楽しみにしているコラム紹介〜河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学

  

ずっと購読させていただいているコラムの中に、河合薫「新・リーダー術 上司と部下の力学」(日経BP)というのがあります。女性の立場をことさら強調したような押しつけがましさもなく、それでいて「なるほどぉ」と違った見方に気づかされる、女性の視点も感じられる良くできたコラムレポートだと思います。彼女の経歴もおもしろいです。

博士(Ph.D.、保健学)・東京大学客員研究員・気象予報士。千葉県生まれ。1988年、千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士とし てテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。2004年、東京大学大学院医学系研究科修士課程修了、2007年博士課程修了。長岡技術科学大学非 常勤講師、東京大学非常勤講師、早稲田大学エクステンションセンター講師などを務める。医療・健康に関する様々な学会に所属。主な著書に『「なりたい自分」に変わる9:1の法則―夢をかなえる魔法のメモ活用法 』(東洋経済新報社)、『上司の前で泣く女』『私が絶望しない理由―激白。あの有名人9人の土壇場、修羅場、正念場 』(ともにプレジデント社)、『<他人力>を使えない上司はいらない! 』(PHP新書604)

2011年6月30日
「オレって何者?」 “3・11”で自分を見失った40代の焦燥

〜「負け犬」から「4時から父さん」になると変わる景色〜
早く帰宅できることで、育児や家事に参加できるようになったり、自己啓発の時間を持てるようになったりと、満足感を得た人もいることだろう。だが、その一方で、変わる働き方に戸惑っている人も少なくない。

2011年6月23日
菅首相の“ドン引き発言”で考えるリーダーの品格

〜その条件を見事に体現したある企業の上司〜
もちろん、とにもかくにも辞めることだけが結果責任を果たすやり方とは到底思えないし、それこそ被災地の復旧・復興や原発事故の収束が「現在進行形」である状況で、結果責任を追及すること自体が、時期尚早なんじゃ…

2011年6月16日
放射能ストレスで前進する女と、立ち止まる男

〜1歩を踏み出せば、異なる風景が見えてくる〜
「妻は仕事を辞めて引っ越そうと言い出した。仕事を辞めて収入がなくなるから、僕の実家の近くに引っ越そうと言うんですけど、今からあの田舎に帰って何をするって言うのか。我が家は家庭崩壊寸前です」

2011年6月9日
菅降ろしでうごめく永田町の“ダメ”フォロワーたち

〜「ゴマすり」と「ヨイショ」がリーダーシップを骨抜きにする〜
先週に起きた永田町のドタバタ劇は、話題にするのもバカらしくなるようなものであった。前総理と現総理までもが「言った、言わない」議論を始めるなんてくだらなすぎてアホらしくなる。しかしメディアは例のごとく、…

2011年6月2日
上司に理解されない! 40代の切なすぎる“最後の決断”

〜「出世したがる社員」だけを認める会社のアンフェア〜
「会社を背負っていこうっていう気概を持った社員というのがいない。震災以降、一層そういった傾向が強まっている気がしてならないんです」。先日、ある中小企業のトップの方とお話しした時に聞いた言葉である。「会…

2011年5月26日
「言った、言わない」を繰り返す永田町の懲りない人々

〜ウソを真実に塗り替える「記憶」のミステリー〜
またもや「言った、言わない」が繰り返されているのである。政治家たちは、よほど「言った、言わない」議論が好きなのか。よほど責任を取りたくないのか。よほど自分の決断に自信がないのか。それとも、何を言ってい…

2011年5月19日
叫ばれる「危機管理」と浮気マネジメントの相似形

〜「備えられない危機」に対処するプロアクティブ・コーピングの効用〜
「リスクマネジメントや危機管理ってどこまでやればいいのか、正直分からなくなってます。リーマンショック以後、削れるところはすべて削っていますから、これ以上絞れるところもない。トップが危機感を募らせれば募…

2011年5月12日
「人のため、被災地のため」と思う人が陥る自覚なき勘違い

〜高まる「社会貢献」熱につきまとう危うさ〜
「日本のために」「誰かのために」──。私が20代のころには、めったに発することのなかった言葉だ。自分がどうにかなりたいために働いたし、自分の能力を高めたい、とか、自分の能力を発揮したい、とか、根拠のな…

2011年4月28日
「オレってただ乗り?」 震災で広まった“不要不急”症候群

〜それってやっぱり社内失業なの?〜
「あれ? オレって、ひょっとしてただ乗りだったのか?」。自分の仕事の価値に、自分の存在価値に、こう疑問を感じてしまった人たちがいる。「不要不急の仕事、つまり、重要でも急ぎでもない仕事の場合、会社に来な…

2011年4月21日
震災ウツを増幅する「復興のため…」という後ろめたさ

〜ストレス発散の場まで奪う“自粛”という圧力を押し戻せ〜
震災ウツ──。またもや新しい用語が使われ出した。直接大きな被害を受けたわけではないのに、何となくやる気が出ない、何となく疲れやすい、何となく眠れない……。こうした「何となく調子が悪い」人が、東日本大震…

2011年4月14日
放射能という“目に見えない恐怖”がもたらすストレスの脅威

〜市民が知りたい情報を伝えられないメディアの責任〜
「僕は正直、やりすぎじゃないかって思うんです。息子だって、周りの子供たちはまだ練習しているのに、なぜ自分だけ帰らされるか分からない。でも、妻は『この子のことを守れるのは、私しかいない。周りから何と言わ…

2011年4月7日
被災者に“寄り添う”思い、あなたは持ち続けられますか?

〜ルーティンのある生活が人に活力をもたらす〜
もちろんまだ完全ではないけれど、ここ東京などの首都圏を中心に、少しずつ日常が戻り始める兆しが見え始めた。今回の震災で最も被害の大きかった東北の3県でも、場所によってかなりの温度差はあるものの、日常が戻…

2011年3月31日
今だから求められるリーダーの“語る”力

〜共にいて声をかけることが安心を与える〜
この1週間、気になっていたことがある。日本のリーダーはいったい何をやっているのだろうか、と。おかげで新聞欄の『菅総理の一日』という、これまで滅多に読むことなどなかった記録を毎朝見るのが日課となった。菅…

2011年3月24日
被災者支援、「力になろう」と思っちゃダメ!

〜生きる力を引き出す4つのポイント〜
こういう時は、何を、どう書いたらいいのか、実に悩む。今、私がいるのは被災地ではない。勝手な思い込みで発信することはやりたくない。実際に被災している多くの方たちが、このコラムを読める環境にあるとも思えな…

2011年3月17日
大震災 孤立して諦めかけた私を救った“声の力”

〜何気ない一言で人のつながりは生まれる〜
次第に振動にうなるような音が加わり、ホームの柱が大きく横に揺れ始めた。「地震だ!」と叫ぶ声があっちこっちから上がり、私は思わず隣に立っていたおじいさんの腕につかまってしまったのだ。

2011年3月10日
「失敗したくない…」と部下の手柄を横取りした男の末路

〜ストレス対処力が漠然とした不安を跳ねのける〜
「今から15年ほど前に、部下が取ってきた大きな案件を、自分の手柄にしたことがあるんです」。インタビューをさせていただいた50代の男性が、過去の不正について打ち明けてくれたことがあった。「理由ですか? …

2011年3月3日
僕も上司も同僚もやり過ごす、“ある種”のパワハラの正体

〜言葉しか理解しない社員が事態を悪化させる〜
「僕はやりたくないって言ったのに、『オレの言ったことがなぜ、できない』ってさ。あれって、“ある種のパワハラ”だよ」。本来はパワハラに当たらない言動を、パワハラとあえて認識する。そんな“つもり”じゃなか…

2011年2月24日
部下も、上司も、み~んな“思考停止症候群”?!

〜便利な“正しい言葉”が逃げ道を用意する〜
「何でもかんでもうまくいかないことがあると、“リーダーシップがない”と言う。その途端に、全員が思考停止するんだよ」。ある地方銀行の相談役はこう漏らした。

2011年2月17日
「もう無理」と言い残して“逃げた”45歳の本音

〜現代を生き抜くために必要なアントノフスキーのSOC理論〜
「もう、無理」――。そういって逃げ出したくなるほど追い詰められることは誰にでもある。だが、“普通”は、逃げ出したくても逃げ出さず、何とか耐える。ところが、“彼”は、逃げ出した。すべてを放り出して……。

2011年2月10日
企業の“オトナ買い”に振り回される若者の悲惨

〜見え隠れする「新卒一括採用をやめたくない」企業の本音〜
今回の報道も含め、“3年まで新卒扱い”や“就活を遅らせる”などの、昨今の就活や採用に関する企業の動きを見ていて思うことはただ1つ。結局、「就職難にあえぐ学生をどうにかしようなどと、誰も真剣に考えていな…

2011年2月3日
「女性の部下を面倒くさい」と思う女性上司のジレンマ

〜孤軍奮闘する彼女たちを放置する企業の重すぎる責任〜
「本音を言うと……、女性の部下は面倒くさいんです」。先日、ある大手企業の部長がこうこぼした。まるで色恋沙汰でもめてる男性の言い訳のようである。だが、実はこれ、男性ではなく、女性の部長から発せられた言葉…

2011年1月27日
「内向きな若者」論議のまやかしと不毛

〜伝統工芸の老舗主人に教わった「本当に世界に通じる」ということ〜
もっと海外に目を向けないと国際競争力が失われる。日本が生き残るにはグローバルに活躍できる人材が必要だ。日本で1番を目指しても世界では通用しない……。どれもこれもごもっともに聞こえる意見で、「なるほどね…

2011年1月20日
“群れる”40代上司がもたらす負の連鎖

〜不公平感を募らす下の世代への伝染を防げ〜
「うちの会社って、何をやっているんだか分からない上司がやたらと多いんです」。またもや耳の痛い話を聞いた。何かと評判の良くない40代のバブル世代のことかと思いきや、その上の50代の上司も含まれるという。

2011年1月13日
即戦力をめぐる企業と大学の“共犯”関係

〜自分都合のオトナたちが若者の芽を摘む〜
即戦力って何なのだ? 中途採用でもあるまいし、新人で即戦力などあり得るのだろうか? そもそも、いったいいつから人材を育てるのが大学の役目になってしまったのか? これじゃ企業は、子供のしつけをすべて学校…

2011年1月6日
希望喪失の時代に必要なのは、「開国」よりも「開心」元年

〜菅首相の会見と箱根駅伝の落差で考えた今年のキャッチコピー〜
2011年は「開国元年」。菅直人首相の年頭の記者会見によれば、近代化の道を歩み始めた「明治の開国」、国際社会への復帰を始めた「戦後の開国」に続く、「3番目の開国」を今年は目指すことになるらしい。

2010年12月16日
“使えない上司”を生むイマドキの事情

〜人間ゆえの思い込みが、ギャップを拡大させる〜
あの上司さえいなければ……。日々そう願う部下は少なくない。会社を選ぶことはできても、上司を選ぶことはできない。気に入らない部下を飛ばすことはできても、気に入らない上司を飛ばすことはできない。だから、上…

2010年12月9日
「お金のために会社にしがみつく」自分に嫌気が差す瞬間

〜夢や希望を共有できなくなった企業と働く個人のすれ違い〜
「情けない話なんですけど、結局、僕はお金のために働いてるんです。いや、お金のために会社にしがみついている」。こうこぼすのは48歳のA氏。大手メーカーに勤める部長の男性である。生きるためにはお金が必要で…

2010年12月2日
真面目が“バカ”を見る?! 日本社会の未成熟

〜“当たり前”をこなす人を大切にしない会社に未来はない〜
彼らにとって真面目であることは生命線だ。ところが、世間では真面目であることは、必ずしも評価されない。「真面目だよね」と言われると、からかわれているような気分にさえなることがある。

2010年11月25日
厳選の時代! でも、あいまいな“何か”が就活や会社人生を左右する不条理

〜それでも求められる人材になるために必要な「自律性」〜
社会に出ると、ほとんどの場合、数値化できない何かで評価される。それは、時に「好み」だったり、フィーリングだったり、見た目だったりと、もっともらしく何とでも解釈できる“何か”である。つまり、「人の人によ…

2010年11月18日
1つの“愛”を失った男性の哀切

〜好きな仕事と好きな人との相似形とは〜
「今さらなのですが……」。こう現在の心境を語り始めたのは、IT関連の企業に勤める43歳のA氏。彼は“好きな仕事”だからと、管理職になるのを拒んで専門職の道を選んだが、今では後悔しているという。いったい…

2010年11月11日
えっ人間失格? 若者をマヒさせる“仲間至上主義”

〜ハンカチ王子と岡田ジャパンと、本物の“仲間”〜
「僕はずっと何かを持っていると言われてきました。その“何か”が、今日分かりました。それは……仲間です!」。その瞬間、老若男女関係なく、恐らく日本中の人たちが、「さっすが~!」と、早稲田大学野球部の斎藤…

2010年11月4日
楽天・三木谷会長の英語にツッコむ日本人の本末転倒

〜“Are you pig?”と聞いてしまった先輩CAを救った外国人客の“本物”の会話〜
私は英語を話す時、アメリカ人の前では緊張しないが、隣に聞き耳を立てる日本人がいるとやたらと緊張する。「帰国子女のわりには、発音が悪い」「帰国子女のわりには、文法がおかしい」。そんなことを言われそうな気…

2010年10月28日
「そこまで、やる?」、にわかゴマスリも現れる中年期の“分かれ道”

〜アナタは己と向き合い、“もがき”ますか?〜
「でもね、分かったんですよ。これ以上、上に行くには今までとは違う能力が必要なんです。我が身を捨ててトップを立てる能力、と言えば聞こえはいいですけど、要するに徹底的なゴマスリテク。つまり、役員になれるか…

2010年10月21日
「平日にデートを」が示す菅首相の“本気”

〜時短後進国の汚名返上を何が阻むのか〜
「休むのが怖い」――。そんなふうに思ったことはないだろうか? プライベートで休むと、とやかく言われる。上司に脅されることもある。「有給休暇を利用して休むだけで、自分の評価が下がりそうなので休めません…

2010年10月14日
JALの“白紙スケジュール”で勢いづく解雇解禁論の不気味

〜人間の“気持ち”を無視する組織や社会に未来はない〜
日本航空(JAL)のパイロット370人に、「白紙」のスケジュールが渡された──。先週の金曜日。朝日新聞が一面でこう報じた。私がANAのCA時代に一喜一憂していたスケジュール表が、“赤紙”に変わってしま…

2010年10月7日
「女は家庭」、中山大臣政務官の不適切発言で考えた男女の“距離”の今

〜男も女も生きにくい“男社会”はどこへ行く〜
10月1日、岐阜市で開かれた「女性起業家サミット」の昼食会でのこと。「日本の女性は家庭で働くことを喜びとしている。日本女性が家庭で働くことは日本の文化だ」という発言が飛び出した。発言の主は中山義活・経…

2010年9月30日
漂流し続ける“氷河期”世代の就職難民

〜「遠距離付き合い」が彼らに機会をもたらす〜
「何が一番怖いかって……、いつか“”給料泥棒”と言われるんじゃないかってことなんです。毎日、暇で仕事が全くない状態が続いています」。就職氷河期と呼ばれた2003年に、新卒社会人を対象に行ったインタビュ…

2010年9月16日
40代を襲う“得体の知れない”不安

〜“不惑”ゆえに惑い、気が滅入っていく〜
「長年サラリーマンやってるヤツなら、多かれ少なかれ感じてると思うよ。自分が今の会社の社員ではなくなった時、世間は今と同じように自分を見てくれるだろうか? ってね」。先日、久し振りに会った学生時代の男性…

2010年9月9日
「家に帰るより会社にいたい!」働き蜂ワーカホリックの“現在価値”

〜周りも自分自身も幸せにしない非生産的な人々〜
「なぜ、国や会社から帰宅命令を出されなくちゃいけないんですかね。会社で仕事をしている方が、楽だっていう人もいるってこと分かってほしいですね。僕は仕事が大好きです。ノー残業デーとか地獄。自由に働かせてほ…

2010年9月2日
「自殺大国」に甘んじるニッポン株式会社の“異常”

〜顔の見えるつながりが命を救う〜
OECD加盟国16カ国の中では韓国に次いで2位。男性に限れば1位の「自殺大国」だ。しかしこうした実情とは裏腹に、「自殺者が多い」という実感を持っている人は少ない。恐らく身近な“誰か”が犠牲者にならない…

2010年8月26日
“正社員様”に見下される非正規社員の憂鬱

〜安易な正社員化ではどちらも救われない〜
「私たちが、誰のために働かされているか分かります? 正社員のためですよ。何もしない正社員のために、契約社員は必死で働かされてるんです」。ある会社で非正規社員として働く女性は、こう漏らした。

2010年8月19日
感情を切り売りする時代がもたらす苦難

〜“神様”の奴隷になって疲弊しないために・・・〜
滑り心地は、最高だったことだろう。缶ビールを片手にすべてを放り出して、一気に地上まで滑り降りたのだから。米国の格安航空会社の男性客室乗務員だったスティーブン・スレーターは乗客と口論の末、緊急脱出用のシ…

2010年8月5日
“何もしない”奴ほど出世する?

〜完璧を求めるトップの“罪”〜
何もしない――。これが最近の出世のトレンドらしい。官僚の世界では、「何もしない人ほど出世する」という話は聞いたことはあった。ところが、最近は官僚の世界でなくとも、公務員でなくとも、「何もしない人が出世…

2010年7月29日
上司の“見えない暴力”、それは故意か、無意識か?

〜褒めるのもしかるのも困難な時代のコミュニケーション術〜
ところが、そんなイヤな上司の実態をインタビューしたところ、「ちょっと待った!」と感じる事例が相次いだ。部下たちが思い悩むイヤな上司が、上司の側からすると、「それでイヤな上司と思われ、そんなに思い詰めら…

2010年7月22日
“市場価値”を悟ったエリートの悲哀と希望

〜40代と50代を隔てるタイムリミット〜
「可能性がなくなるっていうのは、結構しんどい。気がつくと組織にしがみついている自分がいてね。若い時にはそういう上司たちを見て、格好悪いなぁと思っていたのに」。大手広告代理店の部長という男性は苦笑しなが…

2010年7月15日
“切りたい社員”を生む、オトナの勝手と新人の甘さ

〜「やりたいこと」症候群が不幸を増幅する〜
それに「だって、切りたくなるような新人ばっかりなんだもん――」と上司たちが嘆きたくなるほど、問題の多い新人だっている。電話が鳴っても、「あの~電話鳴ってますけど……」などと、自分からは一切取ろうとしな…

2010年7月8日
アラフォー女性と男性上司の“同床異夢”

〜カツマーじゃない彼女も救う「ワークライフバランス」〜
先日のことだ。ある中小企業の役員を務める男性が突然、ものすごく言いにくそうに聞いてきた。「失礼なことは重々承知のうえでおうかがいしたいのですが、40代の独身の女性というのは、やっぱりその何というか、結…

2010年7月1日
“岡ちゃん”になりたがる、ボスのヒンシュク

〜他人力なくしてチーム力は高まらない〜
殿もさすがにショックを受けて、「自分も身の引き時だ」と決心したらしい。だが、殿にとって、今回のワールドカップはまたとない“事件”だったのだろう。「このままでは辞められない。もっと社員たちのチーム力を高…

2010年6月24日
デキル上司は、自分がお好き?

〜“コピー症候群”が、部下の成長を阻害する〜
会社の経営陣の一員にまで上り詰めた人は総じて、それまで自分のやってきたことに自信もあれば、うまくやってきたという自負もある。「自分のコピーを作ろう。そうすれば少なくとも自分と同じ程度の人材は育つ」。こ…

2010年6月17日
バカ上司とスーパー上司の“意味深”な関係

〜悪気のない行動が思わぬ“被害者”を生む〜
部下たちには上司を選ぶ権限がない。どんなバカ上司であっても、毎日顔を合わせ、付き合わなくてはならない。だから余計にストレスもたまる。

2010年6月10日
死の悲しみを乗り越えさせた、会社の“力”

〜社員に安らぎを与えるオフィスとは?〜
先日、母親を亡くした知人のA子の一言に、考えさせられた。「会社は私たちを決して守ってはくれないけれど、会社に自分が守られることがある。会社があって本当によかった」。彼女はこう漏らした。

2010年6月3日
辞任なんかじゃ許されない、鳩山首相が落とした“影”

〜首相は一体、何に価値を置いていたのか?〜
実は私は、「鳩山首相はやってくれるんじゃないか」とひそかに期待していた。就任当初から多くのメディアは「県外移設なんて、やれるもんならやってみな」といった報道を繰り返していたが、私は恐らく数少ない「きっ…

2010年5月27日
リストラ犠牲者を拡大させる“同情”という凶器

〜企業は「転籍」や「希望退職」を悪用するな!〜
僕は転籍を結構喜んでいたんです。賃金が減ることにも納得していましたし、この年になって新しい環境で働けるのは、ある意味チャンスだと思っていたんです。ところが辞令が発令されてからというもの、周囲の態度があ…

2010年5月20日
瀬戸際40代に忍び寄る「思秋期」の恐怖

〜生殖性で危機を転機に変え、新たな山頂を目指せ!〜
「何となく自分の行く末も見えるから、いろんな意味であんまり無茶をしないようにって、妙な保身には走っちゃうよね。本当にこれでいいのかといったら、そんなことはないと思うんだけど…」

2010年5月13日
収入激減! それで人生まで“無意味”になった?

〜週刊誌の記事で改めて考えた働くことの意義〜
「給料っていうのは、右肩上がりに上がっていくものと思っていたんだけど、世の中変わっちゃったよね~。あと3年でリタイアだっていうのに、この年になって下がるなんて考えてもいなかった。年収にすると200万円…

2010年4月22日
これって、本当に“命を守る”改正?

〜改正労基法をメディアが報道しない不思議〜
今回の法改正によって、有給休暇の取得が促進されるとの期待もあり、企業の職場は働きやすいものへと“変わるらしい”。“変わる”と言い切らずに、“変わるらしい”と書いたのは、「本当に変わるのか?」といった懸…

2010年4月15日
“裸”になれない上司は、いらない?

〜元気な新人が潰れていく理由〜
初フライトで経験したほとんどが肉体労働で、私が抱いていたCA(客室乗務員)の仕事のイメージとはかけ離れていた。到底自分の“仕事”とは思えず、ショックを受けたが、そんな仕事に納得し、組織に馴染めたのは、…

2010年4月8日
“イチロー”を評価しない、会社の不条理

〜「毎日、同じことを繰り返す」職人は認めてもらえないのか?〜
40年近く工場に通い、作業服で危険な作業に携わって毎日を送ってきた人たち。そんな彼らが、“もういらないよ”と、会社から烙印を押されてしまった現実を、「仕方がないよね」と片付けるしかないのだろうか。高度…

2010年4月1日
なぜ言えない? 報酬公開できぬ経営者たちの“ヒ・ミ・ツ”

〜秘密が生み出す疑惑と不信の連鎖〜
「ひょっとすると、賃金をたくさんもらいすぎて、お金のためだけに働くようになってしまったトップの存在が、いちばんの問題なのかも」と前回書いたが、どうやら経営者たちの中には、「もらいすぎているかもしれない…

2010年3月25日
会社に尽くすかどうかは“お金”次第?

〜春闘が置き去りにしたもの〜
かつての春闘といえば、従業員がいるから会社がある、会社のために従業員がいるわけじゃない、とばかりに、赤い腕章をつけ、組合幹部が徹夜で交渉に臨んだものだった。私も新卒社会人になったときなど、ストライキや…

2010年3月18日
彼女は追いつめられ、“命”を削るまで働いた

〜過労死だけでなく、過労自殺まで招く職場〜
彼女の心が最初に悲鳴を上げたのは、大学卒業後、流通関係の企業に就職したときだった。総合職として大手流通企業に採用になった彼女は、入社してまもなく、デパートの食品売り場で現場研修を命じられる。

2010年3月11日
新卒“一括”採用は、やめられない?

〜敗者復活を阻む、私たちの価値観〜
これだけ自由だ、個人主義だと言われ、いろいろな生き方や価値観を認めるべきと誰もが思い、実際にさまざまな選択肢が増えている“はず”なのに、なぜかみんなと同じ“電車”にこだわってしまう世間がいつまでも存在…

2010年3月4日
今からでも“私”は、変われるのか?

〜真央チャン、とことん悔しがれ、そして…〜
世の中にはうまくいかなかった経験を生かせる人と、そのままダメになっていく人がいる。なかには、「悔しかった」思いだけでなく、必死にがんばっていた経験さえも、時間とともに忘れてしまう人もいる。今回は、「悔…

2010年2月25日
モンスター化した大人が破壊する、子どもたちの大切な“もの”

〜教師たちの“傘”を壊してはいけない〜
「感謝されたくて働いているわけじゃないです。でもね、非難されたり抗議されたりすることはあっても、感謝されることはめっきりなくなりました。子どもたちは受験に成功して塾の講師には感謝しても、僕らには感謝し…

2010年2月18日
不毛なつぶやきは自分への“凶器”に変わる

〜上司部下関係を潤す“宛名のないメール”のススメ〜
公表するために、書く。いつの間にか、そんなことが常識になったようである。多くの人が、いつでも好きなように、ブログで自分の日記を公開したり、ツイッターで自分のつぶやきを140字以内にまとめたり、読者のコ…

2010年2月4日
“女”じゃ、ナゼいけないのですか?

〜“差別”を引き起こす「数の論理」〜
知り合いの3人もの女性が上司から突然呼ばれ、「辞めてもらうと助かるんだけど…」と、屈辱の一言を浴びせられた。いずれの女性も、そんなことを言われてそそくさと「そうします」と従うほど“ヤワ”じゃない。それ…

2010年1月28日
ANA客室乗務員は見た! JAL全盛期の“光”と“影”

〜坂の上の雲【ANA編】〜
時代はANAが国際線に就航して2年目の、「JALに追いつけ、追い越せ!」が全日空社員の合言葉だった頃に遡る。ANAの国際線は、ロサンゼルス、ワシントン、シドニーの3本の長距離路線と、グアム、香港、北京…

2010年1月21日
“誰”のための仕事なのか?

〜リストラで“人”が失うもの〜
「僕、リストラされた時はすごいストレスを抱えました。これからどうしようと不安ばかり募りました。でも今は、仕事がないことが、ストレスじゃなくなりました。慣れちゃったんでしょうか・・・」

2010年1月14日
リーダーよ、会社の真ん中で“愛”を叫べ!

〜上司と部下、同僚同士も、ユーモアでつなぐ“愛”を〜
笑いの少ないこの時代だからこそ、面白い人、面白いことにこだわってもいいのかもしれない。リーダー研修にも、流行のコーチングやクリティカルシンキングは結構だが、ユーモアに関する教育があってもいい。リーダー…

2010年1月7日
私は“何のため”にいるのか?

〜想定外の危機を乗り切る2つの心構え〜
「二番底」。閉塞感を助長させる、なんとも嫌な言葉である。「二番底になってはならない。させないぞ」と語る鳩山首相の心意気もわからないわけではないが、ちっとも心に響かない。2010年を少しでもいい1年にす…

2009年12月24日
人生の1割だけ、超マジでやりぬく!

〜「9対1の法則」が若手社員を動かす〜
日常遭遇する出来事のほとんどは大したことがない出来事で、面と向き合ってエネルギーを費やすに値しない。正面から向き合い、対処しなければならないことは1割程度に過ぎない。だが、その1割をもたないと、その1…

2009年12月17日
会社が壊れ社員が折れる、その前に…

〜異動という妙薬の使い方〜
医師から「パニック障害」と診断され、半年間の休職をした後に復職したA氏。復職後、彼が元気を取り戻す過程に、「元気のない組織」から脱却して「元気ある組織」になるためのヒントがあった。

2009年12月10日
会社はヒマつぶし?

〜“仮面夫婦”化させる、“白い嘘”だらけの求人広告〜
「出世したがらない」「常に受け身である」「二言目には、なぜ僕は評価してもらえないんですか? と言う」。いずれも、私が幾度となく聞いた、若手社員の扱いに苦労する上司たちの悩みである。

2009年12月3日
権力暴走のからくり、社長の“甘い蜜”

〜上司に服従する部下は“思考停止”に〜
「やっぱり社長は楽しい。だって、自分ですべて決められる。大変だとか、孤独だとか、いろいろ言うけど、自分で決められるのは、何事にも替え難い喜びです」。社長という立場がもたらす喜び――。おそらくこのトップ…

2009年11月26日
不況だからこそ、手に入る“シアワセ”

〜「ニューノーマル」な時代の会社人生の処し方〜
あなたは1日の仕事の中で、『小さな幸せ』を感じる瞬間がありますか? 今回は少しばかり視点を変え、この世知辛い世の中だからこそ得ることができる“ストレスに対峙する傘”についてお話しします。まずは客観的に…

2009年11月19日
“上司”が“仕分け人”に変わる瞬間

〜最近の「社内いじめ」の心理学〜
「上司になるまでは普通に話もしたし、決して悪い関係ではなかった。ところが私の上司になった途端、どうせパソコンは使えないだろうからって、一斉メールを僕にだけ送らなかったり、会議でもわざと調べないとわから…

2009年11月12日
“スーパーネズミ”はなぜ死んだ?

〜あなたも“死ぬ”まで働いてしまうかも…〜
“ネズミの過労死”は、「疲労研究班」が行った実験で明らかになった。この実験では、ネズミを10日間、毎日水槽で30分間泳がせることで、「働き続けるメカニズム」を検討したのだ。強制的に水槽遊泳を強いられた…

2009年11月5日
女性社員を怒らせる“子育てパパ”

〜男女共同参画社会の実現に向けて新たなバトル〜
「女はいいよな、逃げ道があって」。今から10年前、政府が推進した「男女共同参画社会」の基本概念を読んだ知人男性が、つぶやいた一言である。「女はいいよな」発言の裏には、苦い経験があった。彼はトップ肝いり…

2009年10月29日
「俺だって疲れているんだ!」―トップの“真の強さ”とは?

〜経営者の心の状態は従業員に伝染する〜
従業員のメンタルヘルスについては色々な取り組みがなされているのに、経営者の心の状態について語られることはほとんどない。経営者のメンタルヘルスを考えることは、広い意味でリーダーの心の問題を考えることにな…

2009年10月22日
働く“理由”―飲む、愚痴る、そして、働け!

〜「ソーシャル・キャピタル」の考え方が労働環境を変える〜
「愚痴はよくないこと」と思う人も多いが、「愚痴を言う」という行為はマイナスばかりではない。愚痴を言ってスッキリすることもあれば、「そうそう」と仲間が共感してくれるだけでホッとすることがある。一緒にネガ…

2009年10月15日
自殺者が多い職場-経営者が置き去りにした“もの”

〜「ソーシャル・キャピタル」の考え方が経営を変える〜
わずか1年8カ月の間に、同じ会社の従業員が24人も自殺。しかも、その背景にあるのが会社の“恐怖政治”。なんと言っていいのか、適当な言葉が思い浮かばないほどショッキングなニュース。

2009年10月8日
あなたは“信じ”、そして“裏切られ”…

〜「心の距離感」を縮め、職場で周りとの信頼関係を築く〜
私の講義の聴講生の1人が、「私、人のことは絶対に信頼しません。裏切られた時がイヤだから…」と言った。彼女は、信頼していた友人に裏切られ、傷ついていた。「1年前、突然、部署を異動になりました。自分のやり…

2009年10月1日
金か出世か? あなたの正当なお値段は

〜給料以外にも働いた報酬はある〜
世の中すべては、カネなのか? 「そうさ、カネだ。カネさえあれば何でもできる。人は裏切るけど、カネは裏切らない」。「いいや、カネじゃない。カネで買えないものこそが、本当は大切だ」。たかがカネ、されどカネ…

2009年9月17日
“嘘”をつかせる会社の常識

〜マイナスの人事異動と自己欺瞞〜
部下B君の異動先は、「おや?」と誰もが疑問に思う部署。いわゆる“飛ばし”や“左遷”といった、マイナスの人事である。辞令を聞いた途端、B君は明らかにショックを受けていた。さて、上司であるあなたは、なんと…

2009年9月10日
女性部下の“敵”と“怒り”

〜正しい“怒り”は自分の成長への導火線〜
何かに懸命になるがゆえに、何かを犠牲にすることがある。ところが、その懸命さが報われなかった時、「こんなにやってきたのに、なぜなんだ!」と、どうしようもない怒りを感じる。自分でよかれ、と思ってやってきた…

2009年9月3日
「社員は“家族”です」の嘘っぱち

〜社長殿、一貫性をもってリストラをせよ!〜
「社員は“家族”ですから…」。数年前、ある会合でそのトップは自慢げに語っていた。自分がどれだけ社員のことを考え、どれだけ大切にしているかを彼は“家族”という、実に便利な言葉で表現したのだ。

2009年8月27日
社長の偽善、社員の諦念

〜「これがサラリーマンの生きる道」なんておかしい〜
A男の変わりように、心を揺さぶられた。そこで今回は、サラリーマン社会に蔓延する「悪性」について、考えてみようと思う。そもそも人間には、周囲から反感を買いながらでも自分のやりたいことを貫き通して生きる「…

2009年8月20日
管理職って本当は何を“管理”するの?

〜いなくてもいい上司から変身しよう〜
「正直ショックだったというか、驚いた。上司がいなくなるのに、彼らは『何も困りません』って口をそろえて言うんだよね」。業績の悪化で、A氏の会社では一部の管理職を関連会社に転籍させることになった。そこで、…

2009年8月6日
何のために働くのか?

〜職安通いする元エリート部長の“真実”〜
信じられない話を風の便りに聞くことがある。知人のA氏のこともそうだった。昔、仕事でお世話になったことがあるA氏が、職安に通っているという。大手商社の部長で、エリート街道を歩いてきたA氏に、いったい何が…

2009年7月30日
死を宣告された男が、仕事に見た“夢”

〜東芝で伝説をつくった西室泰三氏に学ぶ〜
仕事に夢や目標を持てない、なんだかモヤモヤしている…。そんな部下に、上司はどう対応したらいいか。価値ある生き方の見つけ方について考える。

2009年7月23日
女性部下の“オモテ”と“ウラ”

〜なぜ上司の話が伝わらないのか? 〜
「俺の言っていることが、なぜ伝わらないのか」と思う上司。「上司に細かいことをうるさく言われるのは嫌だ」という部下。互いの関係を縮めるには、どうしたらいいのだろうか。

コメントを残す