日々の雑感〜QuickTime の終焉

WWDC 2018でアップルは、次期macOSでは 32-bitアプリ及びQuickTime、Java 1.6フレームワークをサポートしないと発表していましたが、10/9、アップルの日本語サポートページでも正式に「サポート終了」を告知しました。

「QuickTime」という名称はQuickTime Xとして継続されますが(次期mac OS発表時に名称変更するかもしれませんが)QuickTime -wiki-に記されているとおり、1991年に発表されQuickTime 7迄開発が続いた旧Mac OSマルチメディア技術の体系は終焉を迎えたことになります。

QuickTime 7 Player

実際問題としては、Mac OS X v10.6で導入されたCocoaベースのQuickTime Xによる技術体系やアプリサポートが浸透するのにじゅうぶんな時間を掛けましたから、旧来のQuickTimeが消えようが大きな混乱が起こるわけでもなく、ただ郷愁の対象として「マルチメディア」という言葉を生み出したQuickTime直系の系譜に敬意を込めてさよならを言いたいです。

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