高騰続くメモリー価格は反転下落するのか?〜価格推移〜

 H25.2月現在においてもメモリー価格の高騰が止まりません。絶対生産量が増えていない(むしろ一時的に流通量は減ってる)のと、スマホを含むメーカーのビジネススキームが部品工場の”囲い込み”に動いているので、一般市況向けに供給される量が絞られてしまっている、という現状です。市場予測なんかあてにはできません。メモリーが必要な人は必要な時にすぐ購入しておくのがよろしからんです。

 

Macユーザーは「メモリー増設早見表」ご利用ください 

-------- H24.8月の記事 --------

昨年末以来、高騰続くメモリー価格が9月以降反転下落するかもしれないという市場予測が出ていたのでアキバ卸商の知り合いに尋ねたトコロ「8月入荷分は揚げ止まり傾向だが,9月以降は終わってみないと解らない」でした。

メモリー価格は「アベノミクスの円高」とは無関係(同時期のHDD価格はほぼフラット)で、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどのメーカー各社の強気な見込み発注に由来しています。
とりわけアップルのiPhoneや iPadなど販売構想時から億単位の予約発注(と言うより発注先工場への取り置き確保の恫喝?)を出すので価格高騰に相当効いています。

タブレット市場は空振りが続いてスマホ市場も予想以上には伸びていないのを受けての下方修正市場予測ではあるのですが、噂の廉価版iPhoneが起爆してアップルの強気予想を上回るようなことにでもなれば、すぐに沸騰状態になる可能性もあります。


サハロフの秋葉原レポートより転載 H25.8月更新