もはや老人の頭を軋ませるほどスゴイ! ~ Windows Phone 7

先日発表された「Windows Phone 7」の概要はスゴイ! iPhone や Androidとは違う次元で、という注釈付きだが、とりわけユースフルで革新的なインターフェースに驚かされます。ガラガラポンをやってくれたバックグラウンドが、またまた大きなウェーブを巻き起こしそうです。

iPhoneは、APPLE城に囲われて旨く・安全に管理された住人による「Happy!」を享受できるように提供されたビジネスモデル、Androidは、Googleネットワークを主幹線道路にしてサービスエリアに出店する企業や、立ち寄る人達へのサービスをパッケージにしようとするビジネスモデル、そんな紋切りで考えればWindows Phone 7 だって Microsoft のビジネス戦略モデルが透けて見える...ような気にはなりますが、最も大事は Windows Phone 7 が持ち出した「携帯電話の完全なPC化」 です。 

ここ最近の携帯端末のトレンドは、どれだけリアルネットワークに接続できるか、だったし、APPLEはゲーム端末機としてのアドバンテージも持っていたと思います。 Androidは囲いを Google幹線のフリースペースに広げようとして頓挫していますが、それぞれネットワークに特化した代物だったはずです。そしてMicrosoftの「Windows Mobile」はいろんな意味でビジネスライクな仕組みが承けず衰退状況でした。 だから、Windows Phone 7ではそんな土俵をひっくり返して(事実上Windows Mobileも捨てて!) 元のPC市場をそのままネットワークに引きずり込む仕組みを打ち出した。 というのが今回の衝撃ですね。