地震について〜さいたま市は安全か? 液状化マップから見る埼玉県、さいたま市

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ニュース報道で埼玉県久喜市南栗橋地区の液状化によるライフライン破損、住宅破損が取り上げられていました。

今回の地震では沿岸部の埋め立て地に立地する浦安市の液状化被害の深刻さがズームアップされていますが、内陸部でも液状化が発生しやすい地区が存在しています。

埼玉県の液状化に関しては「 埼玉県地震被害想定調査」に想定マップが掲載されていますが、実際に自分たちが立ってる場所と相対的に比較しずらいので、実際の県地図に重ねてみました。(さいたま市はピンク部分)


 


150,000分の1地図をアンダーレイヤに敷いた150dpi相当の
A4版高解像マップを追加しました。

 

(さいたま市をズームアップ)

 

埼玉県液状化マップ(高解像度A4版PDF)をダウンロード

 

ダウンロード利用にあたって

実際には液状化しやすい場所は、地震の震源や断層帯との関係で変わるのでいつでも液状化が懸念されるというわけではありませんが、幾つかの想定を重ねてマップは作成されているようです。

さいたま市は比較的液状化し難い土地のようですが、西側の断層帯にかかった地区では液状化も起こりやすいということになっています。

今回報道された茨城との県境の埼玉県久喜市南栗橋地区はマップ上で液状化が懸念されている土地にあたります。(しかしそんなことを言ったら草加市や三郷などはまるごと沈没する地区ということになってしまう)

報道では久喜市が主導で造成した住宅に入居された住民が、液状化して傾いた住宅について久喜市にいわゆる補償要求を出しておられます。

ネット上には「そんな(液状化)事はちょっと調べれば解ること。自己責任に決まってる」という声もありますが、それなら購入に当たって市側が液状化等の可能性について「説明責任」を果たしていたか、という追求の仕方だってありえます。

確かに情報がネットを通じて入手しやすくなっています。それでも不動産価格がこれらの要素にどれくらい反映されているのか疑問だし、業者も行政もむしろほっかむりしてなるべく詳細な情報は開示しないのが現状です。「市(業者)を信用して購入したのに…」などと嘆くようなことだけは無いようにしたいです。

 

 <掲載に関して>

公的機関の資料の一部やロゴマークを転載するだけで「著作権法違反の犯罪者」と罵る方もおられますが、公的なものは広く認知されるべきであって、特段の不正の拠り所として使うものでもないので、それにはあたらない、と解釈しております。

“地震について〜さいたま市は安全か? 液状化マップから見る埼玉県、さいたま市” への4件の返信

  1. はじめまして。
    見沼区在住です。
    埼玉県のHPではとってもわかりにくかったのですが、こちらでズーム版、大変参考になりましたよ。
    どうもありがとうございます。
    トラバの仕方がよくわからなかったので、リンク貼らせていただきました。
    ついでにツイートも。

  2. >くまりんご

    ズーム版の精度を期待しないでくださいね(笑)
    ただなんとなく符合する場所があったりしますよね
    それくらいに考えてください

  3. 説明責任は国のガイドブックによると販売者側にあります(業法35条1項)。
    契約締結の判断に影響を及ぼす事項は具体的に説明しなければ違法です(重要事項説明書)。
    違法であれば損害賠償事件です。購入者が補償とか行政責任と言っていますが筋違いと思います。東電も補償と言っていますが政府とNHKは賠償と言っています。

  4. 追伸
    大字・字名に沼が付く土地は元は沼か湿地と言われています。
    春日部市大沼地区は沼・湿地の造成地ですが液状化は起きませんでした。
    久喜市副市長は,砂が一番良い埋立土であるので砂で造成したと述べていますが,砂を使用したことに原因が有ると思います。
    埋立土の選定に誤りが有ったと思われます。
    この辺の追求もしかるべきと思います。

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