ソフトバンク「iPhone4S 実質無償機種変更キャンペーン」〜それほど驚く内容でもなく「実質」はどうかと思うぞ...

我先にと並んで IPhone4Sの販売開始に並んでいるヒトたちがTV中継されてるのを見て「健気ですなぁ」と想いながらも「馬鹿ども、毎回よくがんばるなぁ」と口に出てしまうのはヤッカミ半分であるからに違いないです。孫さんのTwitterリップサービスで改定された「iPhone4S 実質無償機種変更キャンペーン」は、iPhone3G/3GSユーザーにも魅力的なキャンペーンになったのか?

まず料金プランを見てみます。なんだか得した気にならないいつもの「実質無料キャンペーン」と同じです。「機種に応じた一定額を通信料から割引」と言いながら基本料金は対象外という胡散臭い「月々割」なるものを、本体の分割月額債務に合わせたカモフラージュに使っているだけだから(一括購入ならその分通信費が割り引かれる)姑息さ満点の中身を「実質負担0円」とか言ってる。小声で「これは詐欺商法じゃないかぁ?」とかつぶやきたくなるくらいです。

今回は3G/3GSユーザー向けに実質的な値引き特典があるのが新しい。
・割賦残債相当額を、機種変更後の毎月の利用料金から割賦請求の残回数分分割してキャッシュバック
(実質的に旧機種残債務を帳消し)
・一括購入/支払い済みの場合は一律6,000円とし、1,000円を6回に分割しキャッシュバック

実際に3G/3GSユーザーで1年以上の分割残債務を抱えている人はほとんどいないでしょうから、3G/3GSユーザーにとっては単純に「6000円キャッシュバック」キャンペーンだと考えていいかと。

それを踏まえて考えるとiPhone4 のときでもゲリラ的に「他社から乗り換えで50,000円キャッシュバック」なんてことをやってるソフトバンクですから、賢い立ち回りは幾らでも考えられます。ただそんなことを「面倒くさい」と考えるか「楽しい ♪」と考えるかだけです。