お薬の海外調達〜とても元気な闘病生活犬ボストンテリアさんちゃん〜

4月には11歳になるボストンテリアのさんちゃん、朝の全力ダッシュも健在で元気なやんちゃぶりからは全く”闘病生活犬”には見えませんが、一昨年の冬に下痢が1週間ほど続いたあたりから始まって一時期は体重が2/3(13.5kg→9.5kg)まで減少、あばら骨が浮くほど痩せてました。

ただ痩せても食欲と元気だけは健在だったので「どうしたんだろう」が随分と長い間つづいて、2件目の病院でアジソン病(副腎皮質機能低下症)と判明....あれ?ジブンが10年前に罹ったバセドウ病と似ております。

冬ざれて朝霜の散歩道です

ステロイドと抗生物質の投与で下痢は止まったのですが、あまり与えたくない薬であります。しかしながらとりあえず体重が元に戻るまでは、ということで昨年は2週間に一度の病院通いと療養食への切り替えで、家計に占めるさんちゃん費用比率は一気に10倍以上!になってました。


さんちゃんが苦手な療養食

療養食は病院から「ロイヤルカナン アミノペプチド フォーミュラ」を勧められていたのですがどうにも彼は気に入らないご様子、試しに国産療養食を与えたところ下痢再発。どうやら彼のお気に入りは「ロイヤルカナン W/D」の方らしいのですが、医者的には「アミノペプチドの方が...」という。

そこで探してきたのが「bosch ハイプレミアム スペシャルライト」というドイツ製アミノペプチド系療養食で、よく食べてウンチもちゃんと固まってくれるベストマッチフード。体重が戻って(12kg)お通じも良好な現在ではメタボ注意もあり夕飯は「ロイヤルカナン W/D」です。

 アジソン病というのはなかなか完治が難しい病気らしく具体的には腸のひだひだがノッペリして栄養摂取が不足してウンチが固まらない(下痢)という症状になるんだとか。さんちゃんも人間で言えばジブンと同い年くらいなので、慢性化→長期治療となる場合が多いとのこと。

ここで現実的な問題が”お薬代”です。
ステロイドと抗生物質とビタミン剤、ご存じのように犬用というものではなくて基本的にはヒト用の薬を転用してるワケですが、1ヶ月分が2万円超と大層な金額。薬価を調べると1/20位なのですが....

処方箋と取扱い方を1年で勉強し昨年の中途から”これは個人輸入した方がいい”と思い立ち、現在は1/5位の費用で調達できるようになりました。

https://sg.mimaki-family.com/

動物病院が処方箋薬の不当な価格設定をしていると言う気はないのですが、如何せん可処分所得に占める割合が大きなモノですし、長期に渡るモノなので安いところから調達するという自然な流れでございます。

現在では投薬量も初期の半分以下、隔月で推移検査のみ動物病院のお世話になっています。