新型コロナ(武漢肺炎)の感染ピークは5月予測〜ウチのつれあいのウイルス感染人類滅亡シナリオに酷似な展開〜

新型コロナウイルス(武漢肺炎)の中国国内での感染者ピークは、4月下旬から5月との予測が出されています。(4月下旬、重慶で15万人規模の感染とシュミレート)すでに世界的には中国人排斥、黄色人種排斥なども発生しはじめましたが、国内でパンデミックとなれば、地域・地方のヘイト、隣人の疑心暗鬼必至です。

新型コロナ(武漢肺炎) の質の悪さとは

  • 致死率、重症化率は低い →行政機関の初動遅れ、対応決断の遅延
  • 感染時に無症状、もしくは感染判定がむずかしい
  • 潜伏期間時にも他者に感染する可能性
  • 抗体効果期間が短いとも言われ、何度も感染する可能性
  • 現実的に、受け入れる病院は限られている
  • 現実的に、有効と認められる薬、治療法が見つかっていない
  • 以上から感染率が極めて高く、重症化した場合は高齢者ほど絶望的な状況になる、さらに副次感染の繰り返しで "変異" 可能性が上昇

 

目次

春節終わり、在留中国人が日本に戻ってくる

人種差別的にも聞こえますが、春節時に中国に里帰りして再び日本に戻ってくる在留中国人は10万人規模とも言われていて、日本人も含めてこの時期もう既に”武漢には行っていない”という理由で中国からの大量流入はリスクが高いのでは...と心配します。

「日本人の中国全土への渡航禁止」
「中国発行パスポート旅行者、中国訪問履歴のある外国人の入国禁止」

もちろん経済ダメージは計り知れませんが、さっさと移行してもらいたい...と思ってしまうのは今のところジブンの仕事上、プライベートでも中国とのしがらみが無いからですが「冷静な判断」というのが「忖度」なんかに左右されて欲しくは無いワケで、経済損失を勘案しがちな現政権、人権優先な野党ともに”防疫”決断の遅さが不安です。

ウチのつれあいのウイルス感染人類滅亡シナリオ

新型コロナウイルスの状況が、一昨年ウチのつれあいがはまっていた「感染人類破滅ゲーム」で見つけた攻略法〜ウイルス感染シナリオ設定にそっくりで興味深いです。
ゲームの中の話とはいえちょっと引くくらい...

感染力は高いが毒性は低い」ことで各国の感染症対策が遅れる...これが素早く拡散するシナリオポイントですが、現実の新型コロナと共通するとこです。

ゲームのコロナウイルスの外郭(エンベロープ脂質膜?)を最厚設定にすると外界での生存時間が伸びて結果的に感染力が上がるらしいのですが...

新型コロナでも接触感染時の同様な報告があります。さらにインフルエンザに比べて5〜6倍という潜伏期間の長さも関係しているのやも...
世間では「アルコール消毒が効果的」と喧伝されていますが、より貫通力が高い次亜塩素酸を使った方が良いみたいです。

ゲームシナリオでの変曲点でもありますが、実際の新型コロナウイルスの”変異”がどれくらい進行するのか....

新型コロナの遺伝子長は、インフルエンザの15倍とウイルスの中でも最長クラスで、体内でコピーミスが起こる確率が高く、頻繁に変異が起こる可能性が指摘されています。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4377/

「中国忖度会見・甘すぎる見通し」と揶揄されたWHO

現実世界、実際のここまでの経緯を見ていくと政治的な思惑、忖度、無計画な場当たり性が新しい局面々で垣間見れて、ゲームの中で世界を欺きながら感染を広げる際につけ込む設定どおりに実際の行政が動いてる風にも見えます。

ジブンで書いてて”これは悪ノリ・アオリ記事か?”とも思えるのですが、感染症専門医や学者も最悪シナリオを想定しだしたこのタイミング、行政が厳しすぎると揶揄されることもないこのタイミングを逃すと、杞憂に終わる話かもしれませんが反面取り返しがつかなくなるポイントは近いとも感じます。

 

2020.2.10
「若い人は過剰に反応しなくてもいい」 専門家の矛盾

連日の新型コロナウィルス報道でイチバン気になるのが...
「インフルエンザ・ウィルスほど重症化するものではない」
「国内では医療体制が万全なので、重篤化して亡くなる確率は非常に低い」
「警戒はしても、過剰に恐れることはありません 」
「若い人は過剰に反応しなくてもいい」
「騒ぎ過ぎで経済活動にも支障が出るので冷静な対応を」

実際にこんなコメントをする医師・学者先生がチラホラTV番組で見かけるのですが、ほぼほぼ危機感は感じられないし、警報を出し続ける一部の感染症専門医のコメントとは真反対。こちらが警戒するのは呑気なこと言ってる人たちの”まさか”が起きないかと言うコト

現実的には新型コロナウィルスに羅漢した、もしくは疑いのあるヒトが診察に出かけても、中小病院・町医者レベルでは判別付かないし、医者が疑わしいと判断しても有効な治療を処方出来ないと言われてしまいます(通常の肺炎他所処方では改善しない旨の報告を出している医者もいます)

インフルエンザ・ウイルスでは
・予め予見したワクチン対応が出来る
・検査方法が確立している
・予め対処法が確立している
新型コロナウィルスでは、少なくとも末端の現場にこれらの対応策が「無い」状況でそのことが”脅威”なワケです。

「症状が出ないヒトもいます」は、新型コロナウィルスの脅威を代弁していません。実際には「発症してしまうと普通の病院では対応出来ない」クラスの脅威だと言うのがホント。厳重注意を喚起していいくらいの話であって、病院のベッド数を減らす経済行為にしか興味のない厚労省の大本営発表を鵜呑みにすると、いざ発症したとき大病院にあなたのベッドは無いかもしれません。中国の医療現場の状況は対岸の火事ではない、と考えた方が合理的です。

新型コロナウィルスでは若い人に重篤疾患者が少ないか、発症しないヒトさえいることをとらえて「若い人は通常のインフルエンザ並だととらえてあまり過剰に反応しなくてもいい」なんぞと解説する医者や評論家もいたりしますが、潜伏期でも感染力を持つ新型コロナウィルスです。高齢者は若いヒトに近づかない方がいい。

 

免疫システム低下は致命傷〜65歳以上はハイリスクな脅威

「症状が出ないヒトもいます」「死亡者の8割以上が65歳」が同居しているように、弱い者いじめが特徴の高齢者にはハイリスクな新型コロナウィルス。
人生2人に1人は癌の発症が避けられないのと同様、免疫力の低下が著しい高齢者にはウイルスを駆逐する力が足りません。もちろん個人差が大きいシロモノで日頃から免疫強化に親しんでおくのはこんなときのためです。勘違いしているヒトが多いですが抗生物質は”細菌”を駆逐するための薬であってウィルスに効果はありません。またウィルスを駆逐する薬というものもありません。ウィルスを駆逐するのは免疫システムであって、薬にはウィルス増殖を阻害する応援団くらいな役回りが実際のところです。

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2020.2.14
「2月末から3月に入れば自然に終息する」と楽観的な学者さんも...


沖縄県国頭郡本部町出身の獣医ウイルス学者。
獣医学博士。現在、生物資源利用研究所の代表取締役。

「テレビで4月、5月にさらに感染が広がるおそれがあると発言している人がいて唖然としました。コロナウイルスは気温が上がると生きていけないんです。もともと冬の寒い季節に活発になる風邪のウイルスなので、2月末から3月に入れば自然に終息すると私は見ています。正しい知恵と対処法をもって向き合あえば、あと1ヵ月で終息するはずです。恐怖を煽りたてることをやめ、落ち着いて対処してほしいと願うばかりです。」

そうだと良いなぁ...

ただイチャモン申しますと、10年前にこのヒトが「ウィルスを死滅させる効果がある」と論文発表した”センダン葉エキス”、大塚薬品工業株式会社で「ウイルスハンター7」名で製品化されてはいるものの何故かどこにも売ってないんですよ。

そんな平和な話とは裏腹、新型コロナは人工的に合成された可能性を示唆する学者が現れた。もちろん”中国生物兵器説”に繋がります。

 

お部屋のまるごと除菌・脱臭・防カビに次亜塩素酸水による加湿がオススメ

冬場には我が家の定番インフルエンザ予防策です。部屋全体を次亜塩素酸水で加湿しておけば外出帰宅時に上着やカバン等の持ち物を部屋にしばらく置いておくだけで除菌・ウイルス不活性化してくれます。また次亜塩素酸水の酸化力で「結露でカビ発生」なんてこともありません。

 

2020.2.19
中国人のロシア入国、きょうから禁止

アメリカではすでに 2020.2.2より「中国への渡航歴がある外国人の入国禁止」として事実上、中国全土からの旅行者・滞在者の入国を全面拒否しており、台湾や北朝鮮でさえも「中国人入国拒否」処置済みだったのですが、同盟国とも言えるロシアでも「中国人入国拒否」が発動されました。呑気なことを言ってるのはもはや日本と韓国くらいになっています。

 

2020.2.20
下船者2名死亡報道で政府、厚生省の楽観、ずさん対応明らかに

九州・福岡でも初の感染者が出ました。感染履歴は事実上不明で副次感染の人人感染が始まっているのは明らかです。
クルーズ船からの下船者2名(80歳代)死亡報道で政府、厚生省の楽観、ずさん対応明らかになってきました。「新型コロナウィルスはたいしたことない」という一部の医者の楽観論に流されたのか、初期統計の数字に安堵していたのか、あるいは経済悪化への波及を忖度したのか政府も厚労省も医療機関も”非常事態”とは考えていなかったのは明らかです。

2週間前にゲーム設定で書いたように「感染力は高いが毒性は低い」ことで各国の感染症対策が遅れる...これが素早く拡散するシナリオポイントです。というシナリオにまんまとはまり込んでいたと言えます。

 

2020.2.22
新型コロナ肺炎は「パンデミックの瀬戸際」 米専門家が警告

感染者2200万人・死者1万人以上で爆発的「インフル猛威」のアメリカですが、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によれば、一定数の検査診断で例年のインフルエンザペースと変わりなく新型コロナが混合された結果ではないとしています。

そんなアメリカでさえ新型コロナには別段の警戒を持っているわけで、イタリア、韓国で急激な感染者増を受けて「パンデミックの瀬戸際」と言ってます。ちなみに韓国の大学に在学している中国国籍の留学生3万2591人のうち1万9838人が春節を機に中国に帰国しており、来週の29日から中国人留学生が続々韓国に戻ることになっており、3日連続で100人超え感染者を出し日本を抜いて被感染者数2位となった韓国では、今週中にも「中国人入国拒否」に舵を切るのではと言われています。

 

2020.2.25
もはや遅過ぎ「大規模な感染拡大防止の重要な局面」

もはや遅過ぎとも言える土壇場、ニュースで知ったかのような遅さで安倍首相は「大規模な感染拡大防止の重要な局面」として総合的な基本方針を策定しましたが.... 

  • 流行の早期終息を目指しつつ、患者の増加のスピードを可能な限り抑制、流行の規模を抑える
  • 軽度の場合は、自宅での安静・療養を原則
  • 重症者の発生を最小限に食い止める
  • 社会・経済へのインパクトを最小限にとどめる

あいかわらずあいまい模糊ですが、やっと医療崩壊を回避しつつピークをずらす現実的な方針も盛り込まれていますが....。

東京五輪開催中止はほぼ確定?

先週あたりから各国のニュースサイトでもぽつぽつ出ていましたが...このタイミングで国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員(カナダ)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪の開催の可否について、5月下旬が判断の期限になるとの考えを示しました。おまけにトランプ米大統領までもツイッターで「5月24までに!」とか言ってます。

事実上国内流入対策を怠ったままの政府対応ですから、これから蔓延対策を施して感染ピークをずらせたとしても、5月末迄に新型コロナ収束が達成される可能性はかなり低いのではないでしょうか

時期はあくまで例年のインフルエンザ流行-終息を
なぞった場合の個人的な予測です

さらに言えば、仮に日本国内で新型コロナ感染を駆逐できたとしても、既に世界中に広がり始めたものがすべて収束しないのであれば「世界の国からこんにちわ」と東京で新型コロナの再感染流行が発生しないとは言い切れないのだから東京五輪は限りなく”開催中止”なのではないだろうか

さらに輪をかけて言えば、新型コロナがインフルエンザのような季節性(高温高湿度下で収束する)を持っているかのような前提でTVの学者先生は解説しておられますが、もしかしたら新型コロナにインフルエンザのような季節性は無いかもしれない。実際、熱帯地方で流行する類のウイルス性疾患も存在するし、そもそもこの季節性は仮説と実験検証だけで組み立てられたシロモノで、高温高湿度環境の何がウイルス本体を減衰、死滅させるのかははっきりしていない。もしそうだったらさらに長期化するのは言うまでもない、

少なくとも水際の検疫、検査、入院施設、治療法までの対応が五輪開催の日本・東京に完備されていなければ誰も出かけようとは思わない。

米国ジョンズ・ホプキンズ大学のシステム科学工学センター (CSSE)
感染状況の報告レベル

現在、日本は渡航警戒レベル2の「注意強化」に指定されている(中国、韓国はレベル3:渡航中止勧告)わけですが、検査数が増えて感染者数が実態に近づく3月中にはレベル3指定になることはほぼ確実と思われます。

「実態がわからないもの」を過小に評価してきた、もしくは過小に見せたがった政治家、学者、専門医やコメンテーターは、巧みに「嘘は言っていない」のですがそんな輩がここに来て口をつぐむというのは質が悪すぎで、せめて大谷某医師くらい掌返しに”緊急事態”を連呼してもいいのではないか。体裁をつくろう余裕はないのだから...

 

2020.2.27
再感染・再発症する質の悪さ?〜長期戦の様相

「中国広東省で、感染から回復して退院した人の14%が再検査で陽性になっていた」というニュースでは検査方法のずさんさを疑ったモンですが、昨日国内でも同様な症例が確認され【新型コロナは再発症・再感染する】がにわかに注目されています。武漢での感染拡大初期から疑われていましたが、新型コロナ感染では通常生成される抗体が作られにくいか、抗体自体の持続性が極端に短いという特性を持つようです。いずれにしても質の悪過ぎるウィルスです。

現段階では、再感染が”新型コロナの変異”によるものとは考えにくいみたいですが、再感染で治療が長引けば劇症化する可能性が指摘されています。
症状が軽減されたり健常に復帰すると”ウィルスを駆逐できた”と思いがちですが、対免疫戦から撤退して体内でひっそり隠れて体力・免疫が低下するのを伺う類のウィルス(肝炎ウィルスなど)も珍しくありません。いずれにしても新型コロナの潜伏期間は予想以上に長期間ということになります。

これは長期戦になるなぁ... 

 

とうとう世界から閉め出される側の国になりました

中国の一部都市ではあるものの...とうとう中国に入国したら隔離待機させられる国に日本は指定されました。さらに日本がモタモタしているあいだに日本人の入国制限を始めた国もポツポツ出始めました。太平洋の島国ミクロネシア連邦やツバル、サモア、キリバスなどが日本人を含む外国人の入国を拒否、インドネシアが日本人の入国を拒否、イスラエルも日本や韓国に滞在した自国民以外の外国人の入国を禁止、香港も韓国人の香港入境を禁止、日本人は14日間隔離する方針を出しました。

 

2020.2.28
厳戒態勢第一弾「学校休校要請」〜混乱必至

27日安倍総理大臣は来月2日から全国すべての小学校・中学校、それに高校などについて、春休みに入るまで臨時休校とするよう要請する考えを示し、文部科学省は、今後、全国の関係機関に要請を行うとしました。

総理の決断によるとされていますが、本来なら1ヶ月早く警報アナウンスすべきところを何もしなかったところに単なる”思いつき”対応に過ぎず混乱必至です。

感染拡散の視点だけで学校休校に賛同するヒトは多いでしょうが、廻りで右往左往するヒトが激増しそうです。

PCR検査法の「精度の低さ」が問題を複雑に見せているのか

国会や世間ではPCR検査の過小な受診数が問題化しており、自分も「なんでだろ?」くらいは考えてみたのですが、PCR検査を使う現場から「もともと陽性・陰性判定の精度の低さを抱えてる」シロモノとの声が上がっています。
もしそうであれば ”感染判定”だけでなく"潜伏期間の判定"や”再感染”騒ぎの判定など、そもそもな部分がグズグズではないか...果たして各現場は「PCR検査法の精度の低さ」を認識して尚誤差も加味して扱っておられるのか?そもそも「精度の低さ」がデマなのか...白黒を公にしてもらいたいモンだ。そんなことを言ってるそばから新しい検査方法が報告されています
理化学研究所がSmartAmp法と呼ぶ検査法では10〜30分で新型コロナ感染の有無を判定できるとしています。果たして検査数不足と検査精度を改善する救世主となるのでしょうか。もちろん厚生省・感染研が研究データ検閲するので本格実施まではモタこらすること必至ですが、なにしろ”非常事態宣言一歩手前”なのだから...

 

2020.3.3
「わからない」という脅威の混乱

池田先生は「医学的根拠があるわけではないが、18歳以下が感染者の2%程度で、子供から子供への感染がほとんどみられないという統計的事実から考えても、小中高校の一斉休校で新型コロナの感染拡大を止める効果は期待できない」と言っておりますが... 「子供は感染しない」のか「子供は発症しにくい」のか今の処統計ウンヌン言うほど数字の中身が詳らかでありません。

記事の冒頭でも書いたように新型コロナの脅威(質の悪さ)とはモヤモヤと「わからない」ということに尽きます。

政府の対応遅延は経済的ダメージ等を最小化したいとの思惑だったんでしょうが、ここに至って政府も「やりようがなくなった」かのようにヤケクソ気味です。

新型コロナ騒動にまつわる名称等の扱い
WHOは、武漢で発生拡大したとされる新型コロナウイルスによる感染症を「COVID-19」と称するように求めていますが、台湾や米国の一般で使われるのは相変わらず「武漢肺炎 -BUKAN pneumonia-」です。また今回の新型コロナウイルスもSARS同様コウモリ由来の共通した遺伝子配列を持っているので「SARS2」と呼ぶ人達もいます。
ちなみに新型コロナウイルス自体は「2019-nCoV」もしくは「SARS-CoV-2」と呼ばれています。

「武漢肺炎」か「SARS 2」と呼ぶのがしっくりきます...

 

2020.3.5
新型コロナウイルスに2つの型が... 当初から変異は始まっていた?

北京大学の研究者らは、103個のサンプルを分析した結果、新型コロナが「L型」と「S型」大きく2つのタイプに分類できると論文発表。新型コロナ全体の約7割を占めるL型の方が感染力が強いく、S型はコウモリから検出されたコロナウイルス遺伝子と似ており、より古くから存在していたとみられています。

「S型がL型に変異していた」とも読めるのですが、数日前にWHOと中国合同調査団が「ウイルスの変異はみられない」と発表したばかりで、第三者機関での検証が必要のようです。前述のとおり、新型コロナの遺伝子長は、インフルエンザの15倍とウイルスの中でも最長クラスで、体内でコピーミスが起こる確率が高く、変異が起こる可能性が高いと言われています。

ウイルスは感染流行と拡散で変異しゲノムの塩基がランダムに変わります。新型コロナウイルスでも遺伝情報の変化を追跡することで、拡散経路や時系列の確認からウイルスの進化の様子が確認できたりします。新型コロナウイルスでも既に多数の分岐が確認されています。


ネクストストレイン(Nextstrain)

 

2020.3.11
WHOパンデミック宣言〜新型コロナ国内感染の収束予測〜

世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスの感染拡大について、世界的な大流行を意味する「パンデミックと呼べる状態」と宣言しました。中国では大規模な封じ込め策により当初1月末時点での感染ピーク予測を大幅に短縮させ、感染ピークを過ぎて現在は収束状況となっております。国内感染はまだまだピークを迎えたとは言えない状況であり、日本では中国のような極端な封じ込め手法は取れなないので、国内での収束時期は予想しにくいですが、上手く封じ込め対策が取られれば概ね1ヶ月遅れの4月上旬あたりで収束してくれるやもしれません。

出典:JETRO

 

2020.3.24
中国政府が主張する「新規感染者ゼロ」は全くの嘘だった

新型コロナ終息宣言を3月早々にぶち上げ現在も「新規感染者ゼロ」と言いつのる中国政府ですが、やはり話はそう簡単に終わっていないようで、2月末に無症状の新型コロナウイルス感染者が4万3000人以上いながら、政府の独自基準に基づいて公表していなかったと報じています。


・新型コロナ「陽性」者でも無症状なら感染者にカウントしない
・治療後、再感染した「陽性」者は感染者にカウントしない
う〜んこれは「なるべく検査しないから感染者も少ない日本式」と似たり寄ったりかもしれないが、現在でも中国国内での感染者は1万人規模で発生している可能性があり、少なくとも3月初頭の中華発表を丸呑み信用して「(日本でも)4月上旬あたりで収束してくれるやもしれません」とか言ったジブンが恥ずかしいです。
とは言っても中国で新たな重篤者が多く発生したとは聞こえていないので、すでに集団免疫獲得の状況まで進んでいるのやもしれませんが、中国国内の流通が再起動後はまた他の地方で感染爆発がおこるやもしれません。

30年前にジブンが謎の肺炎(中国の風土病)と診断されたときも味覚障害に長く悩まされました。

 

2020.3.25
やはり新型コロナに季節性は無い...1年以上の長期戦か

確たる根拠もなくインフルエンザと対比して楽観的なことを言う専門医や識者がいましたが、恐れていたとおり新型コロナに季節性は無いようです。同時多発な爆発感染を避けながら、医療崩壊しない程度に地道に重篤感染者を治療し、いわゆる「集団免疫」獲得まで気長に時を稼ぐしかないのかもしれません。

効率だけで言うなら、ワクチン、治療薬が出来るまで重篤・死亡リスクが高い60歳以上を完全隔離のうえで若い世代に「集団免疫」強制させ、そのなかで少数の重篤者のみサポートすれば医療崩壊も無いし、経済活動もバンバンやれるでしょうな...おおよそコイツが言ってるのはそんな類の話です。

週間プレイボーイ 2020-12

現在は”当たるも八卦”的に既存薬を試して使用されていますが、新型コロナは別名「SARS2」と呼ばれるように遺伝情報の70%がSARSと共通で、早くからワクチン、特効薬開発が早期におこなわれる可能性が言われています。ただRSウイルス感染症のように「ワクチンも特効薬も無い」状況も考えられるわけで、せめて新型コロナ用モノクローナル抗体の生成だけでも急いでもらいたいモンです。

 

2020.3.30
100年前の結核ワクチン(BCG)は新型コロナに有効か?

先週、BCG摂取者は新型コロナに感染しにくい、もしくは重篤化しにくいというニュースが流れておりましたが、米国、オーストラリア等で、BCGワクチンを医療従事者に投与する試験が開始されたようです。

日本や台湾での新型コロナ感染者「死亡者数」の少なさはそんなところにもあるやもです。またモーニングショーでドイツでの新型コロナ感染者の「死亡率」が極めて低いのを解説しておりましたが、やはり徹底したPCR検査体制(5万人以上/日)で感染者を特定→外出禁止等の隔離が幸を奏したとのこと。
日本ではPCR検査の精度を云々した挙げ句「医療崩壊につながる!」とヒステリックに触れ回っていた女医さんとかコメンテーターとかいたんですが、感染者判定=病院入院隔離なんてレギュレーションをさっさと変更すればいいだけの話なのに、結局グズグズして遅らせる大きな要因になってます。それよりさっさと簡易検査キット導入してくれないでしょうか。

 

2020.4.7
緊急事態宣言 発令〜本音は「自主的な自粛が進むのではないか...」なんだと

東京、大阪、神奈川、埼玉、千葉、福岡を対象に緊急事態宣言が発令されました。
強制力はほとんど無く、「自主的な自粛が進むのではないか...」というのが政府・官僚の思惑でお上の発令に村八分を期待して言うことを効かせようくらいの意味しかない。「保証」についても懐具合に影響が出ない公務員の言いたか放題な愚策、国民生活実態を知らなさ過ぎる馬鹿野郎に見えて「こんな奴らの言い分をホイホイ聞くわけにはいかない」切実なヒトはたくさん発生しています。次回選挙では自民党取り潰し、行政大改革くらいしてやりたい気分です。

2020.4.9
へっぽこ「非常事態宣言」後、感染爆発始まりました。

半数以上でクラスタ追跡できない感染者が占めるようになりました...

さらに、4/9 大阪92人、東京181人を記録しました...

いまだに日本政府は経済崩壊防止の観点でしか動いておりません。もしかしたら功を奏するやもしれませんが...前述のゲーム画面ではこう予告しております。

「新型コロナ経済対策は史上最大規模108兆円」の中身が実は経済復興促進予算60%、既に予算措置済み費用25%、助成金(借金融通措置)10%で、実質的な経済救済に配られる現ナマ予算は5%程に過ぎない”どケチぶり”がバレて「もうこんな政府も行政も要らない!」と諦められている状況がすでに「日本政府崩壊」の序章のようにも見えます。

2020.4.16
「人との接触8割減」達成できなければ医療崩壊〜最悪死者41万人

厚労省専門家チーム が緊急提言。
パンデミックが止められない場合、最悪85万人の重篤患者が発生し、医療崩壊発生に伴い41万人の死者が出る。そのためにもこの2週間で「人との接触8割減」を達成しなければならないと警告を鳴らしています。

ウチのつれあいは「なんで休業しないんだよ」とぼやいておりますが、”公共企業”分類にあたるため会社のため機能停止できないらしく電車通勤が続いております。幸い来週からマイカー通勤の許可がおりて本人は渋々ながらも一安心です。

市民と政府と医療機関の3者で新型コロナに対する”実感”には天地ほど差が出来てるように感じられます。主要駅前に献血テントさながらのPCR検査テント張ってデモンストレーション的にも見える”野戦病院”でも出さない限り、問答無用に30万円バラまかない限りは「新型コロナ戦争」はリアルにならない気がします。

2020.4.20
蔓延期、医療崩壊 &生活崩壊が進行中とも言えます

「非常事態宣言」以降、”判明した”毎日の感染者数はやや高止まりな状況で、まさに蔓延期を迎えております。

新型コロナ受入病院では医療崩壊がじわじわ進んでいると聞きます。当初からこのブログでは”質が悪い”と称していたとおり、フツーの病院でもフツーに熱が出ただけで最近は凶悪なウイルス感染者扱いで”受診お断り”されるそうです(救急車で半日たらい回しニュースもありました)

本格感染が広がった2月(海外取引が絡んでいたウチなんて1月から)以降経済的なダメージをモロに受ける中小企業・事業者では生活崩壊する困窮度に達しています。「10万円個人に一律給付」早くしてもらいたいですが、焼け石に水であるのは明らかです。

常識的には誰も口にしませんが...「公務員も給与半額にしろ!」くらいの経済崩壊に向かう可能性だってあります。

新型コロナでイチバン驚いたのは、エアロゾル状態で3時間、接触・付着する対象物によっては24〜72時間はウイルス活性が消えないというモノ。
インフルエンザ等一般的にウイルスが空気中で活性化できる時間はほんの僅かで、付着した状態でも数時間程度という常識は捨てないと駄目です。

確かに当初からゲームの設定という観点で「ゲームのコロナウイルスの外郭(エンベロープ脂質膜?)を最厚設定にすると外界での生存時間が伸びて結果的に感染力が上がるらしいのですが...」と紹介しておりましたが、まさか実際にこれほど長時間ウイルスが活性化できるとは思っておりませんでした。

2020.4.21
新型コロナ第2波はハイブリッド?

新型コロナの「遺伝指紋」から変異パターンは大別で3種類、世界中には17種類の亜種が存在することが確認されています。

最近、日本国内に”ヨーロッパ型”と呼ばれる新型コロナの亜種が侵入したと言われており、これまでの感染フェーズとは異なる展開も危惧されます。

すでに新型コロナのみかけ上のピークアウトを予測して「経済活動の再起動」を訴える政治家や経済学者、にわか評論家が出没し始めていますが、グローバルな往来が復活すれば新型コロナ亜種のシェイクも始まり、確実に新型コロナ第2波の呼び水になります。

中国に蔓延しゲノム解析が進んだ1月時点で、新型コロナは如何にも合成臭いと言われていましたが、さらには新型コロナ「遺伝指紋」に人工的痕跡があるとする研究者報告もあり「武漢研究所起源説」は現在でもくすぶり続けています。

すでに中国には前科があると伝えています....

アビガン等まだ対処療法的な薬しかない状況で、新型コロナの抗体反応自体に?が点灯していたりそもそも果たして根治に資するワクチンが出来るのかという疑問符も出ています。そんな身も蓋もない心配に気を病んでもしょうがないのですが、ジブンがイチバン脅威に感じていることは、エアロゾル状態で3時間、接触・付着する対象物によっては24〜72時間はウイルス活性が消えないという特質。
インフルエンザ等一般的にウイルスが空気中で活性化できる時間はほんの僅かで、付着した状態でも数時間程度という常識は捨てないと駄目です。確かに前述の「人類破滅ゲーム」の設定では「ゲームのコロナウイルスの外郭(エンベロープ脂質膜?)を最厚設定にすると外界での生存時間が伸びて結果的に感染力が上がるらしい」と紹介しておりましたが、まさか実際にこれほど長時間ウイルスが活性化できるとは思っておりませんでした。
そうすると潔癖症なヒトならずとも、本屋で本を手に取ることも、棚からポテトチップスの袋を取ることも躊躇しようと言うもんです...まぁ以前だったら「考え過ぎ」と笑い飛ばしていたことなんですが...

ちょっとショックだったのが「新型コロナは猫にも感染する」という記事

「猫やフェレットが新型コロナウイルスのために重い症状が出たり死んだりすることが証明されたわけではないので、飼い主が極度に心配する必要はない」とされていますが...猫に感染した新型ウイルスが変異して再度ヒト感染したとき、新型ウイルスはさらに凶悪化するやもしれません。

あくまでゲームの設定シナリオ、ブラックなジョークで終われば良いですね。

 

 

2020.5.8
オダガキ理論は新型コロナ収束と経済復活を両立させる光明か

マスメディアでは2週間以上古い情報を使ってニュースを組んだりしていますが、たまにはホットなニュースを見かけたりシます。

新型コロナウイルスのPCR検査を増やし、感染者の随時隔離療養を倍増できれば、国民の接触機会は、「5割減」でも早期に感染収束させられるとする計算結果を、九州大学の小田垣孝名誉教授(社会物理学)が発表しています。

論文はコチラ

経済活動復活と感染収束をの両立は「PCR検査数」にあることを定量的に示した。