brother DCP-J968N購入〜1万円以下で買うベストパフォーマンスなプリンター複合機
レーベル印刷専門に10年以上働いてくれた「EPSON PX-G900」の代替えカラープリンターとして「brother DCP-J968N」を購入です。「写真画質」にこだわるのはもうコリゴリ、複合機としてのパフォーマンスにこだわった機種選定です。
一部の爆安店で買った商品に「インクカートリッジが付属していなかった」旨の書き込みをネットで見ていたのでちょっと心配しておりましたが、スターター甩インクカートリッジはちゃんと付属しておりました。
プリンター本体
意外やけっこうに重量級です。
調べてみるとサイズ的にほぼ同じ我が家のEPSON PX-045Aが3.9kgなのに対して、brother DCP-J968Nは8.6kgと倍以上の重量があります。実際、けっこうに堅牢そうなボディーです。
我が家の選択ポイント
- レーベル印刷対応機
かつてのようにCDR/DVDRが消費されなくなって、プリンターにレーベル印刷機能は搭載されなくなってきました。DCP-J968Nは最低価格帯でレーベル印刷機能を搭載するモデルです。
- 有線LAN/無線LAN/USB接続に対応
1万円以下の最低価格帯カラープリンターではインターフェースが無線LANもしくはUSBしかついていません。我が家としてはルーター有線LAN接続で確実性を担保したかった(ルーター経由で無線LAN対応)ので、この価格帯での有線LAN対応はすごくありがたい。
- CMYK4色インク対応
「写真高画質」を謳った8色別体インクのカラープリンタなど我が家には愚の骨頂です。まず写真を印刷する機会が殆ど無いしそんなときは街の写真プリント屋を使います。それより各インクの減り具合を管理する方が面倒だし不経済!というのが我が家の結論。「ブラックインクだけでモノクロ印刷出来る」という当たり前のようなことがやっと出来るようになってホッとします。
※自動ヘッドクリーニングで時々勝手にお掃除を始めます。色々ご意見あるみたいですが「(インク固着で)使いたいときに使えない」ことを数多く経験したジブンとしては、ありがたい機能、昔のエプソンみたいにヘッドクリーニングだけで全色インク大量消費というワケでも無いようです。
- 自動原稿送りによるコピー機能
スキャナー自体は我が家に既存するので不要なシロモノなのですが、面倒なカラー原稿のコピーも一括(最大20枚)処理してくれる自動原稿送り機能、赤ペン囲み部分だけを自動スキャンする機能などが付属されるとなるとコレは別モノ!スキャン/コピー作業は前面ディスプレイだけで完結、データは登録したSNSやクラウドにアップロードしたり、メール添付送付も出来たりします。
- スキャンデータのクラウドへの自動アップロード
PCが要らない、スマホも要らない、USBメモリーも要らない
購入前には想定していなかったのですが、これが便利至極で仕事の段取りや時間の節約に貢献してくれてます。
- 平面給紙トレイ付属
背面手差しトレイだけだと印刷後に余った紙を放置してヨレヨレにして使えなくというコト度々、なもので収納型の平面給紙トレイが付属するのはスゴくありがたいです。
その他、スマホやタブレットからの印刷はもちろんですが、クラウドからの印刷、USB・SDメモリーカードからの直接印刷などにも対応した結果、プリンター操作自体にパソコンやスマホは不要なので何かと便利。
我が家の紙印刷の主力プリンター EPSON PX-045Aに欠けている機能を補完して余りある重装備ながら実売1万円そこそこと言うのは驚きです。
プリンター選びに「極上の写真品質」を望むヒトには向かないかもしれませんが、「テキストやイラスト主体の印刷」には全く問題ないレベルだし、複合機能にメリットを感じるヒトには ベストパフォーマンスなプリンターだと思います。
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カラープリンターがパーソナルユースになった90年代、インク商法突入とスキャナ、レーベル印刷が当たり前になった00年代、スマホ・ネット対応な複合機性能もパーソナルな時代です。
※2017,10 マイナーチェンジ版 DCP-J973Nが発売されます。機能も中身もほとんど変わらずお値段は2倍弱まで跳ね上がる模様... 購入検討される方はお早めに
※2021.3 マイナーチェンジ版 DCP-J987Nが発売されましたが、機能も中身もほとんど変わらずお値段は3倍弱まで跳ね上がりました。ただこれだけ機能満載プリンタの対抗馬が同価格帯になかなか見当たらない状況なので、選択肢としてはベターかと...