を与える可能性がある変異ウイルスや、国や地域を越えて見つかっている変異ウイルスなどを「注目すべき変異株=VOI

変異は国内でも起こっている

2021.6.1 神戸市は、国内ではこれまでに確認されていない新型コロナウイルスの、新たな変異ウイルスを確認したと発表。イギリスで広がる変異ウイルスがさらに変異したもの、感染力や重症化のリスクなどの特徴は変わらないとしています。

2021.6.4 東京都は、これまでに国内で確認されたことがない新たな変異の疑いがあるウイルスが1件確認された。「L452R」の変異があり一部の「スパイクたんぱく質」が欠損している特徴を持つ疑いがあるウイルスです。

実際にはもっとたくさんの変異型が生まれており、昨年は埼玉由来の「埼玉型」と称して国会答弁していた学者先生もおられましたが、うまく抑え込みに成功したのか、感染力がたいしたことなかったのかメジャー級な扱いを受けることなく雲散霧消しました。しかしながら国内のあちこちで癌ウイルスよろしく発生しては消えを繰り返しているのがホントではないでしょうか。

 

 

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