いま話題の360度撮影のドライブレコーダー〜あおり運転トラブル対策〜その種類と現状
白いSUV(BMW X5)あおり運転・暴行事件を受けて、世間では「車内を含む360度撮影のドライブレコーダー」への関心が急上昇だという。昨年上半期まで世間では未だ「国産・小型・格安」ドライブレコーダーが売れ筋で、我が家では昨年のGW明けに「前方だけでは足りない、後方監視も必要」と前後2カメラ版を奢ったつもりだったのですが、今回の事件で世間は更に先をいくことになりました。
「360度撮影のドライブレコーダー」と言っても幾つかの仕様があります。
- ドーム型レンズ搭載型
ドーム型レンズにより車内を中心に全方位を一括記録する、いわゆる360度アクション・カメラの流れで作られたタイプ。後方視界は車内越しになるので鮮明とは言い難いのと、車内に障害物があると意味をなさない、動画再生には専用アプリが必要なトコもちょっと... - 車内搭載の前後2カメラ型
前後に向けた広角レンズ搭載2カメラで同時録画をおこなうタイプ。どうしても2カメラの間で死角が出来てしまうのと、やはり後方視界は車内越しになるので... ただ動画再生はPCやスマホでも再生出来るフォーマットを採用しているものが多い。
- 上記後+後方リアカメラ
後方視界専用にリヤカメラを追加して保険を掛けたタイプ。これは万全な気がするが...現在のところ構成が間に合わせ的な製品にも思える。
目次
ドーム型レンズ搭載型
Carmate d'Action 360 DC3000
ドーム型レンズを使って室内を含む360度を記録する代表的ドライブレコーダー
記録画素数:2880×2880(4K相当:約800万画素)とじゅうぶん過ぎるスペック。
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国産にこだわらなければ高評価なAKEEYOがリーズナブルです
車内搭載の前後2カメラ型
外観がシンプル・スマートで画質性能も標準以上、「micro SD カード256GBまでサポート」「WiFi機能搭載でスマホ専用アプリにてSNS共有」でポイント高し!
車内搭載の前後2カメラ型+後方リアカメラ
100を超える高評価の内容を読んでもその旨のクレームは発生していないように見えるのですが、販売サイドがそう告知している以上、3カメラ搭載を謳いながら実質的には任意の2カメラ録画のドライブレコーダーということです。類似品多数ですが記載が無いものも同様だと考えるのが合理的です。
そもそも...
amazonのドライブレコーダーで度々見かけるリア用カメラですが、もともとバック時の安全確認程度の用途用のモノ「VGA 640 x480」解像度しかありません。じゅうぶんな解像度の後方映像を記録したいなら、コレがリアカメラで付いてる製品は避けた方がイイということですね。
前述のとおり現状は”間に合わせ”感が濃く「車内搭載の前後2カメラ型+後方リアカメラ」というジャンルの正規製品はこれから企画されるモノだと思っていいでしょう。
帯に短し襷に長し...な現状
車内を含めた「360度撮影のドライブレコーダー」という要件で探すと、現在のトコロじゅうぶんな解像度の後方映像を記録できる製品は見当たりません。あおり運転トラブルの証拠保全がメインであれば、やはりじゅうぶんな解像度の後方映像を記録できるリア用カメラを持つ「前後2カメラ製品」から選択するのが吉な気がします。
「前後ともデジタル放送と同じ210万画素(1920x1080)カメラを採用」がポイントの国内メーカー製品2機種。
F1.8の明るいレンズを前後のカメラ両方に採用、 前後カメラのレンズ性能はF2.0/F2.4と及第点ながら、水平画角115度というのがちょっと旧型っぽい我が家が選択したのはコストパフォーマンス抜群な中華製アクションカメラ系のドラレコです。
前後カメラ同時記録時「200万画素1080P(1920x1080)」解像度、フロントカメラは6層レンズで水平画角150度と及第点。これで1万円切りですから...amazonレビュー数、評価点ともに高く、なにより不良率が非常に低いです。我が家の同製品は、装着から1年以上経ちますが特に不具合発生しておりません。オススメです。